鋼構造ジャーナル記事詳細

2022年7月18日号 NO.2092

●仕事量は全体的に堅調な展開/全構協・関東支部運営委
●第1回合同企業説明会を開催/福井県建設鉄工協組
●鉄骨需要は25都県で増加/5月都道府県別着工統計
●急激な物価上昇等で実質値は減少に/建設経済研究所
●3つのテーマで勉強会を開催/建築構造技術研究会
●新社長登場/北斗
●「運送費は50%近く上昇」の声も/『物流の24年問題』
●シリーズ「女性活躍」/事例に学ぶ⑫三栄建設
●建材・流通トップIV/丸杉・杉山忠国社長
●「構造物鉄工」と「とび」の実技講習会を開催/長野県鐵構協組

全構協・関東支部運営委

仕事量は全体的に堅調な展開

各社とも価格転嫁の交渉に苦慮

 全国鐵構工業協会・関東支部の運営委員会(委員長=知野浩一・大川スティール取締役管理部長)は12日、東京都千代田区のアルカディア市ケ谷で会合を開き、足元の鉄骨需要や鋼材の需給環境を中心に情報を交わした。
 各県状況報告では仕事量は全体的に堅調で、「主要ファブは多忙」という報告が相次いだ。しかも「製作協力を他社数件に依頼しても仕事が満杯で断れる。各社とも仕事量はそれなりにあるようだ」との声も聞かれた。
(写真=鉄骨需要や鋼材の需給環境で情報交換)

第1回合同企業説明会を開催

ポリテク福井と共催、人材確保へ

福井県鉄工協組

 福井県建設鉄工協同組合(理事長=前田正美・第一テッコウ商事社長)は11日、福井県越前市のポリテクセンター福井で、組合員企業による第1回合同企業就職説明会を開催、同センターの訓練生約30人が参加した。組合員各社の人材確保を目的に、ポリテクセンター福井との共催で企画。組合活動としてファブ企業のみの合同企業就職説明会を定期開催する例は全国的にも珍しく、注目を集めている。
 同組合はこれまで、鉄骨業界の人材確保に取り組み、全国鐵構工業協会のPR用DVDを活用した広報活動を進める中、ポリテクセンター福井と組合員企業を対象に合同企業説明会を企画した。これにより、組合員各社の人材確保支援に本格的に乗り出す。
(写真=成田鉄工所と松ケ谷鉄工建設がPR)

長野県鐵構協組・技術委

「構造物鉄工」と「とび」の実技講習会を開催

 長野県鐵構事業協同組合(理事長=倉科賢三・倉科鐵工所社長)は6月、上田市の上田地域職業訓練センターで鉄工技能士「構造物鉄工実技講習会」を開催した。1級は4、5の両日、2級は11、12の両日に行われ、同組合の組合員ら、それぞれ51人、7人の計58人が受講した。
 一方、松本市のふれあい技能センターで6月24日から26日までの3日間の日程で「とび技能士の実技講習会」が行われ、1級51人、2級7人の計58人が受講した。
(写真=「構造物鉄工実技講習会」)

理事会と表彰委員会を開催

山梨県鉄構溶接協会

溶接大会の優勝者を決定

 山梨県鉄構溶接協会(会長=仲山一仁・丸建ナカヤマ社長)は6日、甲府市内の組合会議室で理事会と令和4年度競技大会表彰委員会を開催した。
 理事会前に開催された表彰委員会では6月に行われた外観検査、X線検査、曲げ加工の検査結果から、一般の部では被覆アーク溶接の部の齋藤光司氏(飯田鉄工)、炭酸ガスアーク溶接の部の堀口敏也氏(大久保鉄工)の優勝を決定し、9月に青森市の青森工業高等学校で開催する全国溶接技術協議会の山梨代表選手とした。
(写真=溶接大会の優勝者を協議)

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