鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年11月30日号 NO.2007

●「(仮称)鉄骨現場溶接協会」/来年4月設立に向け説明会
●「青年部会との意見交換会」開く/全国鐵構工業協会
●H形鋼は7万4千円/物調11月資材価格調査
●「工程管理表」の講習会実施へ/全構協・近畿支部
●第1回諮問委員会/NDIが初のウェブ開催
●吉澤社長が「青森県文化賞」受賞/二唐刃物鍛造所(青森)
●溶接現場の改善に貢献する「Welbee」/ダイヘン
●特集/建築用鋼材の現状
●「検査技術者試験講習会」を開催/北海道機械工業会鉄骨部会
●「溶接ヒューム講習会」を開催/福井県鉄工協組

「(仮称)鉄骨現場溶接協会」

来年4月の設立に向け説明会

関東の現場溶接業者5社が発起人

 今月19日、東京・港区の虎ノ門フォーラムに関東地区の主要な現場溶接施工業者約10人を集め、「(仮称)鉄骨現場溶接協会」の設立に向けた説明会が開かれた。現場溶接業界はファブの下請けという業態やその多くが中小企業であることから、鋼構造物の建設工事において極めて重要な業種でありながら社会的な認知度が低く、近年の環境変化に対しても関係者への要望や意見を発信することが困難とされてきた。当日の説明会では「(仮称)鉄骨現場溶接協会」設立発起人(5社6人)が、こうした設立背景を説明し、来年4月の正式な団体活動のスタートに向けて、参加者に協力を要請した。
(写真=原会長(上)、原社長(下))


「青年部会との意見交換会」開く

全国鐵構工業協会

コロナの影響と対応などテーマに

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は20日、都内中央区の協会会議室で「全構協・青年部会との意見交換会」を開催した。当日は新型コロナウイルス感染防止のため、会議室に全構協の米森会長ほか三役と辰巳功専務理事ら事務局メンバーが参集、青年部会の9ブロック代表らはウェブで参加。全国鐵構工業協会 青年部会の池田和隆会長(池田鉄工社長)もオブザーバーでウェブ参加した。
(写真=会議室には米森会長ら三役と事務局メンバーが参集(上)、青年部会の9ブロック代表らはウェブで参加(下))


全構協・近畿支部が定例支部会

「工程管理表」の講習会実施へ

近畿地方整備局との意見交換を報告

 全国鐵構工業協会の近畿支部(支部長=出雲津芳・出雲建設社長)は13日、兵庫県・有馬温泉の有馬グランドホテルで定例支部会を開き、「工程管理表」と「見積条件書」について講習会の実施を決めたほか、近畿地方整備局との意見交換の内容を報告した。
(写真=定例支部会のもよう)

NDIが初のウェブ開催

「2020年度 第1回 諮問委員会」

 日本非破壊検査協会(略称・JSNDI、会長=阪上隆英・神戸大学教授)は24日、「2020年度 第1回 諮問委員会」をウェブ会議で開催した。例年は一堂に会して行っているが、今回は初めてウェブ(Zoom)上での実施となった。
 各委員会の経過報告、JIS Z 2305資格試験結果報告、同認証登録件数、次年度資格試験実施予定などが提示され、質疑応答も実施した。現在、会長特別補佐担当理事・認証運営委員会オブザーバーを務める緒方隆昌前会長による「ISO 9712:2012(非破壊試験技術者の資格及び認証)の改正状況について」の説明も行われた。
(写真=阪上会長(上)、「第1回 諮問委員会」をウェブ開催(下))


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