業界の鉄骨供給能力が焦点に
- 需要増加で投資意識に変化も
生産効率化や増産体制など
国土交通省の着工統計ベースにおける13暦年の鉄骨需要は前年実績比13.2%増の約530万トン前後となる見通し。今年も東京や名古屋の大型再開発案件の本格化、物流倉庫など大型低層案件の地方拡大、中小案件も耐震改修などで旺盛な需要が期待され、今後も東日本大震災の復興や東京五輪などの工事具体化が控えることから、さらなる建築需要の伸びが期待される。需要の回復基調がより鮮明になるなか、鉄骨ファブ業界全体の供給能力不足を懸念する声も日増しに高まっているのも事実。
(写真=都内で建設が進む大型工事)

2014年1月20日号 NO.1649
●日本橋梁建設協会/積極的な情報発信活動を展開
●鉄連/「エネルギー基本計画」意見提出
●日本鋼構造協会・賀詞/「人材確保と育成を重視」
●新春・トップが語る14年わが社の方針/粕谷 強、木村 寛、高橋 学、浦井 直樹、末岡 愼弘、竹田 雄一、杉本 真一、多田 益男、渡部 康二、藤本 憲司、古里 龍平、近藤 勝彦、波田 邦宏、市野 登、熊谷 和彦、近藤 健司、遠藤 茂春、 大津 尚彦
●大東精機PR室・有賀直子氏/デザイン力と絶対音感
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350名集め賀詞交歓会
鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)は7日、東京・千代田区の東海大学交友会館で賀詞交歓会を開催。会員をはじめ来賓、賛助会員ら350名余りが集い新年の門出を祝うとともに、業界の健全な発展に向けて決意をひとつにした。
(写真=会員をはじめ来賓、賛助会員ら350名余りが業界の健全な発展に向けて決意をひとつにした)

2014年1月13日号 NO.1648
●14年度建築用鋼材の展望/足元、需要回復が鮮明に
●S造は31県で増加/国交省・11月都道府県着工統計
●太田・国交相/「中長期的な国土づくりを」
●14暦年の鉄骨需要展望/西日本市場も繁忙感増す
●新春インタビュー/14年わが社の方針/中村 真一、上田 弘志、後藤 隆、浅井 武、石井 孝、今村 清志、小林 雅美、田邊 寛隆、岡本 忠幸、園田 正雄、徳永 正弘、三島 哲郎、高橋 徹、本田 恒、廣澤 浩一
●《午年》年男登場Ⅱ
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13年度発注量は微増の27万トン
- 橋梁保全の本格的な幕開け
海外事業展開は2極化進む
12年度は25万2000トンと前年度比で若干の減少となった鋼道路橋。13年度は、12年度補正予算や復興需要の本格化などにより上期から順調に発注され、上期終了時点で対前年同期比39%増の11万4000トンで推移。前年度比微増の27万トンと見込む。
(写真=経済発展著しいミャンマー・ヤンゴン市内に建設した立体交差「シェゴンダイン高架橋」(3径間連続鋼箱桁×2連、4径間連続箱桁×1連)。写真提供:JFEエンジニアリング)

2014年1月6日号 NO.1647
●鋼製橋梁業界の展望/13年度需要量は全体で28万トン
●鉄塔業界 13年度は4万トン/低水準の需要が長期化
●11月の鉄骨需要は約45万トン/国交省建築着工統計
●メタルプロダクツ/中国・大連創建と協力関係構築
●14年課題と方針を聞く/松井 敏夫、橋本 伸一郎、横山 丈夫、護 雅典、松崎 博彦、田中 淳夫、松村 康人、逸見 俊一、髙木 建、松崎 博彦、犬伏 昭、大迫 敏也、廣渡 眞、箕村 理、天雲 博樹、林 喜裕
●次世代に向けて/「ものづくりの楽しさと夢」
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未来に
クレーンが、部材を積み上げていく
寸分違わぬ精度で積み上がっていく
――未来に繋ぐ――
ひとつひとつ力強い掛け声とともに
時代のなかで受け継がれる伝統と技
熱き情熱と果たすべき使命が息づく
――未来へ繋ぐ――
それは今を生きる我々の責務である
街を縁取る新旧のコラボレーション
見事なまでの「技術の創造」をみる
――未来を繋ぐ――
澄み切った青い空が目の前に広がる

2014年1月1日号 NO.1646
●14年建築鉄骨需要展望/600万トンに迫る勢い
●新春インタビュー/鉄骨建設業協会・川田忠裕会長
●新春インタビュー/全国鐵構工業協会・米森昭夫会長
●14年新春インタビュー 井上 勝徳、山下 隆一、大熊 久理子、向井 昭義、田中 剛、藤井 久司、有田 陽一、尾熊 哲雄、藤澤 一善、宮田 隆司、金箱 温春、髙梨 晃一、廣瀬 壮一、木村 寛、国峰 淳、千代 一郎、小南 忠義、河本 龍一、國谷 七三夫、金本 茂
●《午年》年男登場
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2014年1月号 VOL.27 NO.308
・[特集]2014再開発プロジェクトの展望
・[TOKYO ● 2020]世紀の祭典 2020年東京オリンピック
・リニューアルのお知らせ。
・アーキニアリング・デザイン展2013
・東京スクエアガーデン
・リニューアルのお知らせ。
・[人HUMAN]金田 勝徳さん
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活況を迎えたなかでの越年に
リーマン・ショック以降、記録的な落ち込みを示し、長らく低迷していた鉄骨需要だが、ここにきて建物規模にかかわらず全国的に着工が相次ぎ、鉄骨ファブ業界は久しぶりに活況を迎えたなかでの越年となっている。鉄骨需要は、リーマン・ショック直後の09年度に391万トンに急落して以降、10年度418万トン、11年度431万トン、12年度476万トンと徐々に回復傾向にある。
(写真=都内で建設中の大型物件)
