鋼構造ジャーナル記事詳細

2014年2月10日号 NO.1652

●東京地区H形鋼市況動向/流通高唱えで一段上相場へ
●12月の鉄骨需要は約44.6万トン/国交省着工統計
●14年度建設投資は約49兆円/建設経済研究所予測
●神鋼ボルト出荷停止/追加認定取得でスピード解決へ
●国交省公共工事設計労務単価/鉄骨工7.7%上昇
●二唐刃物鍛造所(青森)/「技のヒット甲子園」出展
●特集/摩擦面処理・ボルト接合・最新技術
●北陸版
●近畿版
●中部鋼鈑/東京・名古屋・大阪の賀詞交歓会を開催
●全構協・近畿支部/緒方支部長辞任表明で人事審議

東京地区のH形鋼市況動向

流通高唱えで一段上の相場へ

8万円台半ばが焦点に

 東京地区のH形鋼市況は上伸機運が強まり、一段高が確実な情勢にある。引き続き建築需要は旺盛で、メーカー・ロールのタイト感は強く、市中在庫もサイズや長さによってはひっ迫。高唱えが浸透しやすい環境が整ってきたことを受け、大手流通の中央鋼材は今月からH形鋼と一般形鋼の販価をそれぞれ2000円引き上げた。これに追随する特約店も出てきている。H形鋼市況(置場、ベースサイズ)は前月末時点で8万2000円が中心だったが、今後8万円台半ばが焦点となりそうだ。
(写真=H形鋼は需給タイトが続きそうだ)

二唐刃物鍛造所(青森)

「技のヒット甲子園」へ出展

渋谷ヒカリエで350年の伝統技を披露

 青森県弘前市のMグレードファブ、二唐刃物鍛造所(吉澤俊寿社長)は先月27~29日、東京・渋谷ヒカリエの8/COURTで開催された「技のヒット甲子園」にペーパーウエイト(文鎮)、花器、柳刃包丁、暗紋・積層鍛え切り出しナイフを出展した。
(写真=渋谷ヒカリエでの剛氏)

全国ビルトH工業会・西日本支部

来年度の事業内容を協議

メーカーの工場視察など計画

 全国ビルトH工業会西日本支部(支部長=佐藤忠男・垣見鉄工取締役)は1月29日、大阪市内の御堂会館で定例会を開催。来年度の事業内容を中心に協議し、各社の状況報告も行った。
(写真=今後も加工エキストラ改定で継続審議することに)

支部執行部人事など審議

全構協・近畿支部

緒方支部長辞任表明受け検討

 全国鐵構工業協会の近畿支部(支部長=緒方義則・緒方鉄工所社長)は1月28日、神戸・三宮のテッケンビルで定例支部会を開き、次期支部長や全構協委員など、支部役員体制を審議した。席上、すでに兵庫組合理事会で理事長辞任を表明している緒方支部長が、自動的に支部長も退任となることを改めて表明し、新執行部の人選が必要になったことを明らかにした。
(写真=年度内には新執行部決定へ)

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