鋼構造ジャーナル記事詳細

2018年6月4日号 NO.1877

●170名集めて協力会安全大会/斉藤組(埼玉)
●設立50周年記念式典を挙行/日本鉄塔協会
●人と話題/小野重記・日本ファブテック社長
●コアピープル/寺田健信・石川県鉄骨工協組理事長
●第4期生が国内ファブで従事/COSEVCO―IMEX
●働き方改革推進など4つの重点活動/橋建協が総会
●鉄構業界団体総会ニュース
●経常利益9社が増、1社が減/上場大手ファブ決算
●クローズアップ/増加する短尺の機械加工
●北海道版
●東北版

斉藤組(埼玉)

社員・協力会社170名が参集

協力会安全大会でゼロ災害誓う

 斉藤組(本社・埼玉県比企郡、斉藤栄一社長)は5月27日、埼玉県吉見町の﹁フレサよしみ﹂で、同社社員や協力会社約170名を集めて﹁安全協力会総会・安全大会﹂を開催した。当日はボルト長さの拾い出しをテーマにした講習のほか、安全表彰、ヒヤリハット体験発表などさまざまな行事を通じて、協力会を含む全体の安全意識の高揚を図り、全員が安全宣言の唱和で今年度の無事故・無災害を心に固く誓った。
(写真=全員で無事故・無災害を誓う)
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日本鉄塔協会

設立50周年記念式典を挙行

関係者約100名が出席

 日本鉄塔協会(会長=深沢隆・巴コーポレーション社長)は5月25日、東京・千代田区のホテルニューオオタニで会員、関係企業・団体、来賓など関係者約100名を集めて「設立50周年記念式典」を挙行した。
 深沢会長はあいさつで「本日、設立50周年を迎えることができたのも先達のご努力、関係者のご支援のたまものものであり深く感謝申し上げたい」と述べた後、協会の沿革と鉄塔設計や製作技術の変遷などを詳細に説明し、「向こう10年は低位ではあるが年間4〜5万㌧レベルの安定した発注量が見込まれる。新規入職者を含めた人材確保や働き方改革を進めるための待遇改善が必要となる。生産効率向上のためのソフト開発など収益力の裏付けがが求められる。また、インフラの根幹をなす全国25万基の鉄塔設備を維持管理していく社会的使命に立ち向かっていくことになる。こうした時代変化に対応すべく今後も全力で取り組みたい」と述べ、協会活動への支援と協力を求めた。
(写真=式典のもよう)
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第4期生が国内ファブで従事

溶接技量確認のUT検査に合格

COSEVCO―IMEX(ベトナム)

 技能研修生・労働者派遣業務を主業務とするベトナムのCOSEVCO―IMEX(本社・ダナン)の「溶接講座」で溶接訓練を受けた17名に対する溶接技量確認の超音波探傷検査がこのほど行われ、全員が合格となった。すでに生徒は技能実習制度で日本国内のファブへの受け入れ先が決定しており、早ければ今月から国内ファブで溶接作業など実務に従事する予定だ。今回が第4期生となる。
(写真=溶接技量確認のようす(上)、座学では日本で実際に働くための実務的な教育も行う(下))
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第12回総会・安全大会開く

西澤会長ら正副会長が留任

カメイ東京K和会

 カメイ東京支店の取引先ファブ、現場施工業者、建材商社らで組織する安全協力会「カメイ東京K和会」(会員64社、会長=西澤章・西澤製作所社長)は5月25日、栃木県日光市の鬼怒川グランドホテル夢の季で会員および同支店建設資材部関係者約100名を集め、第12回総会・安全大会を開催した。
 総会の冒頭で西澤会長は「昨年は労災死傷者数が全産業で2・1%増となった。建築分野の増加はわずかだが、ゼロ災害を目指していきたい。また、今国会で審議されている働き方改革は頭の痛い問題で、人材不足の改善という意味でも先んじて対応していく必要があろう。本日はお互いに懇親を深め、協力体制を構築してほしい」とあいさつした。
(写真=西澤会長)
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