鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年6月8日号 NO.1982

●書面による「みなし決議」を実施/全国鐵構工業協会
●You Tubeに公式チャンネル開設/全青会
●推定鉄骨需要量は約36万㌧/国交省4月着工統計
●松山武彦氏が瑞宝単光章を受章/永井製作所(熊本)
●「固形タブ技量付加試験」を実施/埼玉県鉄構業協組
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載⑲
●注目の新事務所が完成/三栄建設(大阪)
●主要設備の更新、増設を実施/佐伯鐵巧(岐阜)
●消毒液を自社製造して配布/山根鉄構建設(大阪)
●販売量は約8割が「減少」/全鉄連5月業況アンケート

全国鐵構工業協会

書面による「みなし決議」を実施

20年度事業計画の変更などを承認

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は5月28日開催予定だった20年度第1回理事会を新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止とし、一般社団・財団法人法第96条及び定款の規定により、書面による「みなし決議」を行った。3月理事会に引き続き2回目となる。
 今回、「みなし決議」による承認事案は、①20年度事業計画(変更案)②19年度事業報告・決算③20年度年度正会員会費額④第53回通常総会招集・議案――の4件、6月17日開催予定の同協会通常総会に付議される議案等で、いずれも重要案件となっている。
(写真=米森会長)

全青会がYouTubeに公式チャンネル開設

PR動画など配信スタート

 全国鐵構工業協会青年部会(略称・全青会、会長=池田和隆・池田鉄工社長)は5月30日、動画配信サイト・YouTubeに「鉄骨 全青会公式チャンネル」を開設、動画配信をスタートさせた。
 公式チャンネルの開設は第15 期の事業計画に掲げている事業の一つ。現在、5月15日にウェブ会議形式で開催された第29 回通常総会のほか、昨年度事業として各ブロックの青年部が製作した鉄骨PR動画を配信している。
(写真=YouTube「鉄骨 全青会 公式チャンネル」トップページ)

「固形タブ技量付加試験」を実施

11人の溶接技能者が挑戦

埼玉県鉄構業協組

 埼玉県鉄構業協同組合(理事長=新井公雄・アラコウ会長)は5月29日、川越市の鉄構会館で「固形エンドタブ技量付加試験」を実施した。
 この試験は組合が埼玉県および地元設計監理団体の承認を得て02年から毎年行っているもので、合格者には3年間有効の証書が発行され、県発注の耐震補強工事・鉄骨ブレースの製作などで固形エンドタブの使用が認められる。
(写真=実技試験のもよう)

注目の新事務所が完成

BIMと施工技術の融合

三栄建設(大阪)

 大阪府のHグレードファブ、三栄建設(大阪府八尾市、青山浩章社長)は、BIMのメリットと難度の高い構造体を造り出す技術力を融合させた新事務所をこのほど、大正工場(大阪市大正区)で完成させた。新事務所は「BIMを活用することで創造可能となる複雑なデザインの具現化」とともに、構造物としては世界的に稀なボロノイ分割を採用したデザインの特異性で注目を集めていたもの。建築がスタートしたのは一昨年冬で約1年半をかけて竣工にこぎ着けた。
(写真=新事務所外観(上)、ゲストエントランスとボロノイ形状の耐震壁(下))


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