鋼構造ジャーナル記事詳細

2017年12月25日号 NO.1854

●外観、仕口ずれテーマに講習会/佐賀県鉄構工業会
●H形鋼は7万8000円に/12月物価調査会価格調査
●再認証試験の運用方法改善/CIWがNDIへ要望書
●連載⑨・鉄骨技術フォーラム/嵩上げ材の溶接
●免震フォーラムを開催/日本免震構造協会
●2017年重大ニュース/目立つ期ずれ対応の動き
●好調なシステム建築事業/横河システム建築
●「フリーベース工法」販売/フルサト工業
●関東版
●近畿版
●鋼材相場ゆく年くる年/市況展望ワイド版

外観、仕口ずれテーマに講習会

賛助会員との交流懇親会も

佐賀県鉄構工業会

 佐賀県鉄構工業会(理事長=竹谷義実・奉仕機材会長)は14日、佐賀市内の工業技術センターで、組合員19社35名を集め、CIW検査業協会との共催により「鉄骨溶接部の外観検査」と「仕口のずれ・食い違い検査」の2テーマで、講習会を開催した。
 竹谷理事長はあいさつで「一部大手メーカーの不正検査が明らかになっている状況下、われわれファブ業界も対岸の火事ではなく、ものづくりに携わる企業として、改めて製作した製品に対して真摯に向き合うことが必要だ。そうした観点から、特に製品検査のあり方を学ぶべきと判断し、今回企画した。しっかり勉強し、自社に持ち帰って、製品としての評価を高めていただきたい」と述べた。
(写真=テストピースをゲージで計測)
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CIW検査業協会がNDIへ要望書

再認証試験の運用方法改善で

 CIW検査業協会(会長=逸見俊一・検査サービス社長)は11月27日、日本非破壊検査協会(略称・JSNDI)認証事業部あて文書「JIS Z 2305:2013による再認証試験の運用方法改善のお願い」を出した。
 2017年春期から再認証についても新JISによる試験が実施されているが、それにより資格維持が困難になったと感じる要因3点などを記し、試験の運用方法について改善の検討を要望している。

日本免震構造協会

「第17回免震フォーラム」開催

将来展望や新たな課題への提言も

 日本免震構造協会(略称・JSSI、会長=和田章・東京工業大学名誉教授)は18日、東京都新宿区の日本青年館ホテルで第17回免震フォーラム「免震建築のこれからを考える」を開いた。基調講演2題と最新技術などに関する講演4題、質疑応答が行われた。
 近年、大規模地震で免震性能の優位性が実証されるとともに社会的認知度も高まっているが、二方向変形時の変形能力低下や繰り返し振動に伴うアンカーボルトの緩み、エキスパンションジョイントの変形追従性、長周期・長時間地震動への対応など新たな課題が出ている。これらのテーマについて整理し、今後の免震建築の在り方について考える場とする目的で実施した。
(写真=フォーラムのもよう)
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「けんせつフェスタしが」に出展

ボードゲームを設置

滋賀県鐵構組合

 滋賀県鐵構工業組合(理事長=土沢健一・ナツハラ社長)と同青年部会(会長=木下祐治・木下鉄工社長)は16日、大津市大津港業務用地で開催された「けんせつフェスタしが」に出展、建築鉄骨の特徴や鉄の加工技術に触れる場を設けて来場者にPRした。
 このイベントは、建設産業の魅力や地域社会で重要な役割を担っていることをPRし、将来の担い手確保につなげる目的で県や建設・土木などの関連団体が開催しているもの。
(写真=ボードゲームを楽しむ子どもたち)
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