鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年2月17日号 NO.1966

●依然として底堅い需要の宿泊業/大都市圏・観光地で需要続く
●JSCA長崎と意見交換も/長崎県鉄構工業会
●S造は25県で増加/12月都道府県別着工統計
●「建設業界向け」技術講習会を開催/日本溶接協会
●建設・製造業とも死亡者・死傷者数が減少/厚生労働省
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載⑪
●「鉄構業界の現状と今後の展望」学ぶ/全国鉄労協が学習会
●クローズアップ/生産量と需要量の把握を
●関東版
●中部版
●働き方改革への対応を協議/全構協・四国支部

19暦年建築物着工統計

依然として底堅い需要の宿泊業

大都市圏・観光地で建設需要続く

 19暦年の全建築物の着工床面積は既報(2月10日付)の通り、前年比2・7%減の1億2756万平方㍍となった。
 用途別では、公共建築主を含めた宿泊業用(全宿泊業)の19暦年の着工床面積は前年比16・8%減の252万9764平方㍍。そのうち鉄骨需要は同29・3%減の14万2886㌧、全宿泊業床面積中のS造、SRC造の比率は57・4%となった。
 建築着工床面積は対前年比でみると大幅な減少となっているが、250万平方㍍を維持しており、15年時点では90万平方㍍台、16年では190万平方㍍台だったことからみても、依然として堅調に推移している状況といえる。

第8回全国鉄労協学習会を開催

労組組合員約100人が参集

「鉄構業界の現状と今後の展望」学ぶ

 全国鉄骨橋梁労働組合協議会(議長=村上高幸・東京鉄骨橋梁労働組合執行委員長)は8日、東京都江東区の亀戸文化センターで組合員約100人を集めて第8回全国鉄労協学習会を開催した。
 同学習会は、20年春闘方針や一時金方針など今年の活動を前に各労組に加入する組合員が社会や業界を取り巻く現状を学び、加えて他労組との情報共有や協調など新しい時代の闘争態勢の在り方を模索しようとの目的で、毎年1回のペースで開催されているもの。
(写真=組合員約100人が参集)

全国ビルトH工業会東日本支部

都内で定例会と新年会開く

需要やや減退も単価横ばい

 全国ビルトH工業会東日本支部(支部長=梅田夏吉・ティー・エス・ティー社長)は6日、都内で定例会と新年会を開催し、会員ら22人が出席した。定例会では今後の事業計画を協議したほか、需要や市況の動向について情報を交換。新年会では屋形船で隅田川を遊覧しながら親睦を深めた。
(写真=定例会のようす)

埼玉県鉄構業協組

『安全大会』に約80人が参集

労働災害の撲滅目指す

 埼玉県鉄構業協同組合(理事長=華岡勝平・建起工業相談役)は12日、川越市の鉄構会館で恒例の『組合安全大会』を開いた。
 大会では、落語家の三遊亭多歌介氏が『江戸下町の安全活動』をテーマに安全講和を行い、この中で「事故はその数を減らそうとするのでなく、一件当たりの規模を小さくしようと努力することで、自ずと件数が減っていく」と説明。その実現に向けては『気づく能力』や『目の力』を養い、感謝の気持ちをもって周囲とコミュニケーションを図ることが大切だと強調した。
(写真=約80人が参加した『安全大会』)

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