鋼構造ジャーナル記事詳細

2022年10月3日号 NO.2103

●Hグレードファブ工場を見学/全青会・九州ブロック会
●「地方特別会員」の素案を固める/鉄骨現場溶接協会
●藤井一取締役工場長に聞く/東北鉄骨橋梁
●大手ファブトップ/駒井ハルテック・中村貴任社長
●大手ファブトップ/日本ファブテック・野上勇社長
●リモートで幹事会を開催/全国R・Jグレード部会連絡会( 16 面)
●新社長登場/阪和ダイサン(東京)・松本大吾氏
●ニュースの焦点/「特定技能の行方」
●新社長登場/桂スチール(兵庫)・三木伸一氏
●物件向けH形鋼の価格契約期間見直し/日本製鉄

Hグレードファブ工場を見学

新鋭溶接機のデモも実施

全青会・九州ブロック会

 全国鐵構工業協会 青年部会(略称・全青会)九州ブロック会(会長=大鍛冶洋介氏・中之島鉄工常務)は9月17日、鹿児島県のHグレードファブ、浜崎建設(日置市、濵﨑光秋社長)の工場見学と溶接機メーカー、ダイヘンの最新鋭溶接機「D―Arc」のデモンストレーションを実施した。
 参加者は事務所内で工場概要と「D―Arc」について説明を受けた後、2班に分かれて工場を視察。工場では濵﨑社長が考案した鋼材搬入用トロッコや独自開発した製品管理システム、鉄骨製作ラインを見学した。
(写真=生産ラインを見学)

「地方特別会員」の素案固める

勉強会などの進ちょく状況を報告

鉄骨現場溶接協会

 鉄骨現場溶接協会(会長=原博之・原産業会長)は9月15日、東京都内で理事会を開催し、今後の事業計画について協議した。
 理事会ではまず、各ワーキンググループ(以下WG)が現在の状況を報告。特定技能WGでは特定技能の制度が今年大きく改訂され、業種区分や受け入れまでの手続きが変更されることを受け、引き続き情報収集に努めることにした。
(写真=「地方特別会員」を正式名称として承認)

全国R・Jグレード部会連絡会

リモートで幹事会を開催

仕事量や市況など情報交換

 全国R・Jグレード部会連絡会(会長=松枝建次・松枝興業社長)は9月27日、東京都中央区の東京鉄構工業協同組合で幹事会を開催した。
 仕事量や市況などを中心に情報を交換したが、手持ち量と引き合いに関しては若干の格差があるものの、全体的に「年内までの仕事量を確保」「量的に薄い時期は同業他社の製作協力でカバーしている」との報告が目立った。市況については受注競争が著しく、加工費の圧縮など「単価は伸び悩んでいる」とする声も聞かれた。また、国内の経済情勢や鋼材価格の動向など「先行きは不透明」の意見も多く聞かれた。
(写真=各県代表者はリモートで参加)

第15回交流会を開催

諸問題について協議

鳥取県・島根県鉄構工業会

 鳥取県鉄構工業会(理事長=倭島昭博・和島鉄工所社長)と島根県鐵構工業会(理事長=高橋伸和・出雲鉄工社長)は9月16日、島根県松江市のホテル白鳥で第15回交流会を開催し、ハラスメント防止策など企業が抱える諸問題などさまざまな課題について協議したほか、全国鉄骨評価機構の高野昭市社長が来賓として出席し、性能評価制度に関して意見交換した。
 協議では項目ごとに出席者が事例を発表し、それを元に意見交換する方式で進行した。
(写真=さまざまな課題について協議)

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