鋼構造ジャーナル記事詳細

2017年5月22日号 NO.1823

●東京で固形タブ技量試験を実施/全国M部会
●叙勲褒章伝達式/並川・岡本・阿部・残間各氏
●鉄構業界団体総会ニュース
●国交省/16年度新設住宅着工戸数は97万4137戸
●木村鉄工所(青森)/「二足のわらじ」で安定収益
●コアピープル/加藤真一郎・NSSB鉄構会新会長
●インタビュー/山根正寛・ヤマネ鉄工建設(山口)社長
●東北の現況と展望/田中仁美・阪和興業東北支店課長
●中国版
●九州版
●新日鉄住金5月契約/店売りH形鋼2000円値上げ

東京で固形タブ技量試験を実施

全国Mグレード部会連絡協議会

20名が受験、外観検査は全員合格

 全国Mグレード部会連絡協議会(会長=堀川勝・杉山建設工業専務)は14日、東京都江東区東砂の飯田製作所(飯田歳樹社長、Mグレード)で第8回固形エンドタブ溶接技能者技量検定試験を実施した。会場には東京、千葉、神奈川、群馬の4都県の鉄構組合などから新規・更新合わせて20名が受験。同日の実技試験による外観検査では全員が合格となった。同技量試験は今年度、秋ごろに千葉県でも実施される予定となっている。
(写真=本溶接に臨む)
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並川栄三氏(藤木鉄工会長)が夫人とともに列席

平成29年春の褒章伝達式

 国土交通省は16日、同省大会議室で平成29年春の褒章受賞者伝達式を挙行した。業界からは黄綬褒章を受章した元全国鐵構工業協会副会長の並川栄三氏・藤木鉄工会長(新潟)が千代子夫人とともに列席した。
(写真=並川会長と千代子夫人)
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岡本、阿部、残間の各氏が夫人とともに伝達式へ列席

経産省 春の叙勲・勲章

 経済産業省による平成29年春の叙勲受章者への伝達式が11日、東京都港区芝公園のザ・プリンス
 パークタワー東京で挙行された。世耕弘成・経産大臣のあいさつとして「こんにちの日本の姿は、皆様の献身的な尽力のたまもの。現在の好循環の果実が全国へしっかり届くよう、それぞれの分野でこれからも助言、ご協力をお願いしたい」と松村祥史副大臣が代読した。
 業界からは、旭日中綬章を受章したアマダホールディングス代表取締役会長兼CEOの岡本滿夫氏が夫人とともに、旭日双光章を受章した北海道溶接協会会長の阿部仁氏(阿部鋼材会長)が芳枝夫人とともに、旭日単光章を受章した残間金属工業社長の残間順雄氏(北海道機械工業会鉄骨部会副部会長)が昌子夫人とともに列席した。
(写真=阿部氏と芳枝夫人(上)、残間氏と昌子夫人(下))
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店売りH形鋼、2000円値上げ

新日鉄住金 5月契約

次月以降も値上げを検討

 新日鉄住金は16日、5月契約(6月ロール相当分)の店売り向けH形鋼の販売価格を2000円引き上げると発表した。事業継続が可能な採算水準への回帰が急務で、「これまでに実施した計5回、累計2万1000円の販価是正ではマージンを回復するまでに至らない」(建材営業部)とし、追加値上げに踏み切った。
 高炉各社は昨年度、主原料である原料炭と鉄鉱石、副原料などの調達価格上昇分を販価に転嫁するため相次いで値上げを打ち出し、顧客の理解は概ね得られているという。

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