鋼構造ジャーナル記事詳細

2014年5月12日号 NO.1665

●39都道府県で前年より増加/13年度の鉄骨需要
●S造は22県で増加/首都圏は11万トンまで回復
●新支部長/全構協・関東支部・岸部直喜氏
●新社長/小島建設工業(愛知県)・小島紳吾氏
●横河システム建築/良いものをつくる百年の伝統
●媚山鉄工(旭川)/柱大組立溶接ロボットを導入
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●関東版
●北陸版
●ルポ/鉄骨二次部材加工/メタルプロダクツ(山形県)
●小池酸素工業/門型サブマージ自動溶接装置を発売

鹿児島県鉄構会・青年部

高校に鋼製フェンス贈呈

共同で仕上げ作業も行う

 鹿児島県鉄構工業会の青年部会(部会長=稲森一博・双葉鉄工建設専務)はこのほど、ボランティア事業の一環として、鹿児島県立鹿児島工業高等学校に課外活動用の鋼製フェンス24台を贈呈した。
 同部会はファブ業界のPRおよび技能の継承、後継技術者の育成の観点から同校との交流を実施している。
(写真=贈呈したフェンス)

横河システム建築(千葉)

誠実に良いものをつくる百年の伝統

専用工場で短工期・高品質を実現

 横河システム建築(本社・千葉県船橋市山野町47―1、猪岡修治社長)のシステム建築「yess建築」が確実に業績を伸ばしている。アベノミクス効果もあり、全国規模で企業の設備投資や建設投資マインドが強まる一方、被災地などでの建設資材や労務費の高騰、技術者や職人の不足、先の消費税増税前の駆け込み、オリンピック需要と重なって設備投資計画の遅延なども深刻化している。そのなか、鉄骨造のなかでもシステム建築はその際立った短工期性ゆえに優位に立つとされる。
(写真=オーダーメイド感覚のシステム建築)

媚山鉄工(旭川)

柱大組立溶接ロボット導入

「ものづくり補助金」を活用

 北海道旭川地区のMグレード鉄骨専業ファブ、媚山鉄工(本社工場・旭川市東旭川北3条、媚山正人社長)は、神戸製鋼所のREGARC柱大組立溶接ロボットシステム(10トン仕様のシングルアーク)を導入した。2月15日に設置、20日完了し、本格稼働に入った。システムの適用範囲はコラム径250×800ミリ、パイプ径250×813ミリ、板厚9~40ミリで、狭い工場内スペースをむだなく効率よく使えるように一部改良した媚山オリジナルシステム。神戸製鋼の柱大組立REGARCとしては道内第1号機になる。
(写真=オリジナルシステムで高品質な溶接)

三重県鉄構組合・理事会

新年度の総会議案を協議

玉木理事長「経営安定化につなげる価格を」

 三重県鉄構工業協同組合(理事長=玉木信介・中央鉄骨社長)は4月24日、津市の鉄構組合会館で定例理事会を開き、新年度総会の進行や事業計画案などで協議した。
 冒頭、玉木理事長は「今年に入り仕事量も増え、回復が遅れていた関西圏も見通しは改善している。この状況を経営安定化につなげるため、受注価格回復に努めたい」とあいさつした。
(写真=各委員会の人数を事業内容に応じて配分)

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