鋼構造ジャーナル記事詳細

2017年3月13日号 NO.1813

●工事現場溶接の臨時試験を実施/AW検定協議会
●S造は25県で増加/1月の都道府県別建築着工統計
●2時間耐火認定を取得/JFEスチール
●「黒ZAM」営業受注開始へ/日新製鋼
●新社長/丸昭工業(新潟県)丸田洋氏
●高知県が災害復旧講習会/ファブ、建築士ら多数参加
●新型「梁ロボ」導入/小沢鉄工所(福島県)
●特集/摩擦接合・ボルト接合
●北海道版
●東北版
●終局耐震など3テーマで勉強会/福岡県鉄骨協議会

AW検定協議会

工事現場溶接の臨時試験を実施

工事現場AW資格者不足の要望に対応

 AW検定協議会(会長=嶋徹・戸田建設本社建築工事技術部長)は、3月4、5の両日、工事現場溶接AW検定の臨時試験を東西で実施した。工事現場AW資格者の不足のほか、現場溶接専門業者や関連団体等からの要望に呼応して臨時的に行ったもので、AW検定協議会として年1回の検定に臨時を追加した試験は今回が初めての試みとなる。受験者総数は合計170名で、現場溶接専門業者や鉄構ファブなど計34社が受験した。今月末までに放射線透過試験や機械試験など厳格な審査を経て、合格者には4月中に資格証が発行される。
(写真=半自動溶接機約10台で実施)
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耐火被覆厚40%以上低減

BCRとけいカル板で2時間耐火認定

JFEスチール

 JFEスチールは、日本インシュレーションからの技術協力を得て、建築構造用冷間ロール成形角形鋼管「JFEコラムBCR」とけい酸カルシウム板「Jタイカ」との最適な組み合わせで、耐火被覆厚を40%以上低減できる仕様を確立し、国土交通大臣の2時間耐火認定を取得した。
(写真=けい酸カルシウム板と冷間ロールコラムの取り付け要領)
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高知県・災害復旧の講習会

ファブ、建築士ら多数参加

 南海トラフ地震が発生した際、大きな被害発生が予測される高知県はこのほど、行政が地震被害からの早急な復旧・復興のため、高知市の文化プラザかるぽーとで「南海トラフ地震建築復旧技術に係る講習会」を実施した。当日は、高知県鉄骨構造協同組合(理事長=藤原勝彦・金光鉄工社長)の会員のほか、高知県建築士事務所協会や高知県建築士会の会員などが参加した。
(写真=ファブやゼネコン、設計者などが参加)
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終局耐震など3テーマで勉強会

不正撲滅の基礎資料を作成へ

福岡県建築鉄骨協議会

 福岡県建築鉄骨協議会(会長=津田惠吾・北九州市立大学教授)は2月27日、博多駅前のセントラーザ博多で今年度第4回定例会を開催し、『高レベル地震動に対する超高層建築物の終局耐震』など3つのテーマで勉強会を開催した。当日は、来賓として、兵庫県鉄工建設業協同組合の出雲津芳副理事長(出雲建設社長)も出席した。
(写真=『高レベル地震動に対する超高層建築物の終局耐震』など3つのテーマで聴講)
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