鉄骨建設業協会が第4回総会
- 金本氏と浜野氏が新理事に
石原、八重澤両理事が退任
鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)は5月31日、都内千代田区の協会会議室で第4回定時総会を開き、新理事に金本秀雄・川岸工業社長と浜野芳照・鉄建協参与を選出した。
新理事の選任は、石原靖弘(片山ストラテック社長)、八重澤幸雄(鉄建協専務理事・業務執行理事・事務局長)両理事の辞任に伴うもので、任期は来年の定時総会終結時までの1年となる。また総会終了後、同所で臨時理事会が開かれ、浜野理事を専務理事・業務執行理事・事務局長に選任した。
(写真=第4回定時総会のもよう)

2016年6月6日号 NO.1773
●全国厚板シヤリング工組/設立40周年記念式典を開催
●4月の鉄骨需要量は約37万㌧/国交省建築着工統計
●日本鉄骨評価センター/第16回定時株主総会を開催
●新会長/栃木県鉄構工業会・五月女久和氏
●免震構造協会/熊本県内の免震・制振建物を調査
●鉄構業界団体総会ニュース
●三井宜之・熊本大名誉教授/平成28年熊本地震
●福井県建設鉄工協組/「組合創立50周年式典」
●北海道版
●東北版
●アマダマシンツール/丸鋼専用超高速バンドソー発売
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品質管理検討委(仮称)を設置
- 委員長に専任の理事が就任予定
全国鐵構工業協会が理事会
全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は19日、東京都中央区の鉄鋼会館で理事会を開き、「品質管理体制検討委員会(仮称)」の設置を承認、委員長に専任の理事を充てることとし、竹原巖氏(前北海道機械工業会鉄骨部会部会長)の就任を内定した。
(写真=「品質管理体制検討委員会」(仮称)の設置を承認)

2016年5月30日号 NO.1772
●BCP全10本にめっき割れ/ファブが鋼材会社を提訴
●H形鋼は6万8000円/物調の5月資材価格調査
●全国鐵構工業厚生年金基金/後継制度の説明会開始
●鉄構業界団体総会ニュース
●構造計画研究所/「知粋館」に設置の3次元免震装置
●JFE商事鉄鋼建材/「鉄構安全協力会」が総会
●AW検定協議会西日本/溶接施工要領評価事業を承認
●日本橋梁建設協会/石井会長「非常に危機的な状況」
●関東版
●近畿版
●日鉄住金鋼板/「耐火イソバンドPro」ライン増設
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2016年6月号 VOL.29 NO.337
・[特集1] 2016年熊本地震
・[特集2] 設計・施工の省力化 Part.1
・[gallery] 鉄鋼ビルディング
・[論文] JR九州ホテル ブラッサム新宿
・[鉄のデザイン+α] 3×3 CUBE・椎名町
・東京 超高層ビルの建設ラッシュ
・[News] 日鐵住金建材 リブ高さ90mmの「アクロスデッキ」を開発
・[人HUMAN] 水野 隆介さん
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課題克服へ積極対応目立つ
- 鉄構組合総会が一斉にスタート
後半の需要盛り上がりに期待
鉄骨需要の端境期入りで主要ファブの工場稼働率に若干の落ち込みが見受けられるものの、今夏以降の引き合い案件の増加を受けて業界全体に焦燥感は漂ってはいない。今年度後半からは東京五輪やリニア新幹線、国土強靭化などをキーワードに盛り上がりをみせるものとみられる。先行きにそうした大きな期待を集める業界環境のもと、4月25日の青森県鉄工連協同組合を皮切りに全国各鉄構組合の総会が一斉にスタートした。
(写真=静岡県鉄構工業協同組合)

2016年5月23日号 NO.1771
●15年度鋼橋受注実績/微増の23万4830㌧
●日本建築学会/「熊本地震被害調査速報会」を開催
●東京鐵骨橋梁/片山ストラテックの橋梁事業を統合
●京都府溶接技術競技会/65名の技術者が技量を競う
●鉄構業界団体総会ニュース
●「東検協」17社で正式発足/設立総会を開催
●ステントス(広島)/実習生が現場AW検定に合格
●新社長登場/北川組鉄工所(北海道)・明永弘志氏
●新鉄構企業訪問/渡辺鉄工㈱(新潟県)
●中国版
●四国版
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2016年5月16日号 NO.1770
●15年度都道府県別鉄骨需要/25府県で前年度より増加
●S造は19県で増加/国交省3月の都道府県着工統計
●全国鉄労協が代表者大会/夏期一時金の方針を確認
●熊本地震/永井・組合理事長、角・博陽工業社長に聞く
●三浦建設工業(青森)/創業100周年期し工場増設
●田中鉄建(岩手)/「鉄と木のコラボ物件」で収益
●新社長登場/ワールド山内(北海道)・山内雄矢氏
●「熊本地震」現場ルポ/阿蘇地方の橋梁被害中心に
●関東版
●北陸版
●新鉄構企業訪問/きよし鉄建工業㈱(大阪府)
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15年度需要の用途・規模別内訳
- 工場、事務所、倉庫が増加
物件の大型化がより顕著に
国土交通省の着工統計による15年度鉄骨需要量は、前年度比0・6%減の498万㌧となった。上期同4・2%増の264万㌧に対し、下期同5・5%減の233万㌧の推移を示し、年度後半に伸び悩みがみられた。
用途別では、最も大きな構成比率を占める住宅が同0・7%増(131万㌧)と堅調に推移、その他が同7・2%減(88万㌧)となっている。
これまで、需要をけん引してきた低層案件に目を向けると、倉庫用途が同0・3%増(64万㌧)と底堅く推移。ただ、同14・2%減(57万㌧)と大幅減の店舗と、同14・6%増(83万㌧)の工場および作業場は大きく明暗が分かれる結果となった。
(写真=表は用途別需要推移、写真は建設が進む都内の大型プロジェクト)

今夏以降の需要上伸に期待
- 「適正加工費の維持」に努力
工程ずれなど課題も山積状態
国土交通省の着工統計による15年度鉄骨需要量は約498万㌧(対前年度比0・6%減)となった。「当初の期待に反し、年初からの需要落ち込みの影響を受けた結果」と指摘する関係者は多い。
ファブの工場稼働率もバラツキがあるものの、全国平均約80%で推移。会社規模に関わらず「物足りない」とする意見が少なくない。
これに同調するかのように単価は弱含み基調で推移。一部でゼネコンの指し値攻勢や同業他社の受注競争が表面化するなどの動きもみられた。ただ、業界内部の「今夏以降に需要上伸、来年以降はピーク」が共通認識となるなかで、赤字物件は市場から一掃。ファブも鋼材価格の値上げ、専門業者の労務費や重機等の単価高止まりなど圧迫要因を踏まえながら「適正加工費の維持」に努めている。
