鋼構造ジャーナル記事詳細

2022年2月21日号 NO.2071

●「人の目と手でしっかり検査」必要/検査業界のリモート対応
●賛助会員との意見交換会を開催/鉄骨建設業協会
●新社長登場/三進工業(新潟)・丸山泰伸氏
●じゃーなるインタビュー/近畿H会・佐野勝也新世話人に聞く
●生産性向上と省力化に注力/マルナカ工業(千葉)
●Hグレード昇格果たす/筑邦製作所(福岡)
●フォーラム21・①/施工段階でのスカラップの仕様変更
●トピックス/男性の育児休業取得を支援
●5月26日に通常総会を開催/栃木県鉄構工業会
●2年ぶりに安全大会開く/埼玉県鉄構業協組

東京都21暦年標識設置届まとめ

5万平方㍍超の鋼構造物件は6件

工事本格化は22年以降の見通し

 東京都内は現在も旺盛な需要が見込まれており、中でも再開発などの大型案件は関係者から高い関心を寄せられている。21暦年(1~12月)に東京都が受け付けた標識設置届(延べ面積1万平方㍍以上と特殊構造物)は全構造計で95件となり、このうち鋼構造物を含む物件は64件、さらに1万平方㍍以上の物件は48件とほぼ全構造比で半数を占めている。
(写真=95件中、鋼構造物を含む物件は64件に)

賛助会員との意見交換会を開催

「参加者の協力」強く求める

鉄骨建設業協会

 鉄骨建設業協会(会長=田中進・駒井ハルテック会長)は10日、都内で「賛助会員との意見交換会」を開催した。当日のようすはウェブでも配信され、会場参加を含め約60人が出席した。
 田中会長はあいさつで、「コロナ感染の拡大を受け、創立40周年の記念式典の延期を余儀なくされたが、恒例の陳情活動(意見交換会)をはじめ、常設の委員会もウェブの活用など工夫しながら、〝協会活動をストップさせない〞を合言葉に委員会活動をほぼ予定通り継続することができている」と説明した。
(写真=ウェブでも配信され、会場とウェブで約60人が出席)

マルナカ工業(千葉)

生産性向上と省力化に注力

一次加工、柱製作の設備投資推進

 千葉県のMグレードファブ、マルナカ工業(本社・工場=匝瑳市安久山、太田益生社長)は今後深刻化が予想される人材不足に備え、生産性向上と省力化のための設備投資に注力している。昨年は新型のドリルマシンとバンドソーを導入し、鋼材一次加工工程の生産性を大きく改善した。今年は柱製作工程の自動化をさらに進める計画だ。
(写真=形鋼用バンドソー)

2年ぶりに安全大会開く

ウェブ併用で計50人参加

埼玉県鉄構業協組

 埼玉県鉄構業協同組合(理事長=新井公雄・アラコウ会長)は9日、通算13回目となる『組合安全大会』を川越市の鉄構会館で開いた。組合関係企業における労働災害の撲滅、安全意識の高揚を目的として、労務委員会(委員長=増田芳隆・増建社長)が09年から一昨年まで毎年企画・実施してきたもの。昨年はコロナ禍の影響で中止したため2年ぶりの開催となった。また例年は協力会員にも広く参加を呼び掛けるが、今回は会場の密を避けるため参加者を組合員に絞った上、ウェブ併用で実施した。会場約30人、ウェブ約20人の計50人が参加した。
(写真=安全講和を行う阿部課長)

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