鋼構造ジャーナル記事詳細

2022年6月6日号 NO.2086

●好調な『倉庫』需要/懸念材料は鋼材の価格高騰と納期
●第16期新体制が始動/全国鐵構工業協会 青年部会
●推定鉄骨需要量は約42万㌧/国土交通省4月着工統計
●札幌で「鉄骨外観検査技術講習会」/鉄骨外観検査教育委
●コアピープル/全国鐵構工業協会・関東支部長・秋山順一氏
●髙木理事長ら正副理事長を再任/アルプス鐵構事業協同組合
●フォーラム21・⑬/めっき摩擦面のすべり係数試験の必要性
●建材・流通トップIV/江見智維氏・兼松トレーディング社長
●電炉トップインタビュー/田邊寛隆・新関西製鐵社長
●9月に管理技術者受験準備講習会/東京鉄構工業協同組合

依然、好調な『倉庫』需要

建替え需要も追い風に

懸念材料は鋼材の価格高騰と納期

 国土交通省の建築着工統計から試算した21年度推定鉄骨需要量は、465万6286㌧(前年度比13・0%増)となった。コロナ前の19年度の456万6714㌧を上回り、回復基調にあるといえる。
 その状況下、使途別では事務所店舗、工場、倉庫などが前年実績を上回った。 なかでも、倉庫は宅配サービスやEC市場などの需要拡大により、全国的に施設の拡張・新規開発ニーズが高く、3年連続で前年を上回った。

全国鐵構工業協会 青年部会

第16期新体制が始動

ウェブ上で第1回理事会

 全国鐵構工業協会 青年部会(略称・全青会)は5月30日、ウェブ上で22年度第1回理事会を開き、髙田知明会長(北榮興業社長=北海道)を筆頭とする第16期役員体制による活動をスタートさせた。今期役員は5月18日開催のウェブ総会で承認を受けたばかりで、それからわずか10日余りでの本格始動となった。
 開会にあたり髙田会長は「まだ慣れない部分もあるかと思うが、これから先、どのような動きをしていくかを確認しながら、皆さんとともに精一杯頑張っていきたい」と抱負を述べた。
(写真=第16期役員体制による活動がスタート)

鉄骨外観検査教育委員会

札幌で「建築鉄骨外観検査技術講習会」

新規・更新合わせて36人が受講

 鉄骨外観検査教育委員会(構成団体=AW検定協会、日本溶接技術センター、日本溶接協会、日本エンドタブ協会、AWA認証機構、後援・鋼構造出版)は5月21日、札幌市中央区の大通公園ビルで「建築鉄骨外観検査技術講習会」を開催した。
 北海道では3年ぶりとなる講習会開催に、鉄骨ファブなど鉄構企業の実務者ら更新18人、新規18人の計36人が受講した。
(写真=更新・新規計36人が受講)

東京鉄構工業協同組合

難題に「情報共有などで対応」

9月に管理技術者受験準備講習会

 東京鉄構工業協同組合(理事長=吉岡晋吾・吉岡工業社長)は5月25日、東京・千代田区のアルカディア市ケ谷で理事会を開いた。
 理事会では全国鐵構工業協会、同関東支部、同運営委員会のほか、東構協各委員会など当面の行事日程を含む活動状況を報告。さらに、「2022年度鉄骨製作管理技術者受験準備講習会」の開催日程などを審議、9月23、24両日に開催予定とした。詳細は今後、調整していく。
(写真=行事日程など活動状況を報告)

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