「業界の将来」を見据えて
- 全国鐵構工業協会が総会
懇親会には約150名が参集
全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は9日、東京・中央区の鉄鋼会館で第50回通常総会を開いた。
米森会長はあいさつで鉄骨技術審議会や建築鉄骨協議会、常設の運営、技術両委員会のほか、「中期ビジョン検討」「人材育成検討」「品質管理体制検討」の3特別委員会の現状と建築構造用便覧の作成・配布、経営力向上研修会などの活動成果を報告。また、JASS6改定を踏まえた鉄骨製作教本の制作、鋼材識別表示の統一などの検討作業を鋭意進めている状況を説明し、「地域で取り組んでいるテーマのなかで全国的に展開すべきものがあれば、申し入れてほしい。今後も、われわれの業界の将来をより良くするために皆様と一緒に今後も頑張っていきたい」と述べ、事業活動への理解と協力を求めた。
(写真=総会のようす(左)、あいさつする米森会長(総会にて)(右))

シンポジウムと総会開催
- 日本非破壊検査協会
「JSNDIバリュー」指針掲げる
日本非破壊検査協会(略称・JSNDI、会長=緒方隆昌・川崎重工業准執行役員)は5、6の両日、東京都江東区の同協会亀戸センターで平成29年度非破壊検査総合シンポジウムを実施した。6日には同所で平成29年度(第74回)定時社員総会を開き、前年度事業・決算、今年度事業・予算などを報告した。
緒方会長はあいさつで「JSNDIミッション(任務・使命)ステートメント(公式声明)」として「社会に価値ある安全・安心を提供する」中長期指針を明らかにした。
(写真=「平成29年度非破壊検査総合シンポジウム」のもよう。円内は緒方会長)

2017年6月12日号 NO.1826
●社員・協力会社170名を集めて安全大会/斉藤組(埼玉)
●S造は28県で増加/4月の都道府県別着工統計
●建築鉄骨構造技術支援協会/定時社員総会開く
●鉄構業界団体総会ニュース
●第18回免震構造協会賞/3部門合わせ7件受賞
●新事務所が本格稼働/勅使河原鉄建(群馬)
●鋼構造耐火設計指針改定講習会に120名出席/建築学会
●特集/山村(群馬)創立30周年
●関東版
●中部版
●7月から建築商品を値上げ/日鉄住金建材
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2017年6月5日号 NO.1825
●新会長に坂本眞氏(日本ファブテック社長)/橋建協
●鉄骨需要量は約44・5万㌧/国土交通省4月着工統計
●新社長に松下眞治氏/日本鉄骨評価センター
●鋼構造物工事業2・4%増/国土交通省
●コアピープル/鈴木康友・新日鉄住金北海道支店長
●鉄構業界団体総会ニュース
●写真で振り返る/全青会26回全国大会IN札幌
●丸杉MPS事業部(岐阜)/H形鋼の一次加工を強化
●北海道版
●東北版
●総会・安全大会を開催/カメイ東京支店安全協力会
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鉄建協が第5回定時総会
- 第9代会長に田中氏(駒井ハルテック)
「業界の健全かつ永続的発展を」
鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)は5月31日、都内千代田区の協会事務局会議室で第5回定時総会ならびに臨時理事会を開催。任期満了に伴う役員改選で、第9代会長に田中進氏(駒井ハルテック社長)を選出した。副会長は、留任の深沢隆氏(巴コーポレーション社長)に加え、坂本眞氏(日本ファブテック社長)を新たに選任。その他、新理事に髙橋健司氏(三水鐵工社長)が就任した。09年から4期8年に渡り陣頭指揮を執った川田前会長は引き続き理事として協会運営に携わる。
(写真=総会のようす。円内はあいさつする田中新会長)

全青会が札幌で全国大会
- 全国から約360名が参集
「若手リーダーの自覚持ち行動」
『新3Kへ向けて〜「感謝」「感激」「感動」〜』をスローガンに掲げた全国鐵構工業青年部連合会(略称・全青会、稲森一博会長、構成委員数945名)の第26回全国大会が20日、北海道札幌市の札幌パークホテルで開催された。各都道府県組合の青年部代表のほか、全構協の米森昭夫会長、地元・北海道機械工業会鉄骨部会幹部、全青会歴代会長ら来賓を含め約360名の業界関係者が全国から参集し、業界の永続的な発展に向けて思いを一つにした。
(写真=全国から約360名が参集、あいさつする稲森会長『業界の永続的な発展に向け思いを一つに』)

2017年5月29日号 NO.1824
●北榮興業と玉造(北海道)見学/愛知・富山両組合青年部
●全構協/業界名称独立をグループで検討へ
●H形鋼は横ばいの7万3000円/物調5月調査
●溶融亜鉛めっき協会/技術者認定講習会を開催
●鉄構業界団体総会ニュース
●高喜鉄工(新潟)/柱大組立ロボ導入で生産性大幅向上
●経常利益6社増、4社減/上場大手ファブ16年度決算
●東京屈指の繁華街「銀座」/工事が進む7物件を紹介
●関東版
●近畿版
●4カ月連続で全品種据え置き/東京製鉄6月契約
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2017年6月号 VOL.30 NO.349
・[特集] 建築業界におけるコンピューターの可能性
・[gallery] 太田市美術館・図書館
・[鉄のデザイン] 太田市美術館・図書館
・[BRAND NEW PRODUCTS] スマートフィット工法 センクシア
・[News]JFEスチール 国内最大厚の「冷間コラム」を商品化
・[News] 日本建築学会 「2017年日本建築学会賞」決まる
・[News] 大林組 既存天井落下防止構法「フェイルセーフシーリング」の適用範囲拡大
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先行き需要に大きな期待感
- 鉄構組合総会が一斉にスタート
地元行政や団体との連携を
昨年度の鉄骨需要推定量は前年度比2・6%増の510万㌧となり、安定的な水準で推移。全国的に地域や規模の格差が若干、生じているものの、主要ファブの工場稼働率、手持ち量に大きな変化はみられず、今夏以降の引き合い案件も活発で業界全体に焦燥感は漂ってはいない。
年度後半から東京五輪関連施設のほか、首都圏を中心とした大型再開発物件の着工が相次ぐとの関係者の認識で一致、先行きの期待感は大きなものがある。そうした明るい業界環境のもと、4月24日の青森県鉄工連協同組合を皮切りに全国各鉄構組合の総会が一斉にスタートした。
(写真=総会のようす(静岡県鉄構工業協同組合))

2017年5月22日号 NO.1823
●東京で固形タブ技量試験を実施/全国M部会
●叙勲褒章伝達式/並川・岡本・阿部・残間各氏
●鉄構業界団体総会ニュース
●国交省/16年度新設住宅着工戸数は97万4137戸
●木村鉄工所(青森)/「二足のわらじ」で安定収益
●コアピープル/加藤真一郎・NSSB鉄構会新会長
●インタビュー/山根正寛・ヤマネ鉄工建設(山口)社長
●東北の現況と展望/田中仁美・阪和興業東北支店課長
●中国版
●九州版
●新日鉄住金5月契約/店売りH形鋼2000円値上げ
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