鋼構造ジャーナル記事詳細

2022年3月21日号 NO.2075

●ウェブ併用で卒業式を挙行/日本溶接構造専門学校
●リモートで通常総会を開催/全国R・Jグレード部会連絡会
●4月に3地区ウェブ会長会議/全青会が理事会
●溶接ヒューム対策/実務Q&A・第2回
●「反転スカラップ工法」を共同開発/日建設計ら3社
●超高層ビルの耐風梁を製作/大照建工(島根)
●Hグレード工場ルポ/入木田鐵工(鹿児島)
●フォーラム21・⑤/H形柱で通しダイアフラムの場合の板厚
●緩み防止高力ボルトを開発/月盛工業(大阪)
●増加する従業員のコロナ欠勤/大阪府鉄構組合が理事会

日本溶接構造専門学校

ウェブ併用で卒業式を挙行

ファブ子弟ら18人が社会へ

 日本溶接構造専門学校(大北茂学校長)は11日、神奈川県川崎市の同校講堂で2021年度卒業式を挙行した。コロナ禍という厳しい環境の中で学業に励み、溶接および検査関連技術・技能を習得した学生18人が社会に巣立っていった。なお、今年度は新型コロナウイルス対策として前年に続いてオンラインを併用し、出席を控えた卒業生の父兄や一部非常勤講師らがウェブで参加した。
(写真=卒業生と教員・講師陣)

リモートで通常総会を開催

全国R・Jグレード部会連絡会

9項目の重点事業を採択

 全国R・Jグレード部会連絡会(会長=松枝建次・松枝興業社長、会員=1都2府7県)は11日、東京・中央区の東京鉄構工業協同組合で第19回通常総会を開催した。
 総会では全議案を滞りなく承認した。22年事業計画では①R・Jグレード部会未設立の各県に部会設立の働きかけを推進②R・Jグレード部会が存在する県に対して参加の働きかけを行う③全国鐵構工業協会に対してR・Jグレードの意見反映ができる機会を設けるよう働きかける――など9項目の重点事業を採択した。
(写真=仕事量や市況などで情報交換)

4月に3地区ウェブ会長会議

全青会が理事会

総会も3年連続でウェブ形式

 全国鐵構工業協会青年部会(略称・全青会、会長=池田和隆・池田鉄工社長)は15日、ウェブ上で理事会を開き、4月に実施予定の3地区ウェブ会長会議と、次期ウェブ総会の運営について協議した。同会は今年度末で現行の15期理事が任期満了を迎えるため、当日は一部の16期理事候補者もオブザーバーで参加した。
(写真=次期ウェブ総会の運営について協議)

「反転スカラップ工法」を共同開発

日建設計、永井製作所(熊本)ほか

高耐震性の確保と製作合理化を両立

 日建設計、永井製作所(本社・熊本県宇城市、Sグレード)、日本製鉄の3社は、「反転スカラップを用いた梁端工事現場接合工法」(反転スカラップ工法)を共同で開発した。すでに日本建築センターの一般評定を取得しており、将来起こり得る巨大地震や長周期地震に対する高い耐震性の確保と鉄骨製作の合理化の両立を目指した工法として、今後、鉄骨構造での採用を関係者に働きかけていく。
(写真=従来工法と「反転スカラップ工法」の比較)

▽サービスについてのお問い合わせ・お申し込みは、お電話またはフォームよりお願い致します▽

株式会社
鋼構造出版
ホームページからのお問い合わせはこちら