海外研修で中国・大連を訪問
- 建築鉄骨構造技術支援協会
CIMC、中国江本など視察
建築鉄骨構造技術支援協会(略称・SASST、理事長=田中淳夫・宇都宮大学名誉教授)は13~16日の4日間、中国・大連での海外研修を実施した。田中理事長を団長にファブ、ゼネコン、副資材メーカー関係者ら19名が参加し、大連市内に生産拠点を構えるファブ3社を視察して現地の技術レベルを確認するとともに、各社幹部との意見交換を通じて中国の鉄構事情等について認識を深めた。
(写真=大連視察団一行)
建築鉄骨構造技術支援協会(略称・SASST、理事長=田中淳夫・宇都宮大学名誉教授)は13~16日の4日間、中国・大連での海外研修を実施した。田中理事長を団長にファブ、ゼネコン、副資材メーカー関係者ら19名が参加し、大連市内に生産拠点を構えるファブ3社を視察して現地の技術レベルを確認するとともに、各社幹部との意見交換を通じて中国の鉄構事情等について認識を深めた。
(写真=大連視察団一行)
全国的な鉄骨需要の回復に伴い、主要ファブの工場稼働率が上昇、手持ち量も増加し、業界全体の先行きに明るいムードがただよっている。堅調な推移をみせる物流倉庫、大型店舗、工場等が地方に拡大、首都圏や名古屋、大阪などで大型再開発物件も本格的に始動し始める一方で、「物件規模にかかわらず消費増税に伴う駆け込み発注が、後押しした形となった」(鋼材商社幹部)とみる関係者は多い。
『飛躍! 鉄骨製作技術の課題と可能性を見つめて』をテーマに掲げた鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)の技術発表会が6日、都内千代田区の東海大学交友会館で開催された。3年連続、通算5回目となった今回の発表会には会員ファブや賛助会員などから約180名が参集し、建築鉄骨に関わる最新技術の動向に熱心に耳を傾けた。
(写真=会場には会員、賛助会員ら約180名が参集)
国土交通省の建築着工統計調査報告をベースに試算した13年度上半期の鉄骨需要は前年同期比16.8%増の約278万トンとなった。引き続き大型商業施設や物流倉庫の出件が相次いでいるほか、首都圏を中心とした都市部では再開発プロジェクトも順次始動し、全国的に地場の中小物件も堅調なことから、全体需要を押し上げたもよう。加えて、震災復興関連なども具体化してきている。
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