鋼構造ジャーナル記事詳細

2014年8月25日号 NO.1680

●14暦年上期の鉄骨需要/北海道、関東、近畿が好調
●人と話題/横河ブリッジHD・藤井久司社長
●H形鋼は横ばいの8万1千円/物調の8月資材価格
●新会長/全国鉄鋼販売業連合会・阪上正章氏
●テッケンサイトウ(兵庫)/塗装場兼製品ヤード開設
●大手ファブトップに聞く/川岸工業・川岸隆一社長
●特集/鉄骨製作・施工の省力化&製品紹介
●北海道版
●東北版
●新鉄構企業訪問/城南メタル㈱(神奈川県)
●新ものづくり補助金/全構協主要ファブ80社強採択

14暦年上期都道府県別鉄骨需要

23都道府県で前年より増加

北海道・関東・近畿が好調

 国土交通省が発表した建築着工統計から換算した14暦年上期の鉄骨需要量は本紙既報(8月4日付)のとおり、前年同期比0.4%減の約256万トンとなった。都道府県別の14暦年上期鉄骨需要量は、京都が同81.9%増のほか、沖縄が同74.5%増、北海道が同36.7%増など、47都道府県中13都道府県が10%以上増加。

溶接講習と非破壊セミナー

神奈川高校教科研究会・機械専門部

学生、教員ら30名が参加

 神奈川県内の工業高校の教員および生徒を対象とした「アーク溶接技能講習会」と「非破壊検査セミナー」が18~21日、川崎市の日本溶接技術センターで開催された。神奈川県高等学校教科研究会・工業部会機械専門部が地元溶接関連団体の支援を得て毎年開催しているもので、今年は神奈川工、向の岡工、磯子工、横須賀工、商工の5校から教師11名、生徒19名の計30名が参加、受講した。
(写真=アーク溶接の技能講習のもよう)

塗装場兼ねた製品ヤード開設

テッケンサイトウ(兵庫)

プラント鋼構造製作を円滑化

 兵庫県西播地区のMグレードファブで、プラント向け鋼構造物メーカーのテッケンサイトウ(相生市若狭野町、齋藤孝敏社長)は7月、本社工場の隣接地約3300平方メートルに、スパン16.5メートル×長さ70メートルの塗装場を兼ねた製品ストックヤードを開設した。
(写真=開設したストックヤード。奥は本社工場)

杭基礎工法で技術審査証明取得

サンコーテクノ(千葉)

建築・土木への適用も視野

 金属系あと施工アンカー最大手のサンコーテクノ(本社・千葉県流山市、洞下英人社長)はこのほど、メガソーラー発電用の杭基礎工法「ダイレクトアース工法」(小口径回転貫入鋼管杭「ディー・アーススクリュー」を用いた基礎工法)についてベターリビングで技術審査証明を取得した。同証明では4号建物も適用範囲に含まれることから、今後は建築・土木分野への用途拡大にも取り組む。
(写真=ダイレクトアース工法の施工のようす)

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