全青会が札幌で全国大会
- 全国から約360名が参集
「若手リーダーの自覚持ち行動」
『新3Kへ向けて〜「感謝」「感激」「感動」〜』をスローガンに掲げた全国鐵構工業青年部連合会(略称・全青会、稲森一博会長、構成委員数945名)の第26回全国大会が20日、北海道札幌市の札幌パークホテルで開催された。各都道府県組合の青年部代表のほか、全構協の米森昭夫会長、地元・北海道機械工業会鉄骨部会幹部、全青会歴代会長ら来賓を含め約360名の業界関係者が全国から参集し、業界の永続的な発展に向けて思いを一つにした。
(写真=全国から約360名が参集、あいさつする稲森会長『業界の永続的な発展に向け思いを一つに』)

2017年5月29日号 NO.1824
●北榮興業と玉造(北海道)見学/愛知・富山両組合青年部
●全構協/業界名称独立をグループで検討へ
●H形鋼は横ばいの7万3000円/物調5月調査
●溶融亜鉛めっき協会/技術者認定講習会を開催
●鉄構業界団体総会ニュース
●高喜鉄工(新潟)/柱大組立ロボ導入で生産性大幅向上
●経常利益6社増、4社減/上場大手ファブ16年度決算
●東京屈指の繁華街「銀座」/工事が進む7物件を紹介
●関東版
●近畿版
●4カ月連続で全品種据え置き/東京製鉄6月契約
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2017年6月号 VOL.30 NO.349
・[特集] 建築業界におけるコンピューターの可能性
・[gallery] 太田市美術館・図書館
・[鉄のデザイン] 太田市美術館・図書館
・[BRAND NEW PRODUCTS] スマートフィット工法 センクシア
・[News]JFEスチール 国内最大厚の「冷間コラム」を商品化
・[News] 日本建築学会 「2017年日本建築学会賞」決まる
・[News] 大林組 既存天井落下防止構法「フェイルセーフシーリング」の適用範囲拡大
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先行き需要に大きな期待感
- 鉄構組合総会が一斉にスタート
地元行政や団体との連携を
昨年度の鉄骨需要推定量は前年度比2・6%増の510万㌧となり、安定的な水準で推移。全国的に地域や規模の格差が若干、生じているものの、主要ファブの工場稼働率、手持ち量に大きな変化はみられず、今夏以降の引き合い案件も活発で業界全体に焦燥感は漂ってはいない。
年度後半から東京五輪関連施設のほか、首都圏を中心とした大型再開発物件の着工が相次ぐとの関係者の認識で一致、先行きの期待感は大きなものがある。そうした明るい業界環境のもと、4月24日の青森県鉄工連協同組合を皮切りに全国各鉄構組合の総会が一斉にスタートした。
(写真=総会のようす(静岡県鉄構工業協同組合))

2017年5月22日号 NO.1823
●東京で固形タブ技量試験を実施/全国M部会
●叙勲褒章伝達式/並川・岡本・阿部・残間各氏
●鉄構業界団体総会ニュース
●国交省/16年度新設住宅着工戸数は97万4137戸
●木村鉄工所(青森)/「二足のわらじ」で安定収益
●コアピープル/加藤真一郎・NSSB鉄構会新会長
●インタビュー/山根正寛・ヤマネ鉄工建設(山口)社長
●東北の現況と展望/田中仁美・阪和興業東北支店課長
●中国版
●九州版
●新日鉄住金5月契約/店売りH形鋼2000円値上げ
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規模・地域の二極化が鮮明
国土交通省の建築着工統計をベースとした16年度鉄骨推定需要量は約510万㌧(前年度比2・6%増)となった。規模別では大型案件(延床面積1万平方㍍以上)が128万㌧(同0・4%増)とやや足踏み状態となる一方、ようやく中型物件(同1万未満〜3千以上)が86 万㌧(同7・3%増)、小型物件(同3千未満)が297万㌧(2・2%増)とそれぞれ需要を底上げするかたちとなった。
足元の手持ち量、工場稼働率の状況は大手ファブが年内の工事を確保する一方、中小、地方ファブではスポット的な空きが散見される。実需ベースでも、依然首都圏を中心とした大型案件が活況を呈し、地方は薄いという規模・地域の二極化が鮮明となっている。

2017年5月15日号 NO.1822
●16年度鋼橋受注実績は20万㌧/道路橋が11・3%減
●S造は23県で増加/3月の都道府県別着工統計
●旭日双光章受章の大塚孝氏が伝達式に列席/喜び語る
●全国鐵構工業企業年金基金がスタート
●20都道府県で前年増/16年度都道府県別鉄骨需要
●Hグレード工場ルポ/細谷工業(千葉)
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●日本代替エンドタブ訓練協会/会員ら集め講習会開く
●関東版
●北陸版
●松山鋼材/塙工場の新鋼材倉庫が運用開始
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16年度建築鉄骨需要
- 対前年度比2・4%増の約510万㌧
16年度は520万㌧超えか
国土交通省が発表した建築着工統計から換算した3月の鉄骨推定需要量は34・5万㌧で、この結果、16年度の鉄骨需要量は、約510万㌧となった。対前年度比2・4%増と再び増加となるとともに、500万㌧を超えた。消費税率引き上げの駆け込み需要で541万㌧となった14年度には届かなかったが、緩やかながらも堅調に推移しているといえよう。

2017年5月8日号 NO.1821
●全構協・関東支部/「災害時相互支援協定」締結目指す
●全構協/「鉄骨技術研究開発助成制度」選考委員会開催
●国交省建築着工統計/3月の鉄骨需要量は約34・5万㌧
●建設経済研究所/16年度建設投資は52兆1900億円
●AW検定協議会/工事現場溶接臨時試験の結果を公表
●日建連/新会長に山内隆司氏(大成建設会長)
●特集/現場溶接
●ファブが元気な地域/埼玉県秩父市
●近畿版
●四国版
●新日鉄住金/PJ向け建材値決めの手法見直し
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今夏以降の盛り上がりに期待
- 首都圏の大型再開発物件
閉幕後は地方等の伸びが鍵に
東京五輪の競技場や関連施設の始動や首都圏の大型再開発の本格化を控え、今夏以降の需要の盛り上がりに鉄構関係者の大きな関心が集まっている。「ピーク時の加工量はこれまでにない水準」(大手ゼネコン)との見方の一方で、「現場における管理者や溶接専門業者などの不足、ファブの供給能力などの問題もあり、「高水準の需要が継続するものの、極端な伸びは期待できないのではないか」(高炉メーカー建材担当者)など、さまざまな憶測が飛び交う。
(写真=東京都内で建設が進む大型物件(本文と写真は関係ありません))
