鋼構造ジャーナル記事詳細

2021年10月11日号 NO.2052

●『鉄工所におけるICT化』/静岡県鐵構工協組
●受験資格の改定案などを承認/鉄骨技術者教育センター
●推定鉄骨需要量は約33万㌧/国土交通省8月着工統計
●安全安心など3分野に注力/斉藤鉄夫国交相が就任会見
●洋上風力発電の取り組みPR/「第1回WIND EXPO」
●大手ファブトップ/駒井ハルテック・中村貴任社長
●大手ファブトップ/日本鉄塔工業・有田陽一社長
●東京で橋梁技術発表会と講演会/日本橋梁建設協会
●栃木工場・営業所を開設/東群鋼材(群馬県)
●職長対象に「能力向上教育」/鹿児島県鉄構工業会

静岡県鐵構工協組

『鉄工所におけるICT化』

4つのテーマで勉強会を開催

 静岡県鐵構工業協同組合(理事長=渡邉靖之・渡邊鐵工所副会長)は9月30日、静岡市内の産学交流センターで『鉄工所におけるICT化の取り組み』や『鉄骨工事における進ちょく管理と収益管理のデジタル化推進』など4つのテーマで勉強会を開いた。
 勉強会ではクラフトーチの唐沢一希部長が『鉄工所におけるICT化の取り組み』、惣助の牛木宏昌社長が『鉄骨工事における進ちょく管理と収益管理のデジタル化推進』について、それぞれ企業の実例を交えながら紹介した。
(写真=ICT化の事例に学ぶ)

「建築鉄骨外観検査技術講習会」

川崎で開催、60余人が受講

鉄骨外観検査教育委員会

 鉄骨外観検査教育委員会(構成団体=AW検定協会、日本溶接技術センター、日本溶接協会、日本エンドタブ協会、AWA認証機構)は2日、神奈川県川崎市の日本溶接技術センターで「建築鉄骨外観検査技術講習会」を開いた。今年3月以来の開催で、新規、更新合わせて60人余りが受講。会場ではコロナ感染防止として全来場者の検温や手指消毒、マスク着用、受講者座席間隔の確保、換気の徹底などの対策が講じられたほか、参加者全員にフェイスシールドも配布された。
(写真=新規、更新合わせて約60人が受講)

洋上風力発電の取り組みPR

「第1回WIND EXPO」

JFEは事業拡大に強い意欲

 日本最大の風力発電展示会「第1回WIND EXPO〜国際風力発電展〜」が9月29日〜10月1の3日間、東京ビッグサイト青海展示棟(東京都江東区)で開催され、洋上風力発電への取り組みなどを出展各社がPRした。鉄鋼関連ではJFEグループ、マリコンでは五洋建設と東洋建設がパネルを展示し、洋上風力発電に対する強い意欲をみせた。
(写真=JFEグループのブース)

受験資格を来年4月1日付で改定

早期の受験と資格取得が可能に

鉄骨技術者教育センター

 鉄骨技術者教育センター(理事長=甲津功夫・大阪大学名誉教授)は鉄骨製作管理技術者と建築鉄骨検査技術者(製品・超音波)の受験資格を来年4月1日付で改定し、2022年度実施の試験から適用する。
 主な改定内容は、①必要実務経験年数を満足する前に受験が可能(ただし、この場合の合格後の登録申請は必要実務経験年数を満足した後とする)②必要実務経験年数の短縮(必要実務経験年数が学歴に応じて一部短縮される)――となっている。

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