鋼構造ジャーナル記事詳細

2022年10月24日号 NO.2106

●工場審査に〝再開〟の動き/海外ファブの認定工場
●山陰地区の資格試験開催を協議/全構協・中国支部
●じゃーなるⅣ/日本非破壊検査協会会長・井原郁夫氏
●全国鐵構工業協会・中部支部新支部長/柏原正明氏
●陳情・意見交換の結果まとめる/鉄骨建設業協会
●AW資格の説明会を実施へ/ケーシック
●22年度安全大会をウェブ開催/エムエム建材
●定期総会を4年ぶり開催/北海道JFE商事会
●物件向けH形鋼の値上げ姿勢堅持/日本製鉄
●「フィットテスト講習会」を開催/茨城県鐵構工協組

海外ファブの認定工場

工場審査に〝再開〟の動き

ベトナムとタイで工場審査を実施

 新型コロナウイルス感染対策に伴う海外への渡航・入国の制限緩和で、ようやく海外ファブの工場審査に再開の動きがみられる。日本鉄骨評価センターと全国鉄骨評価機構がこのほど、ベトナムとタイでそれぞれ工場審査を実施したもの。いずれも大臣決裁は年末になりそうだが、新型コロナが世界にまん延し始めた2020年以来、海外ファブの工場審査は実に2年半ぶりに再開したことになる。ただ、中国に関しては『ゼロコロナ政策』を取っていることから制限が厳しく再開のめどは立っておらず、困難が予想される。海外ファブの認定工場の現状などを取りまとめた。

「溶接実務者懇談会」を開催

札幌溶接協会・技術委

実務者28人が知見と交流深める

 札幌溶接協会・技術委員会(委員長=難波孝司・竹原鉄工所顧問)は13日、札幌市白石区の北海道溶接技術センターで「22年度第2回溶接実務者懇談会」を開催した。ファブリケーターやシャーリング業者など鉄構関連企業の「溶接」に携わる実務者28人が集い、知見と交流を深めた。
(写真=グループ討議で説明する三浦講師(左2人目))

AW資格の説明会を実施へ

集団受験開催も視野に準備進める

ケーシック

 全国鐵構工業協会・近畿支部(支部長=出雲津芳・出雲建設社長)の直轄組織である関西鉄骨探究会(通称・K―SIC=ケーシック)=組織概要は以下参照=は12日、大阪市西区の大阪府鉄構建設業協同組合事務局で臨時会議を開き、AW検定協会・工場溶接資格についての説明会実施へ向け、準備を進めることを決めた。また、AW資格取得のための集団受験を考えている企業があればその実施も視野に入れる。
(写真=臨時会議を開催)

エムエム建材

22年度安全大会をウェブ開催

「安全と品質のレベルアップを」

 エムエム建材は14日、「エムエム建材安全協力会 2022年度安全大会」を開いた。新型コロナウイルス感染防止対策としてウェブでの開催となった。
 安全協力会の大竹良明会長(冬木工業社長)は「急激な鋼材価格の高騰は一服感が出てきたが、鋼材納期の長期化は続いている。東京を中心とした大都市の再開発など大型物件はあるものの、地方の中小物件が減少している。地場のゼネコンは過当競争が激しくなり、材料価格高騰の転嫁が進まない状況」と現状を総括。
(写真=あいさつする大竹会長)

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