鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年12月21日号 NO.2010

●全構協技術委の成果物説明会/全構協・関東、近畿支部
●「固形タブ検定」合否判定会議開く/全国Mグレード部会
●OMテック(福岡)に感謝状贈呈/ドッドウエルBMS
●地元の小学生が工場見学/林鉄工所(愛知)
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答①
●扇田工場(秋田)が竣工/市川スチールエンジニアリング
●「特化則改定」テーマに講習会/山梨県鉄構溶接協会
●『見積条件書』等の勉強会を検討/埼玉県鉄構業協組
●中野盛行氏への感謝伝える/福岡県鉄構工業会
●H形鋼店売り販価を値上げ/日本製鉄

全構協・関東、近畿支部

全構協技術委の成果物説明会

『見積条件書』、『工程管理表』など周知

 全国鐵構工業協会の技術委員会が19年度に作成、今年3月に各県組合へ配布した『見積条件書』と『工程管理表』の周知、利用促進に向けた説明会が、8日に関東支部、9日に近畿支部で開催された。『見積条件書』は、見積もり時に客先に提示する条件および見積もり範囲について、物件ごとに作成しやすい様式とし、これを業界が統一して使用することで契約事項を明確にする商慣習の普及・浸透を目指すもの。また『工程管理表』は、工作図が承諾されるまでの進ちょく状況を一覧で分かる様式として、客先と進ちょく状況を共有することで図面担当者の負担軽減を図ることを目的とする。各組合に配布後、コロナ禍の影響で説明会の開催が思うように進まず、利用する構成員は一部に限られる状態が続いていたが、11月の東北支部、さらに今回の関東、近畿両支部と説明会開催に踏み切る支部がここに来て相次いでおり、その普及に拍車がかかることが見込まれる。
(写真=栗原副支部長が説明(上)、ウェブ説明会に約20人が参加(関東支部)(下))


「固形タブ検定」合否判定会議開く

受験者32人のうち25人が合格

全国Mグレード部会連絡協議会

 全国Mグレード部会連絡協議会(会長=堀川勝・杉山建設工業専務)は9日、千葉市中央区の組合会議室で千葉、神奈川、東京の鉄構組合Mグレード部会会長らを集め、前月に行われた20年度後期「固形エンドタブ溶接技能者技量検定試験」の合否を決める総合判定会議を開き、同検定を受験した32人のうち25人を合格とした。
(写真=合否総合判定会議を開催(上)、11月14日に行われた試験のようす(下))

実績と貢献でOMテック(福岡)に感謝状と記念品贈呈

ドッドウエル ビー・エム・エス

 販売促進活動の一環でドッドウエル ビー・エム・エス(本社・東京都中央区日本橋久松町)は9日、福岡県のHグレードファブ、OMテック(遠賀郡水巻町、小倉数馬社長)を訪れ、ドッドウエル ビー・エム・エスが販売するSFシリーズの導入実績、また同社の新規事業発展への寄与に対して感謝状と記念品を贈呈した。
(写真=小倉社長(左)へ中村本部長から感謝状)

山梨県鉄構溶接協会

「特化則改定」テーマに講習会

対策が必要な項目など学ぶ

 山梨県鉄構溶接協会(会長=仲山一仁・丸建ナカヤマ社長)は11日、甲府市のアイメッセ山梨で「特定化学物質障害予防規則等の改正について」をテーマに講習会を開催、会員企業の関係者ら約60人が受講した。
 講習会では山梨労働局労働基準部健康安全課の中村景子・地方労働衛生専門官を講師に迎え、改正点とそのポイント、実際に必要となる対応、事前に募集した会員の質問に対する回答など、特にファブリケーターの業務に関係の深い項目を解説した。
(写真=会員企業の関係者ら約60人が受講)

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