全体的に企業間で格差も
- ファブの稼働率、手持ち量
当面は市況の維持が焦点に
国土交通省の建築着工統計をベースとした19暦年上期の鉄骨推定需要量は約232万㌧(前年同期比9・0%減)となった。1月から3カ月連続で40万㌧台割れが続き、全体でも全ての月で前年同月比減となり、規模や用途に関わらず減少値を示した。
「都内の東京五輪関連施設のピークアウト、工場や店舗、住宅関連の需要鈍化などが主な要因。また、高力ボルトの調達難に伴う影響も想定される」(関係者)という。
国土交通省の建築着工統計をベースとした19暦年上期の鉄骨推定需要量は約232万㌧(前年同期比9・0%減)となった。1月から3カ月連続で40万㌧台割れが続き、全体でも全ての月で前年同月比減となり、規模や用途に関わらず減少値を示した。
「都内の東京五輪関連施設のピークアウト、工場や店舗、住宅関連の需要鈍化などが主な要因。また、高力ボルトの調達難に伴う影響も想定される」(関係者)という。
東京鉄構工業協同組合の青年経営者委員会(幹事長=松田一朗・松田鋼業社長)が主催する若手経営者・技術者育成プロジェクト「東構塾」(塾長=青野弘毅・元那須ストラクチャー工業)は3日、東京都中央区の東構協会議室で第7期中・上級コース3回目の講義を開いた。当日は東京をはじめ神奈川、埼玉、茨城、群馬、長野など関東一円のファブの若手15人が受講。「工作図・現寸」をテーマに青野塾長の講義と鉄骨専用CADメーカーによる最新機能の紹介が行われた。
(写真=関東一円のファブの若手15人が受講(左)、青野塾長(右))
アイ・テック安全協力会(会長=鈴木正一郎・鈴木鉄興社長)は7月26日、東京都千代田区のホテルグランドパレスで鉄骨ファブ、現場溶接、鳶・鍛治などの協力会メンバーら約80 人を集めて第13期安全大会・安全功労者表彰式を開催した。今年度の安全スローガン『みんなで声かけ 危険予知 意識を高めて ゼロ災職場』を盛り込んだ安全宣言を読み上げ、労働災害防止と安全の徹底を誓った。
第13期(昨年10月~今年9月)は無事故・無災害で推移しているが、鈴木会長はあいさつの中で「事故はいつどのようにして起きるか分からない。気を緩めることなく、安全を最優先に無事故・無災害を達成できるよう全員で頑張っていこう」と災害防止の徹底を呼びかけた。
鉄骨建設業協会(会長=田中進・駒井ハルテック社長)と全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は17 日、大手ゼネコン、設計事務所、ミルメーカーを対象とした今年度の陳情活動・意見交換をスタートさせた。来月7日までに東京、大阪両地区で計31事業所・団体を訪問し、鉄骨工事の円滑な遂行とファブの経営環境の改善強化に向けた対応を求める。
この陳情は、ファブ業界が抱える諸問題の解決・改善を目的として鉄骨2団体が毎年共同で実施しているもの。
(写真=今年度の陳情活動・意見交換がスタート。円内は左から田中・鉄建協会長、米森・全構協会長)
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胴縁・母屋など鉄骨二次部材の外販加工メーカーで組織する鉄骨二次部材加工グループ(会員数12社、略称・TNB、会長=福岡賢・福岡社長)は12日、栃木県宇都宮市で「第23 回定例会」を開催し、会員企業9社14人が出席した。同日にはTNB会員でRグレードファブのエヌ・エフ・シー(栃木県河内郡上三川町東蓼沼861)の第2工場(上三川町上三川)と、Hグレードファブ、テクノスチールダイシン(宇都宮市上小倉町2568、石田裕之社長)の宇都宮本社工場を見学した。
(写真=記念撮影(エヌ・エフ・シー第二工場にて)(左)、エヌ・エフ・シー第二工場を視察(右))