夏場を迎え再び需要は活況へ
- 〝首都圏一極集中〟が鮮明に
ファブ進出、商社介在も増加
年度明け以降、一段落がみられたファブの工場稼働率・手持ち量が、夏場を迎え再び活況を呈しつつある。なかでも首都圏や大手ファブで同傾向が顕著で、量はSグレードで来夏まで、Hグレードでは年度内を確保しているファブも少なくない。見積もり件数も多く、「断るのにも苦労している」という状況にある。
(写真=都内で建設中の超高層ビル)
年度明け以降、一段落がみられたファブの工場稼働率・手持ち量が、夏場を迎え再び活況を呈しつつある。なかでも首都圏や大手ファブで同傾向が顕著で、量はSグレードで来夏まで、Hグレードでは年度内を確保しているファブも少なくない。見積もり件数も多く、「断るのにも苦労している」という状況にある。
(写真=都内で建設中の超高層ビル)
全国鉄構工業協会・青年部会(会長=長谷川睦・長谷川鉄工社長)は5日、北海道の札幌東急インで今期総会後初の理事会を開催。今後2年間で推進する事業の方向性をまとめるなど、第12期の活動を本格的にスタートさせた。
(写真=第12期理事)
全国Mグレード部会連絡協議会(会長=堀川勝・杉山建設工業専務)は6月27日、長野県千曲市のホテルで長野県Mグレード部会との交流会を開催した。当日は、地元の長野県24社、東京7社、神奈川県7社、千葉県2社の全国M会会員計40社が参集した。
(写真=会場には1都3県から計40社が参集)
鉄骨需要の回復に伴い、鉄骨ファブ各社の工場稼働率が上伸傾向にあるが、設備や管理技術者など人材の対応能力の問題から、これまで以上に「適切な品質確保」が最重要テーマとして浮上している。
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AW検定協議会東日本(代表=嶋徹・戸田建設建築工事技術部技術課課長)は12日、東京都江東区の「ティアラこうとう」で会員・検定員ら約100名の参集のもと、第29次通常総会を開催した。
嶋代表はあいさつで、建築需要の増加、資材高騰や人材不足などの現状を説明した上で「繁忙状態にあるが、わが国の鉄骨の生産システムに深く入り込んだAW検定を稼働させるのも、業界のなかで大きな意義がある」と協議会活動に理解と協力を求め、特に溶接技能者の技量検定と会員相互の協調を強調。
(写真上=嶋代表、写真下=会員・検定員ら約100名が参集した第29次通常総会。第29次予算などの議案を承認し、研究評価委員会報告も行った)