2018年2月12日号 NO.1861
●S造は20県で増加/12月の都道府県別着工統計
●国交、経産両省に報告書提出/全構協・品質管理検討委
●地元小学生が取手工場見学/日本ファブテック
●初の技能者向け講習会を開催/日本溶接協会
●17年度前期適合工場/全国鉄骨評価機構
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●連載・鉄骨技術フォーラム⑮/デッキプレートの溶接方法
●近畿版
●中国版
●厚板を2月から5000円値上げ/新日鉄住金
地域や規模に関わらず出件へ
- 大半のファブが繁忙期に
一部工事で「混乱」も表面化
国土交通省の建築着工統計をベースとした17暦年の鉄骨推定需要量は約520万㌧(対前年比3・5%増)となり、数値的にも堅調な伸びを示した。全国的に地域や物件規模に関わらず出件され、大半のファブが繁忙期を迎えている。需要拡大が著しい首都圏では再開発案件や東京五輪関連、宿泊施設、事務所ビル、付帯金物など潤沢な案件が出そろっている。特に大型物件は﹁今年から来年にピークを迎える﹂と指摘する関係者は多い。すでに一部工事で混乱の現場も取り沙汰されているだけに、今後の動向に大きな関心が寄せられている。

極めて明るい年の幕開けに
- 全国の鉄構組合が賀詞交歓会
「団結と結束力」を呼びかけ
建築鉄骨ファブ業界は、これまで特に都心を中心とした東京五輪関連施設、大型再開発プロジェクト、物流・倉庫や店舗などの出件が目立ったが、昨秋以降、地域や物件規模に関係なく需要の喚起がみられ、「業界環境にやや変化が生じている」とする関係者の指摘は多い。全国的な底堅い需要に支えられた展開を示すかのように、全国の主要ファブ各社の手持ち量もさらに増大、工場稼働率も高水準で推移している。1月中旬から一斉に開催された全国の各鉄構組合の賀詞交歓会でも、「今年は業界にとって極めて明るい幕開けとなった」との声が各地で聞かれた。
(写真=群馬県鐵構業協同組合が賀詞交歓会を開催)

2018年2月5日号 NO.1860
●12月の鉄骨需要量は約37万㌧/国土交通省着工統計
●超音波非破壊評価シンポ開催/JSNDI・超音波部門
●優秀外国人建設就労者表彰を創設/国土交通省
●17年度建設投資は53・4兆円/建設経済研究所予測
●最年少でAW現場資格取得/原産業(東京)
●連載⑭鉄骨技術F/板厚16㍉超鋼板のT継の隅肉溶接
●17暦年粗鋼生産量は1億466万㌧/鉄連鉄鋼生産概況
●特別寄稿②/外国人雇用の留意点/行政書士・岡本健氏
●関東版
●北陸版
2018年1月29日号 NO.1859
●死亡災害は建設業増、製造業減/厚生労働省
●H形鋼は8万円/1月物価調査会価格調査
●連載⑬・鉄骨技術フォーラム/間柱の溶接部
●等厚合成スラブ用デッキを開発/日鉄住金建材
●JSCA賞受賞4名が講演/JSCA関西
●一部品種除き3カ月連続値上げ/東京製鉄2月契約
●談話室
●特別寄稿①/外国人雇用の留意点/行政書士・岡本健氏
●北海道版
●東北版
200名参集、新年の門出祝う
- 全国鐵構工業協会
「検討事業の〝行動の年〟に」
全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は19日、東京・中央区の鉄鋼会館で会員、来賓関係者ら約200名を集め、平成30年新年賀詞交歓会を開催した。
米森会長は、冒頭のあいさつで「当協会では常設の運営、技術両委員会以外に品質管理体制、人材育成、中期ビジョンの3つの特別委員会を設けて業界の将来を見据えながら検討を進めてきた。それぞれの内容がまとまり、今年はその〝行動の年〞になる」と方針を示した。
(写真=あいさつを述べる米森会長)

2018年2月号 VOL.31 NO.357
・[特集1] 鉄骨造建築の基礎
・[特集2] 再開発プロジェクトの展望 Part.2
・[gallery] TOYAMAキラリ
・[論文] G.Itoya(銀座・伊東屋)
・[論文] 福井県営体育館
・[鉄のデザイン] TOYAMAキラリ
・[人HUMAN] 川口 恵さん
新年交礼会に500名が集う
- 日本橋梁建設協会
担い手の確保など3項目を推進
日本橋梁建設協会(会長=坂本眞・日本ファブテック社長)は11日、東京・平河町の都市センターホテルで新年交礼会を開いた。当日は会員をはじめ関連団体、官公庁から約500名が参集した。
あいさつに立った坂本会長は、昨年の7月、9月の墜落災害について陳謝した後、「安全・品質の確保、コンプライアンスの重視は、事業の根幹をなす。全力で信頼回復に向けて取り組む」と誓った。
また、「本年は、橋梁事業の未来への持続、担い手の確保、『i―bridge』の推進の3項目を中心に取り組む」と表明。
(写真=あいさつする坂本会長)

2018年1月22日号 NO.1858
●設備の更新・増設で効率化を実現/冬木工業(群馬)
●連載⑫・鉄骨技術フォーラム/溶接部の設計
●18年わが社の方針/妙中 隆之、濵本 康司、森本 慶樹、徳田 宏、田所 雅彦、竹田 雄一、杉本 真一、宇佐美 雄一朗、渡部 康二、古里 龍平、近藤 勝彦、波田 邦宏、市野 登、宮本 信太郎、播磨 裕敏、近藤 健司、小林 茂、関 和典、大津 尚彦
●H形鋼在庫17万5300㌧/ときわ会
●インドネシア・アチェ市で竣工/日鉄住金建材SGタワー
賀詞交歓会に380名参集
- 鉄骨建設業協会
「鉄骨業界のさらなる地位向上を」
鉄骨建設業協会(会長=田中進・駒井ハルテック社長)は10日、東京都千代田区のホテル グランドアーク半蔵門に会員や賛助会員、来賓ら業界関係者約380名を集め、新年賀詞交歓会を開催した。
冒頭のあいさつで田中会長は、首都圏を中心に計画・着工が相次ぐ大型再開発案件などにより、今年の鉄骨需要が堅調に推移するとの見通しを示したうえで、「当協会は、これら安定した鉄骨需要や高難度の鋼構造物に対応して安全・安心な建物や街づくりに貢献し、鉄骨業界のさらなる地位向上に取り組んでいく。そのためには鉄骨技術や技能を伝承し、将来の業界を背負う担い手の確保・育成に努めることが重要。さらにはICT設備などを効果的に活用して安全性、生産性、品質を向上させ、業界が継続的に成長できるよう協会会員一丸となって取り組んでいく」と力強く新年の決意を語った。
(写真=会員や賛助会員、来賓ら業界関係者約380名を集め、新年賀詞交歓会を開催)

