鋼構造ジャーナル記事詳細

2019年9月30日号 NO.1946

●ゼロ災害達成を誓う/エムエム建材安全協力会
●鉄建協との共同陳情結果を確認/全国鐵構工業協会
●H形鋼は横ばいの8万5000円/9月物価調査会価格調査
●眞鍋純・住宅局長が会見/国土交通省
●「青年部会との意見交換会」開く/全国鐵構工業協会
●「台風15号」の被害調査/工場建屋損傷や「停電」など多数
●人と話題/IHIインフラシステム・石原進社長
●大手ファブトップ/川岸工業・金本秀雄社長
●大手ファブトップ/日本鉄塔工業・有田陽一社長
●四国版
●九州版

130人が参集、ゼロ災害達成を誓う

『BCPと自然災害』で講演会

エムエム建材安全協力会

 エムエム建材安全協力会(会長=大竹良明・冬木工業社長)は20日、東京都千代田区のKKRホテル東京で会員ら約130人を集めて、2019年度安全大会を開催した。
 冒頭、大竹会長があいさつに立ち、「昨年の安全大会開催以降、重大事故は起きていないものの、残念ながら2件(不休災害)が発生した。来年度こそは無事故無災害を達成したい。これまでも申し上げている通り、安全管理のないところに品質管理はなく、基本に忠実に、守るべき点はしっかり守ることが大切。相互牽制して安全意識を高め、お客にエムエム建材の協力会に仕事を出して良かったと言われるように今後も全員で安全対策に取り組んでいこう」と安全意識の高揚と徹底を呼びかけた。
(写真=安全宣言唱和で無事故・無災害の徹底を誓う)
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鉄建協との共同陳情結果を確認

全国鐵構工業協会が理事会

「賛助会員企業・団体との懇談会」も開催

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は19日、東京・中央区の鉄鋼会館で理事会と「賛助会員企業・団体との懇談会」を開催した。
 理事会では賛助会員との懇談会の実施要領のほか、翌日(20日)の青年部会各県代表者との意見交換会の実施要領、鉄骨建設業協会との共同陳情結果、NDI―UT[レベル1]資格取得支援講習会実施案、ワーキンググループの新規設置などを報告した。 引き続き、同所で「賛助会員企業・団体との懇談会」を開催した。会場には全構協の三役・理事メンバー、賛助会員企業・団体関係者29人を含め、計47人が参集した。
(写真=理事会のもよう)
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「青年部会との意見交換会」開く

青年部の活動などテーマに

全国鐵構工業協会

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は9月20日、都内中央区の鉄鋼会館で「全構協・青年部会との意見交換会」を開催した。
 当日は全構協側が米森会長ら三役と理事メンバー、青年部側は全国47都道府県青年部組織代表者が参集、オブザーバーで参加した全国鐵構工業協会 青年部会の中原稔会長(宏和工業社長)と池田和隆理事(池田鉄工社長)を含めて計64人が出席した。意見交換会は、毎年開催しているもので今回が3回目となる。
(写真=青年部と活発に意見交換)
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「台風15号」の被害調査

千葉、東京、神奈川の各組合

工場建屋損傷や「停電」など多数

 9月8日夜から9日早朝にかけて関東一円を襲い、猛威を振るった台風15号の影響で域内の多数のファブリケーターが建屋・設備の損傷、停電・断水といった被害に見舞われた。これまでの被害報告をまとめると、風雨の直接被害では工場建屋や事務所の屋根、外壁、窓ガラス、シャッター、看板の破損のほか、強風による屋外クレーンの脱落・脱輪・配線断裂、屋根・壁破損に伴う雨水の浸水および冠水による屋内設備の損傷などが見受けられる。また、千葉県の山間部や房総半島南部を中心に大規模停電が発生し、1週間以上にわたって操業休止を強いられた鉄骨製作工場も少なくない。
 こうした被害状況についてこのほど、東京、千葉、神奈川の3都県の鉄構組合が組合員を対象に聞き取り調査した結果をまとめた。現時点で判明している限りでは、千葉県内の停電復旧が進み、稼働できなかったファブも順次操業を再開。東京湾に面した横浜市金沢区の臨海部工業地帯は、高波の影響で護岸が崩壊して海水が流入し、ファブ1社を含む約400社、約750棟が被災、機械の損壊により、操業不能に陥っている事業所もあるもようだ。
(写真=台風で倒壊した鉄塔(提供:東京電力PG))
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