鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年5月13日号 NO.1613

●12年度都道府県別鉄骨需要/31地区で前年より増加
●国交省都道府県別着工統計/S造は30県で増加
●新日鉄住金EN/関東SB総会に115名参集
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●日綜産業/創立45周年沖縄記念大会に750名
●関東版
●北陸版
●アキテック(埼玉)/間柱アンカー拡販へ営業強化
●新社長/イタガキ建鉄(栃木県)・板垣聡史氏
●ビッグリング(兵庫)/黒字導く日報ソフトを発売
●神奈川県鉄構業協組/県と市への予算要望で協議

全体的に需要は堅調に推移

選別受注の推進ファブ目立つ

コストは〝一進一退〟の局面

 国土交通省の建築着工統計による12年度鉄骨需要は、推定で約480万トンと前年度比11%増となった。なかでも需要用途別で店舗、倉庫、工場の堅調な伸びと物件の大型化が目立つ。緩やかな景気の回復基調を反映して主要ファブの工場稼働率は「今夏まで繁忙期が継続」とする声が多い。

12年度都道府県別鉄骨需要

31都道府県で前年より増加

東北地区は31.3%増加

 国土交通省が発表した建築着工統計から換算した12年度の鉄骨需要量は、前年度比10.4%増の475万9534トンとなった。都道府県別の鉄骨需要量は、宮城が同49.2%増のほか、福島が同46.8%増、岩手が同37.2%増と被災3県が大幅増となり、復興の兆しがみえてきたもようだ。

関東SB会で説明会

スタンパッケージRの施工例3件

新日鉄住金エンジニアリング

 新日鉄住金エンジニアリングが開発したシステム建築「スタンパッケージ」の施工会社などで組織される関東スタンビルディング会(会長=滝田敦・藤井産業建設部長、略称・関東SB会)は4月25日、東京・西新宿の京王プラザホテルで、13年度の総会を開催した。総会終了後にスタンパッケージRの実施例と適用範囲拡大の説明会を行った。説明会には66社から115名が出席した。
(写真=66社から115名が参加)

日綜産業創立45周年沖縄記念大会

新社長に小野大副社長が昇格

社員や家族750名が参加

 日綜産業(東京都中央区、小野大社長)は3日、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで、日綜産業創立45周年沖縄記念大会「Nisso Youthtage Evolution 2013」を開催した。当日は、同社およびグループ会社社員やその家族、来賓など750名が参加し、盛大に執り行われた。
(写真=琉球王朝の服装であいさつする小野会長)

県と横浜市への予算要望で協議

公共建築物のS造化を盛り込む

神奈川県鉄構協が理事会

 神奈川県鉄構業協同組合(理事長=岸部直喜・岸本建設工業社長)は4月26日、横浜市内の組合事務所で定例理事会を開いた。自由民主党神奈川県支部連合会による「13年度県予算編成に関するヒアリング」と、自由民主党横浜市支部連合会の「13年度横浜市予算編成に関するヒアリング」に提出する要望書の内容を協議し、学校をはじめとした公共建築物のS造化の推進を盛り込むことを決めた。
(写真=要望書の内容を協議)

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