鋼構造ジャーナル記事詳細

2021年2月8日号 NO.2017

●7道府県で前年より増加/20暦年都道府県別鉄骨需要
●推定鉄骨需要量は約35万㌧/国土交通省12月着工統計
●20年度建設投資は63兆3500億円/建設経済研究所
●「新年研究会」を開催/JSCA関西
●集中企画・前編/鉄骨の受給バランスを考える
●特集/システム建築
●2工場体制でHグレード取得/OMテック(福岡)
●人材確保に「You Tube」活用/渡辺鉄工(三重)
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答③
●合同会議・説明会等を同時開催/山形県鉄構組合

20暦年都道府県別鉄骨需要

7道府県で前年より増加

地区別では9地区が減少に

 国土交通省による建築着工統計から換算した20暦年(1~12月)の推定鉄骨需要量は前年比14・2%減の約405万㌧で、コロナ禍の逆風の中、辛うじて400万㌧台を維持した。都道府県別の需要は表の通り。前年比で沖縄が28・2%増となったほか、三重20・8%増、広島12・6%増、愛媛11・7%増、大阪7・3%増、兵庫6・2%増、北海道4・3%増と7道府県が前年比で増加した。一方、山梨48・5%減、鳥取44・7%減、熊本38・6%減、和歌山33・6%減、宮崎33・5%減、大分33・1%減、山口30・6%減、東京30・0%減と8都県が30%超の大幅減となった。

「はまちゃんの溶接道」をYouTubeで公開

日本溶接協会

 昨年11月27日CS・テレ朝チャンネル1の番組「AKB48チーム8のあんた、ロケロケ!ターボ」で放送された「はまちゃんの溶接道」(濵咲友菜さん出演)が日本溶接協会の協力のもと、約18分の特別編として拡大リメイクされ、AKB48公式YouTubeチャンネルで配信されている。
(写真=YouTube「はまちゃんの溶接道」の1コマ)

人材確保に「You Tube」活用

柱大組溶接ロボットを更新

渡辺鉄工(三重)

 三重県のMグードファブ、渡辺鉄工(四日市市楠町、渡辺真剛社長)は、YouTubeを活用して人材確保に注力、設備面ではこのほど、柱大組立溶接ロボット1台を更新し、生産性の向上を目指している。
 人材確保では「映像制作担当者として若手2人を起用。図面作成から各加工が完了するまでの工程を映像化し、You Tubeを活用してホームページ上にアップすることで誰でも閲覧できるようにした。初めての試みだったがその後の人材確保に非常に役立った」(渡辺純平専務)という。
(写真=YouTubeの一コマ)

合同会議・説明会等を同時開催

組合改修作成「溶接ヒューム対応フローチャート」も

山形県鉄構組合

 山形県鉄構工業組合(理事長=村山功・ムラヤマ社長)は1月26日に山形市のホテルメトロポリタン山形で「役員及び山形支部会員合同会議」「営業実務者会議・『見積条件書』『工程管理表』『原価管理』等説明会」を開催した。
(写真=「役員及び山形支部会員合同会議」のもよう)

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