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地方で中小の出件が漸増傾向

  • 大型プロジェクトは堅調に推移
    今秋から再び繁忙期入りか

 鉄骨需要は今春にやや鈍化傾向をみせたものの、ここにきて見積もり依頼、引き合いとも増加、秋口以降、地域格差はあるが、業界は再び繁忙期入りするとみられている。
 大型高層物件は引き続き都心部を中心に堅調に推移、中小物件も比較的動きが鈍かった地方の物件で計画具体化が相次いでいる。ただ、全体的に"東高西低〞の傾向に変化はみられず、すでに来年の契約交渉を進める主要ファブとの企業間格差がさらに顕著になりつつある。
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2015年8月3日号 NO.1729

●全構協・九州支部/熊本で創立以来初の全体懇談会
●経産省4〜6月期地域産業調査/「緩やかに改善」
●中部地整と中部建専連が意見交換会を開催
●日本非破壊検査工業会/韓国団体と交流会を開催
●特集・ファブに聞く/技術の原点〜自社のルーツ
●平田鉄工(福井)/アイディアで特異物件条件クリア
●福岡(福井)/29年間継続開催の「納涼祭」開く
●新社長登場/阿部鋼材(札幌)・阿部大祐氏
●北陸版
●近畿版
●JFE建材「QLルーフ」/耐火性優れる断熱防水屋根
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全国鐵構工業協会・関東支部

  • 資格者育成強化策を強力推進
    各組合でUTレベル1講習の開催求める

 全国鐵構工業協会・関東支部(支部長=岸部直喜・神奈川県鉄構業協同組合理事長)は7月29日、都内中央区の鉄鋼会館で定例支部会を開き、支部下各都県組合における資格者育成強化策を強力に推進していく方針を決めた。
(写真=事前講習の実施支援を決める。円内は岸部支部長)
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2015年8月号 VOL.28 NO.327

・[特集] 鉄骨ものづくり
・[gallery] ドボクノヘヤ
・[論文] 秋葉山公園県民水泳場(あきばさんプール)
・[論文] ドボクノヘヤ
・[新連載] 構造デザインを実践したい若者のための独断と偏見に満ちた教科書
・[News] 竹中工務店 「(仮称)吹田市立スタジアム」の屋根鉄骨建方完了
・[人HUMAN] 高橋 治さん

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鉄骨梁の横座屈の最新研究を発表

  • 建築学会近畿支部が研究会を開催
    研究成果の設計への反映策を検証

 鉄骨梁の横座屈については、適切な横座屈補剛により発生を防止するとの前提で、耐震設計が行われてきた。しかし近年、従来の想定を超える大規模地震の発生が懸念され、横座屈後の耐力や変形性能の把握などが求められている――こうした背景を踏まえ、日本建築学会近畿支部の鉄骨構造部会(主査=桑原進・大阪大准教授)は22日、大阪靭公園内の科学技術センターで、「鉄骨梁の横座屈挙動〜最先端の研究成果と設計への応用」をテーマに、研究会を開いた。
 発表された研究課題は①座屈に関わる安全性の定量的評価(井戸田秀樹・名古屋工大教授)②変軸力材の座屈と座屈補剛(津田惠吾・北九州市大教授)③横座屈を伴う骨組の大たわみ挙動(金尾伊織・京都工繊大准教授)④床スラブの横補剛効果(宇佐美徹・竹中工務店)の4項目。
(写真=研究会の会場。顔写真は左から桑原主査、井戸田教授、津田教授、金尾准教授、宇佐美氏)
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2015年7月27日号 NO.1728

●アイ・テック安全協力会/ファブや鳶など百名参集
●H形鋼は7万8000円/物調の7月資材価格調査
●メタルプロダクツ/工場にSPINDO社長招く
●日鉄住金建材/30年保証の高耐久性鋼板を発売
●鉄連・建築構造九州/「九州・歴史散歩」本を発刊
●夏季特集・人材育成とその育成/人材不足深刻
●平和鐵工所の相良菜見子さん/関連資格を多数保持
●全構協/15年度全国都道府県鉄構組合役員一覧
●関東版
●中部版
●「ものづくり」14年度補助金/過去最多の93社
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2015年7月20日号 NO.1727

●鉄建協・全構協/ゼネコン、設計などに共同陳情開始
●国土交通大臣表彰/鉄構関連では田中健二氏(青森)
●インタビュー/全国鉄骨評価機構・山口種美社長
●横森製作所・岡部工場/改修工事完了し竣工式挙行
●新社長/恭和工業(三重県)・伊藤貴俊氏
●日鉄住金コラムと新日鉄住金/高性能プレスコラム開発
●京都溶接競技会/中垣、日置、中村、澤田氏が知事賞
●北海道版
●東北版
●Dスルー施工連絡会/上期施工実績が過去最高
●広島県鉄構工業会/行政・設計事務所ら82名が学ぶ
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三重と滋賀の両組合が交流会

  • 隣接2県で親睦関係を強化
    雇用などのテーマで意見交換

 隣接地域でありながら所属支部の違いで交流が希薄だった鉄構2組合が、全構協の支部間交流を機に初の組合交流会を実現させた。
 三重県鐵構工業協同組合(理事長=玉木信介・中央鉄骨社長)と滋賀県鐵構工業組合(理事長=籠谷昇・籠谷鉄工所社長)は13 日、滋賀県近江八幡市のホテルニューオウミで交流会を開催した。三重県から理事11名、滋賀県から理事9名が列席し、①地区の需要・物件動向②共同積算システムの活用促進策③若年雇用対策④法定福利費の業界浸透状況⑤共済事業の推進策⑥両県の鉄骨景況の実情⑦物件動向の有効な情報交換策――などで意見交換した。
(写真=①玉木・三重理事長②三重県側の出席者③滋賀県側の出席者④籠谷・滋賀理事長)
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ファブ各社の懸命な『値戻し』続く

  • RC造への設計変更を警戒
    「コストは調整局面入り」の声

 全国的に鉄骨需要の伸びがやや鈍化傾向を示し、13年から急騰していた受注単価も落ち着きをみせ、ほぼ横ばい推移の局面が続いている。ファブ各社は設備更新、人件費や雇用などの対応と同時に『値戻し』に向けた懸命な努力を続けており、その意味では秋口からの首都圏を中心とした需要の盛り上がりへの期待も大きいものがある。
(写真=都内で建設が進む大型物件(写真と本文は関係ありません))
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2015年7月13日号 NO.1726

●全構協・中部支部と東北支部積算業務委が交流会
●S造は20県で増加/5月の都道府県別着工統計
●新会長/日本建築学会・中島正愛氏
●全構協・鉄建協/全国6会場で検査技術者学科試験
●新社長/新日鉄住金エンジニアリング・藤原真一氏
●セイケイ/第1四半期は1・6万㌧生産
●新事務局長/CIW検査業協会・柏瀬一彦氏
●ティー・エス・ティー(千葉)/旭工場で高付加価値生産
●関東版
●近畿版
●新鉄構企業訪問/井上機器鉄工㈱(神奈川県)
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