鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年1月27日号 NO.1963

●法人化30周年記念事業が全て終了/JSCA
●H形鋼は横ばいの8万2000円/1月物価調査会価格調査
●米森昭夫会長を次期会長として推薦/全構協・理事会
●第3回「建築BIM環境整備部会」を開催/国土交通省
●特別企画「発生から25年 阪神淡路大震災」
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載⑧
●DAI・DUNG(ベトナム)と業務提携/COLABO(東京)
●Hグレード工場ルポ/DAI・DUNG(ベトナム)
●鐵好人の声/日本エンドタブ協会会員からの寄稿①
●北海道版
●東北版

米森昭夫会長を次期会長として推薦

「4週6休」の統一目標を報告

全国鐵構工業協会・理事

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は17日、東京・中央区の鉄鋼会館で理事会を開き、役員改選に関して米森会長を次期会長として推薦することを確認した。また、三役以下の人事については会長一任となった。当日は働き方改革への対応について現場作業の「4週6休」とする全構協統一目標を確認した。
(写真=米森会長を次期会長に推薦)

特別企画 発生から25年 阪神淡路大震災

S造 粘り強さを発揮

一部に不良施工の教訓も

 わが国の近代的大都市を初めて襲った大地震・阪神淡路大震災が発生して25年が経過した。死者6434人、負傷者4万3792人、全壊住宅10万4906棟、半壊住宅14万4274棟、全焼建物7036棟という未曽有の被害をもたらしたこの地震は、その後の都市防災を見直す原点となった。近い将来、東南海地震や首都直下型地震などの大災害発生が予測されている中で、この教訓がどう生かされるのだろうか。
(写真=開先がなく簡単な隅肉溶接だけで接合)

ベトナムのDAI・DUNGと「業務提携基本合意書」を締結

COLABO(東京)

 東京で鉄骨図面制作を請け負うCOLABO(越前厚平社長)は12月10日、ベトナムのHグレードファブ、DAI・DUNG(ダイ・ユン、略称・DDC。Trinh・Tien・Dung社長)と業務提携基本合意書を締結した。
 基本合意は、日本市場での事業拡大を狙うDDCに対し、COLABOが各工程で日本の製作・管理方法などの技術を指導し、各セクションのスペシャリストを育成するほか、営業や受注管理、情報共有を行いながら、1年後にDDCが単独で受注できる体制を整えることを骨子としている。
(写真=左からDAI・DUNG田中周二副社長、同Trinh・Tien・Dung社長、COLABO越前厚平社長)

H形鋼在庫は19万600㌧

出庫低調で8カ月ぶり増加

日本製鉄 ときわ会

 日本製鉄のH形鋼を扱う商社・特約店で構成される「ときわ会」の調べによると、12月末のH形鋼全国流通在庫は前月比1万700㌧、5・9%増の19万600㌧と8カ月ぶりに増加した。在庫率は2・72カ月と前月から0・51ポイント上昇。在庫量は3カ月ぶりに19万㌧を超えたが、「需給調整が課題となるほどではない」(建材営業部)とし、流通に対しては「不需要期の出庫動向に見合った慎重な仕入れを継続してもらいたい」と呼びかけた。

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