鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年7月13日号 NO.1987

●第35次試験は新規受験者のみ対象に/AW検定協会
●S造は17道府県で増加/5月の都道府県別着工統計
●村山功・全構協前副会長が受賞/令和2年国土交通大臣表彰
●池田和隆新会長に聞く/全青会第15代会長に就任
●役員改選、正副会長とも続投へ/CIW検査業協会
●鉄工所跡を用途変更/ヤマネ鉄工建設(山口)
●新社長登場/アラコウ(埼玉)・新井公太氏
●「安全衛生大会」をオンライン開催/キクシマ(神奈川)
●寄稿・契約取引関係の適正化/全構協・神崎隆一技術委員長
●2020年度CFT構造賞発表/新都市ハウジング協会

AW検定協会

第35次試験は新規受験者のみ対象に

保有資格は有効期間を1年延期

 AW検定協会(会長=早野裕次郎・山下設計設計本部プロジェクト管理室室長)は6月30日、第35次AW検定試験の実施に関して①現時点での保有資格は、延長申請手続きにより有効期間を1年延期する②新規受験者のみを対象とした検定試験を実施する③受験者の修正入力を7月8日までに行い、立会試験は8月27日より開始する――と発表した。
 早野会長は「新型コロナウイルス感染の先行きが見通せない状況が続いているが、資格の発行団体としての責任があり、その責務を果たしていきたい。第35次受験は規模を縮小し、事実上は新規受験者のみを対象とした試験実施となるが、それでも受験事業所は多く、事業を円滑に遂行していくには関係者のご理解が不可欠となる。特に立会検定員およびその所属企業、受験事業所の方々のご協力をお願い申し上げたい。また、感染防止のためのガイドラインを策定したが、その運用に関して関係者に周知、徹底を図り万全を期したい」としている。
(写真=早野会長)

村山功・全構協前副会長(ムラヤマ社長)が受賞

令和2年国土交通大臣表彰

 国土交通省は10日、令和2年国土交通大臣表彰(建設事業関係功労)の受賞者を発表した。
 今回、全国鐵構工業協会(略称・全構協)前副会長・現顧問で山形県鉄構工業組合理事長、Hグレードファブ・ムラヤマ社長の村山功氏(61歳、山形県山形市)が多年にわたり建築材料業に精励するとともに、関係団体の役員として業界の発展に寄与したとして受賞した。
(写真=村山功氏)

ヤマネ鉄工建設(山口)

鉄工所跡を用途変更

「みんなが楽しめる場所へ」

 山口県のSグレードファブ、ヤマネ鉄工建設(長門市日置上、山根正寛社長)は所有工場をスポーツ複合施設へとコンバージョン(用途変更)する。
 コンバージョンするのは1975年に建築した同社の初期工場で、近年は倉庫として使用していた。このほど保有資産の有効活用と「スポーツを軸にお客様も、働く方も、みんなが楽しめる場所へ」という想いを掲げ、スポーツ複合施設への用途変更を決めた。
(写真=施設イメージ(飲食スペース))

「安全衛生大会」をオンライン開催

新型コロナ感染防止のため

キクシマ(神奈川)

 神奈川県のMグレードファブで総合建設業のキクシマ(本社・工場=横浜市港南区、菊嶋秀生社長)は6月26日、「20年度安全衛生大会」をオンライン形式で開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止と業務のIT化による生産性向上のためウェブ会議システムを活用して開催したもので、全国安全週間に向けて安全意識を高めるとともに、社員と協力会社が一丸となり新型コロナと熱中症の防止策を織り込んだ安全対策に取り組むよう呼びかけた。
(写真=菊嶋社長)

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