鋼構造ジャーナル記事詳細

2015年2月9日号 NO.1704

●14暦年鉄骨需要は約508万トン/店舗・事務所が減少
●12月の鉄骨需要量は約38万トン/国交省建築着工統計
●15年度公共工事設計労務単価/鉄骨工は5.3%上昇
●JSCA中部支部/新年互礼会に120名参集
●小池鉄工(群馬)/補助金活用し開先加工機導入
●検証・連載②/データでみる鉄骨業界
●日鉄住金建材「NDコア」/新たに□350ミリを追加
●関東版
●北陸版
●神友工業(山口)/CADでNC入力を効率化
●兵庫鉄建組合/兵庫県建産連への参画を決定

14暦年鉄骨需要は約508万トン

店舗・事務所の減少で微減

倉庫は依然、堅調に推移

 国土交通省の建築着工統計をベースとした昨年12月の鉄骨推定需要量は37.6万トンとなった。この結果、14暦年鉄骨需要は対前年比4.5%減の508.3万トンとなった。消費税率アップによる駆け込み需要などで増加した13暦年の532万トンには及ばないものの、2年連続の500万トン超えとなった。

補助金を活用し開先加工機導入

内製化で納期対応力が向上

小池鉄工(群馬)

 群馬県のMグレード、小池鉄工(小池敏郎社長)はこのほど、SHINXのH形鋼自動開先加工機「MHV―1050NCA」を導入し今年3月の本格稼働を予定している。
 導入にあたり、中小企業庁の「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業」の補助金を活用、昨年12月に設置し、現在は試作を進めている。
(写真左=小池専務、写真右=導入した開先加工機)

神友工業(山口)

CADでNC入力を効率化

ユニットワーカも同時導入

 山口県の軽量鉄骨の専門加工企業、神友工業(熊毛郡田布施町麻郷、中本明社長)はこのほど、独自カスタマイズしたシンテックのシステムを導入した。これは業務自動化プログラムオーダーメイドサービスを利用したもので、同時に導入したタケダ機械のユニットワーカ「UWF―150SⅡ」のNC入力を、簡易化および効率化を図ったもの。加工図を作成する前に鋼材発注が可能になるシステム。
(写真=導入したタケダの加工機)

兵庫県建産連への参画決定

兵庫鉄建組合

賦課金の減額徴収の廃止も

 兵庫県鉄工建設業協同組合(理事長=岩崎邦人・正光社長)は1月28日、神戸・三宮のテッケンビルで定例理事会を開き、「兵庫県建設産業団体連合会(仮称)」の発足に際し、同会への参画の可否を前回の理事会(10月23日)で保留事項としていたが、改めて審議した結果、賛成多数で会への参画を可決した。
(写真左=岩崎理事長、写真右=青年部への助成金復旧も決議)

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