極めて厳しい需要環境が続く
- 大型物件は〝端境期〟に推移
今年後半からの回復に期待
国土交通省の建築着工統計調査から算定した2024暦年の推定鉄骨需要量は前年比4・1%減の375万3616㌧となった。暦年ベースでの375万㌧という数値は1966年実績(267万㌧)以来、58 年ぶりの記録的な低水準となる。しかも、2年連続の400万㌧割れは、過去に例がなく、需要環境としては極めて厳しい状況が続いていることになる。

国土交通省の建築着工統計調査から算定した2024暦年の推定鉄骨需要量は前年比4・1%減の375万3616㌧となった。暦年ベースでの375万㌧という数値は1966年実績(267万㌧)以来、58 年ぶりの記録的な低水準となる。しかも、2年連続の400万㌧割れは、過去に例がなく、需要環境としては極めて厳しい状況が続いていることになる。

鉄骨ファブ業界は需要減少とそれに伴うファブ各社の仕事量の落ち込み、適正価格での受注が大きな課題となっている。
1月中旬から一斉に開催された全国の各鉄構組合の賀詞交歓会では、こうした業界環境に対して「26年後半から首都圏を中心に大型物件の一斉始動が期待されている。その意味では今がまさに我慢の時。確かに課題は山積しているが、組合活動の基本である相互扶助の精神に立ち返り、互いに情報共有や交流を図り、団結でこの難局を乗り切っていこう」と結束を呼び掛けるあいさつが目立った。
(写真=富山県鉄構工業協同組合)

・[特集1] 鉄骨造建築の基礎
・[特集2] 再開発プロジェクト二〇二五 弐
・[gallery] 住友不動産六本木セントラルタワー
・[論文] 住友不動産六本木セントラルタワー
・[鉄のデザイン] 大阪避雷針工業神戸営業所
・Archi-Neering Design展2024『建築とエンジニアリングの融合』を再考する
加藤 詞史(早稲田大学)/小澤 雄樹(芝浦工業大学)/宮里 直也(日本大学)/斎藤 公男(A-Forum)
・[人HUMAN] 清水 隆さん
全国鐵構工業協会(会長=永井毅・永井製作所社長)は17日、東京都中央区の鉄鋼会館で会員、来賓ら関係者約200人を集め、「2025年新年賀詞交歓会」を開いた。
永井会長は、「本日で阪神・淡路大震災から30年が経過したが、その後も東北、熊本、能登と大きな地震が相次いで起きている。われわれの仕事はこうした災害に対して安心な建物、構造体を供給することが義務であり、また使命でもある。今後も品質の向上を目指していかねばならない。品質管理体制に関しても推進していく必要がある。さらに、人材を確保して教育することが大切であると考えている」と新たな決意を述べた。
(写真=新年の決意を述べる永井会長)

日本橋梁建設協会(会長=川畑篤敬・JFEエンジニアリング取締役)は10日、東京都千代田区のザ・キャピトルホテル東急で、令和7年新年交礼会と設立60周年記念祝賀会を挙行した。当日は関係者約350人が参集した。
設立60周年記念祝賀会では、直近10年間で協会活動に尽力した関係者110人を功労賞に選定。当日は各地区の代表者7人を表彰した。
(写真=60周年記念事業を報告)
