鋼構造ジャーナル記事詳細

2019年3月18日号 NO.1918

●広島で三支部合同理事長会/全構協中国・四国・九州支部
●S造は21県で増加/1月の都道府県別着工統計
●「会員事務局連絡会」を初開催/鉄骨技術者教育センター
●18年度新設道路橋は20万㌧超え/橋建協が専門紙と意見交換
●インタビュー/鉄骨技術者教育センター・甲津功夫理事長
●技術で対応力を蓄積/東北建機工業(青森)
●「平成30年度卒業式」を挙行/日本溶接構造専門学校
●「鉄骨技術フォーラム18」Q&A/⑥免震装置と柱脚BPの接合
●北海道版
●東北版
●HTB納期長期化が話題の焦点に/全国RJ部会が総会

全構協中国・四国・九州支部

広島で三支部合同理事長会を開催

『発注者との関係正常化』など討議

 全国鐵構工業協会の中国支部(支部長=山本泰徳・ステントス社長)、四国支部(支部長=井原常裕・井原工業社長)、九州支部(支部長=神崎隆一・神崎鉄工社長)の三支部による合同理事長会が8日、広島県広島市のホテルグランヴィア広島で開催された。支部間の連携強化、共通課題の克服などを目的として毎年開催しているもので、今回で17回目。当日は三支部下17県組合の理事長や事務局、地元・広島県鉄構工業会の役員ら総勢38人が参集し、業界環境の改善に向けて活発に意見を交わした。
(写真=合同理事長会のもよう)
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18年度新設道路橋は20万㌧超え

ボルト納期長期化で工期延伸要請も

橋建協が専門紙と意見交換会

 日本橋梁建設協会(会長=坂本眞・日本ファブテック特別顧問)は8日、東京・西新橋の協会会議室で、専門紙各社との意見交換会を開き、18年度の国内道路橋受注見通しや活動状況を説明した。当日は坂本会長をはじめ、協会から19人が出席し、ハイテンションボルトの納期長期化問題のほか、今後の市場動向、働き方改革、人材確保、安全対策、海外事業などをテーマに意見を交換した。
 協会側からの報告では、今年度第3四半期時点の道路橋受注量は前年度同期比26・0%増の約19万㌧。このため、18年度は前年度より微増の20~22万㌧と見込んでいる。今後も圏央道の4車線化や高速道路のミッシンクリンク解消工事が継続されることから、当面は20~22万㌧で推移するとみている。
(写真=橋建協からは19人が出席)
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「平成30年度卒業式」を挙行

ファブ子弟ら22人が巣立つ

日構専

 日本溶接技術センター付属日本溶接構造専門学校(略称・日構専、大北茂学校長)は12日、神奈川県川崎市の同校講堂で「平成30年度卒業式」を挙行。ファブの子弟を含む22人がそれぞれ1~2年の学生生活を終え、溶接や非破壊検査に関する技術・技能を身につけて産業界に巣立っていった。
(写真=平成30年度卒業生)
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HTB納期長期化が話題の焦点に

千葉市内で通常総会開く

全国R・J部会連絡会

 全国R・Jグレード部会連絡会(会長=松枝建次・松枝興業社長)は8日、千葉市中央区のバーディーホテル千葉で第16回通常総会を開催。当日は総会に先立ち東構塾の青野弘毅塾長(元那須ストラクチャー工業)による講演が行われ、総会終了後にはフリーディスカッションを通じて鉄骨市場の現状に関する情報の共有化を図った。
 松枝会長は冒頭のあいさつで「部会発足の当初から適切なグレード指定の発注を促すとともに、部会員の社会的な地位向上を目指して活動している。足元では高力ボルトの納期長期化に苦慮する事態に至っているが、当部会ではこれを死活問題と受け止め、昨年9月にいち早く全国鉄構工業協会へ要望書を提出するなど事態の改善に向けて取り組んできた。ファブ各社が業界全体を考えて適正なボルト発注を心がけることが肝要であり、われわれも一丸となってこの難局を乗り切りろう」と呼びかけた。
(写真=通常総会のもよう)
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