鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年7月8日号 NO.1621

●全国R・J部会役員会/広島での交流会開催を検討
●5月の鉄骨需要は約44.5万トン/国交省建築着工統計
●国交省/「建築物の耐震改修の促進法」改正
●AWA認証機構/初の溶接技量検定合格講習会開く
●東京都/緊急輸送道路沿道建築物の耐震化
●全国仮設安全協組/中央工学校の建設足場実習で協力
●北海道地区溶接技術競技会/北見大会に39選手出場
●関東版
●近畿版
●浪速鉄工マルチアイボルト/構造物吊荷の範囲拡大
●全構協・中国支部会/高稼働率のファブが多数に

実物大で水性錆止め施工試験

山梨県鉄構溶接協会と青年部

山梨建鉄新甲府工場で実施

 山梨建鉄新甲府工場(山梨県中央市、Hグレード)で6月28日、水性錆止め現物施工試験が行われた。
 JIS規格が、環境負荷のある製品を廃止する方向にあり、錆止め塗料で使用されているJIS K 5623や5625などが、将来的に廃止が見込まれ、水性錆止め塗料への移行が進んでいるのを受けて行われたもので、関東では藤木鉄工(新潟県、Hグレード)、岸本建設工業(神奈川県、Mグレード)が3月に塗布試験を実施済みにある。
(写真上=H形鋼を実物大で施工試験、写真下=施工比較試験を実施した関係者)
 

広島での交流会開催を検討

情報交換では「明るい兆し」

全国R・J部会が役員会開く

 全国R・Jグレード部会連絡会(会長=松枝建次・松枝興業社長)は6月28日、東京・中央区の東京鉄構工業協同組合会議室で役員会を開催した。今年度の事業計画について協議し、11月をめどに広島で役員会と交流会を開く意向を固めたほか、部会としての事業活動の対外的PRを一層推進する方向性を示した。
(写真=対外PRで活動への理解を推進する)

中央工学校主催の建設足場実習

中之条高校の生徒も含む83名が参加

アクセスが協力

 全国仮設安全事業協同組合(理事長=小野辰雄・日綜産業会長、略称・アクセス)が講師派遣などで協力している中央工学校主催の「平成25年度建設足場実習」が6月24、25の両日、同校軽井沢研修所で開催された。今回は同校の学生約50名と、群馬県立中之条高校環境工学科の生徒33名も参加した。講師は杉森岳夫・全国仮設安全事業協同組合本部安全監理部長、稲垣和夫・同仮設安全特別推進委員、山崎新生・同委員、原賢一・若狭工業職長がつとめた。
(写真=今回参加した群馬県立中之条高校の生徒)

構造物吊荷用途の範囲を拡大

浪速鉄工マルチアイボルト

土木構造物補強用途でも採用

 鍛造製品および構造用ねじ製品メーカーの浪速鉄工(本社・大阪市港区弁天TEL06・6571・2171)が、国産初の360度回転を実現した独自の吊荷製品「マルチアイボルト」および「マルチアイボルト・ハイブリッド」が、吊荷目的だけでなく、構造物補強工事の際の支持部材としても活用を広げるなど、用途の幅を急速に広げている。
(写真=鋼構造部材の現場吊荷でも引き合い増加)

全構協・中国支部会

高稼働率のファブが多数に

「共済推進会議」など併催

 全国鐵構工業協会の中国支部(支部長=妹尾一人・サンベルコ社長)は6月26日、岡山市内のプラザホテルで全構協の光村哲也・副会長(ミツヤ工業社長)と林敏彦・全構協総務部長の出席のもと定例会を開催。各県の仕事量や受注環境の動向を聴取し、繁忙状態の地域が多いことを確認した。
(写真=需要が増加傾向であることを確認)

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