鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年12月28日号 NO.2011

●今後1年間の稼働率をアンケート調査/近畿H会
●H形鋼は7万4000円/物調12月資材価格調査
●ウェブ上で委員会開催/全構協・関東支部運営委
●12月期定例役員会を開催/東北鉄構工業連合会
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答②
●1月契約で1万円値上げ/新関西製鐵
●ウェブで第11回理事会開く/全青会
●本紙紙面から振り返る2020年
●鋼材相場ゆく年くる年/市況展望ワイド版
●全品種1万円の大幅値上げ/東京製鉄1月契約

全構協・関東支部運営委

ウェブ上で委員会開催

受注の二極化一層強まる

 全国鐵構工業協会・関東支部の運営委員会(委員長=知野浩一・大川スティール部長)は16日、今年度第3回委員会をウェブ上で開催。各県状況報告では、需要環境の悪化により各社の稼働率、手持ち量の二極化傾向が加速している実態が浮き彫りとなった。
 当日は9~11月の各都県・グレード別の稼働率や手持ち工事量のデータが示された。そのうち直近11月の支部全体のグレード別平均稼働率は、H87%(前回=8月86%)、M78%(同80%)、R78%(同73%)、手持ち工事量はH7・6カ月(前回7カ月)、M4・1カ月(同4・1カ月)、R2・6カ月(同2・3カ月)だった。
(写真=第3回委員会をウェブ上で開催)

12月期定例役員会を開催

「東北全体で難局を乗り切る努力」呼びかけ

東北鉄構工業連合会

 東北鉄構工業連合会(会長=村山功・山形県鉄構工業組合理事長)は3日、岩手県盛岡市において12月期定例役員会を開催した。
 役員会では、渡辺勝・全国鐵構工業協会東北支部長(福島県鉄構工業組合理事長)が、11月19日に開催された全構協第3回理事会の内容について報告・説明するとともに、全構協運営委員会並びに技術委員会の活動状況、東北鉄構工業連合会積算業務委員会の活動状況、令和2年度事業の実施状況について、それぞれ担当委員・事務局が報告した。
(写真=12月期役員会のもよう)

全国厚板シヤリング工組

石原理事長らが定例会見

第2四半期を底に持ち直しへ

 全国厚板シヤリング工業組合(理事長=石原慶明・JFE鋼材社長)は12月22日、ウェブ上で定例記者会見を開いた。石原理事長は溶断業者の活動水準が低下していることに触れ、「20年度第2四半期の月平均切断量は11万㌧と前期比3000㌧、前年同期比3万3000㌧の減少となり、過去5年間で最低だった前期実績をさらに下回って大底に達したとみられる。一部需要分野で生産計画の上方修正もあり、第3四半期以降はやや持ち直すが、来年度第1四半期にかけて低位な状況が続きそうだ」との見方を示した。

ウェブで第11回理事会開く

「3地区会長会議」など開催へ

全青会

 全国鐵構工業協会 青年部会(略称・全青会、会長=池田和隆・池田鉄工社長)は18日、今年度第11回理事会をウェブ上で開催。21年春に開く予定の「3地区ウェブ会長会議」と「ブロック長会議」の運営について協議した。
 両会議は、コロナ禍の影響で今年度、来年度と2年連続での全国大会中止を余儀なくされる中、「各都道府県会長が全青会や他ブロック関係者と交流を持てる場を作るべき」として前回理事会で提案された。
(写真=第11回理事会をウェブ上で開催)

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