
2018年12月3日号 NO.1903
●「製作要領書作成マニュアル改定講習会」開く/鉄建協
●理事会で個別課題検討WG設置を報告/全構協
●橋梁技術発表会と講演会を開催/日本橋梁建設協会
●高力ボルトの需給動向を調査/国土交通省
●約70人が参集し、関西建燦会を開く/新日鉄住金
●『第17回改善大会』を開催/横森製作所
●特集/建材流通と部材加工
●近畿版
●四国版
●関係者約80人が集い「第13期安全総会」/アイ・テック
千葉県鐵骨工業会(理事長=栗原宏・栗原建工社長)は16日、千葉市中央区のオークラ千葉ホテルで創立40周年記念式典を挙行、行政、関連団体、組合員・賛助会員企業から165人が出席した。千葉工業大学名誉教授の橋本篤秀氏による記念講演、組合活動に貢献した功労者の表彰式に続いて祝賀会が行われた。
栗原理事長は冒頭、「当業界の経営環境は苦難の連続だったが、現在は東京五輪開催に向けて関連施設の建設や都市再開発事業が進められ、活況感を呈するなか、40周年の式典を開催でき大変喜ばしい。今後も設立当初の諸先輩方の思いを引き継ぎ、技術者育成、品質向上を通じて組合員企業がより良い鉄骨を製作することで社会に貢献できるよう組合としても活動していきたい」とあいさつした。
(写真=あいさつする栗原理事長(左)、永年功労者表彰式では6氏に感謝状と記念品を贈呈(右))
ダイアリーとしての活用だけではなく、日常の業務に役立つ「鉄構関連資料・データ」を掲載しています。
資料・データは①建築基準法関係規定②建築材料③計画(鉄骨工事、溶接延長換算表など)④製作⑤検査⑥施工⑦統計(鉄骨需要量推移など)⑧付録(鉄構関連団体、鉄骨製作工場の性能評価基準、年齢・邦暦・西暦早見表など)で構成しています。
表紙=高級レザービニール使用
ページ数=約400頁、A5判
用紙=上質紙、横書き
領価=1,200円(税込み、送料別)
*送料は1冊350円。2冊以上はお問い合わせください。
2019鐵構ダイアリー チラシ
建築鉄骨構造技術支援協会(略称・SASST、理事長=稲田達夫・元福岡大学教授)は7~10日の4日間にわたり海外視察研修を実施。稲田理事長を団長とする視察団がシンガポールを訪れ、現地大手ファブなど3工場を視察した。
SASSTでは、アジア圏を中心とする諸外国の鉄骨事情の把握を目的として12年以来、海外研修を毎年行っており今年で7回目。今回はファブ、鉄鋼・資材メーカー、大学関係者ら15人が参加した。
(写真=視察団一行(左)、TTJ社(右))
今春以降、建築鉄骨向け鋼材および副資材の手配難が業界内の課題として大きくクローズアップ、その混乱の収束の気配がみえない状況が継続している。とくにハイテンションボルトの品不足は深刻で「手配が難しく、納期に間に合わない」「短工期物件は断わっている」のファブの声も散見、一方で「ゼネコンから状況説明を求められるケースが多い」と訴えるファブも少なくない。また、コラムについてもタイト感が継続、今後の大型再開発に伴う部材の大型化や堅調な物流倉庫の需要展開、一部高炉メーカーの操業トラブルなどから「状況改善は難しく、供給不足は当面続く」(関係者)とされる。
(写真=建設中の大型プロジェクト(写真と本文は関係ありません))
全国鐵構工業協会の米森昭夫会長ら三役と全構協・近畿支部(支部長=伊藤佳治・ナガオカ社長)は10月25日、京都市の新・都ホテルで意見交換会を開催した。そのなかで、全構協は重点事業の3特別委員会について、今年度を「検討段階から具体的実行に移す年」とすることを報告、より一層の理解と協力を求めた。また、意見交換会では、青年部との関わり方や女性の採用などが話題にあがった。
全構協三役は全国各支部を回り、活動状況などを直に説明するとともに、各種の要望や意見を吸い上げる活動を展開しており、今回、近畿支部を訪れた。全構協からは米森会長と村山功、永井毅、高橋伸和の3副会長、齊藤眞専務理事の5人と、特別参加の山本康弘前会長が出席した。
(写真=意見交換会のようす)