鋼構造ジャーナル記事詳細

2022年10月17日号 NO.2105

●三栄建設(大阪)を見学/全構協関東支部・運営委
●鉄骨需要は29府県で増加/8月の都道府県別着工統計
●各事業の進ちょくを確認/全青会がウェブ理事会
●4支部合同例会、3年ぶりに開催/日本非破壊検査工業会
●ファブの人材育成/筑邦製作所(福岡)の取り組み事例
●大手ファブトップ/日立造船・鎌屋明執行役員
●大手ファブトップ/日本鉄塔工業・有田陽一社長
●将来の資格者不足を考える/現場溶接の現状と未来
●Hグレード工場ルポ/興栄建設(秋田県)
●入熱・パス間温度の理解を/奈良県鉄構組合・青年部会

全構協関東支部・運営委

三栄建設・大正工場(大阪)を見学

大阪府鉄構組合・運営委とも交流

 全国鐵構工業協会・関東支部の運営委員会(委員長=知野浩一・大川スティール取締役管理部長)は6日、11人が参加し、大阪府のHグレードファブ、三栄建設の鉄骨製作拠点・大正工場(大阪市大正区、工場責任者=弘田昌文常務取締役。年産約3万5000㌧)を見学した。BIMソフト・Teklaをベースにした一貫管理システムや世界的にも珍しく製作難易度が非常に高いボロノイ分割構造を採用した延べ面積約5000平方㍍の事務所、敷地面積約10万5000平方㍍の中の工場群と最新設備などを見学した。見学後は大阪市中央区の道頓堀ホテルで大阪府鉄構建設業協同組合の運営委員会(委員長=大野暢俊・オオノ専務)と交流した。
(写真=壁のない開放感ある執務室)

全青会がウェブ理事会開く

各事業の進ちょくを確認

次回理事会は初の対面で

 全国鐵構工業協会 青年部会(略称・全青会、会長=髙田知明・北榮興業社長)は4日、ウェブ上で第5回理事会を開いた。
 当日は、今期推進する①ノズルチップ活動②溶接欠陥サンプルの貸出③全青会チャンネル④青年部研修会⑤全国統一活動(年間テーマ)⑥全国会長会議――など各事業の進ちょく状況を確認。このうち、子ども用車椅子をパラキャン(事務所=千葉県柏市)に寄贈することを決めた慈善事業『ノズルチップ活動』は中間報告をまとめ、全国の会員に状況を通知することとした。
(写真=第5回理事会のもよう)

福島県鉄構組合

「BCP(事業継続計画)説明会」を開催

 福島県鉄構工業組合(理事長=渡辺勝・ウインズ社長)は6日、福島市のポリテクセンター福島で「BCP(事業継続計画)説明会」を開催した。全国鐵構工業協会を通じて招いた、中小企業基盤整備機構の稲垣克剛・中小企業アドバイザーが講師を務め、①近年の自然災害と経営への影響②災害リスクへの対策③BCPの策定④連携とジギョケイ(事業継続力強化計画)⑤災害リスクの認識と分析――について説明を行った。
(写真=説明会のもよう)

岩手県鉄構工協組

フルサト工業によるフィットテスト実施者講習

全国展開へ皮切りの初開催

 岩手県鉄構工業協同組合(理事長=佐々木史昭・中央コーポレーション社長)は4日、花巻市のポリテクセンター岩手で「呼吸用保護具フィットテスト実施者講習」を開催した。19社の約30人が、午前と午後に分かれて同内容で受講した。フルサト工業(本社・大阪市)がスリーエムジャパン(本社・東京)の協力を得て、全国鐵構工業協会会員の都道府県組合を対象に行っているもの。今後、全国各地において実施する予定で、今回は皮切りの初開催となった。
(写真=実技講習のもよう)

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