鋼構造ジャーナル記事詳細

2021年2月22日号 NO.2019

●注目された新型コロナへの対応/ 認定資格発行の関連団体
●競技用車いす5台寄贈へ/全青会がウェブ理事会を開催
●都知事認定研修会を大阪で開催/CIW検査業協会
●福島県沖地震被害・復旧状況/業界関連「被害は軽微」
●コロナ下の組織運営②
●じゃーなるインタビュー/横河システム建築・桒原一也社長
●大阪支社企画/「名前の由来」
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答⑤
●溶接ヒューム規制改正説明会/栃木県鉄構工業会
●「溶接大会」キックオフ会議/山梨県鉄構溶接協会

注目された新型コロナへの対応

現在は全体的に順調に展開

大臣認定資格発行の関連団体

 新型コロナの影響を受けて鉄骨業界でも多くの関連団体が業務の停滞を余儀なくされ、中でもその対応が注目されたのが業界関連の資格・認証試験の動向。鉄骨ファブ業界にとって製作工場の性能評価(大臣認定)の新規・更新審査に大きく影響することから、関連団体の対応に大きな関心が集まったが、一部で試験日程の延期といった動きがあるものの、当初みられた混乱は収束し、全体的には順調に実施されている。また、コロナ禍における来年度の対応に関して「検討中」とする団体も多いが、「よほどの事態が生じない限り、内容・日程とも従来通りで進むのではないか」(関係者)とされる。2020年度の性能評価(大臣認定)に関係する資格・認証のコロナ禍への対応をとりまとめた。

設立準備会を都内で開催

団体設立に向け定款を確認

(仮称)鉄骨現場溶接協会

 (仮称)鉄骨現場溶接協会(代表理事=原博之・原産業会長)は9日、都内で設立準備会を開催し、団体設立に向けて、関連項目の確認および審議を行った。
 同協会は昨年11月に現場溶接施工企業を集めて設立趣旨説明会と会合を開催。その会合で提示された定款のたたき台を読み合わせ、修正を行った。
(写真=第2回理事会を開催)

全青会がウェブ理事会を開催

競技用車いす5台寄贈へ

 全国鐵構工業協会 青年部会(略称・全青会、会長=池田和隆・池田鉄工社長)は9日、今年度第13回理事会をウェブ上で開き、社会貢献活動の一環として日本パラ陸上競技連盟に寄贈する競技用車いすの台数を2台追加、計5台とする方針を決めた。
(写真=理事会のもよう)

都知事認定研修会を大阪で開催

西日本地区受講者に配慮

CIW検査業協会

 CIW検査業協会(会長=逸見俊一・検査サービス社長)は11日に大阪市の「エル・おおさか」で、東京都知事が認定する研修会「建築物の工事における試験及び検査に関する研修会」(鉄骨溶接部)、「突合せ継手の食い違い仕口のずれの検査・補強マニュアルに基づく検査・溶接部の外観検査及び内質検査とその実習」を開催し、約40人が参加した。
(写真=道具類を使って溶接外観の目視判定を解説)

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