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堅調な展開をみせる大型物件

  • 大手ファブ『繁忙期』迎える
    適正な受注が最重要課題に

 首都圏のほか、北海道や近畿、九州地区など大型物件の工事本格化に伴い、大手ファブ各社はまさに『繁忙期』を迎えている。東京五輪関連施設、大規模再開発や建て替え、物流倉庫などの建設が目立つ。
 全体的に堅調な展開をみせる大型物件だが、今夏前後に4面ボックスを主体とした低層部が一段落し、上層階に推移する、いわゆる〝切り替わり時期〞を迎えることから、「一部の大手ファブで若干の中だるみが生じる」とする関係者の見方も多い。「しかし、それも4面ボックス案件に限られ、時期も限定される。秋以降は再び一斉に盛り上がりをみせる」とされる。
(写真=大型物件が本格化(本文と写真は関係ありません))
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2018年3月5日号 NO.1864

●全構協が近畿地区で経営力向上研修会/約80名が受講
●1月の鉄骨需要量は約40万㌧/国土交通省着工統計
●茨城県で資材見学会/鉄建協 資材・調達委員会
●10号晴海線(1・2㌔)が10日開通/首都高速道路
●連載・鉄骨技術F⑱/異強度材溶接時の入熱パス間温度管理値
●現場溶接ロボなどテーマに研鑽会/AWA認証機構
●新社屋竣工式を挙行/ファブサポート・エムケー(大阪)
●地域未来牽引企業に選定/藤木鉄工(新潟)
●関東版
●近畿版
●実務者ら68名が受講/北海道でZRC工法講習会
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2018年3月号 VOL.31 NO.358

・[特集1] 鉄のデザイン
・[特集2] 再開発プロジェクトの展望 Part.3
・[gallery] 鉄のログハウス
・[論文] 熊本大学臨床研究棟
・[論文] 厚肉ロールコラム及びカクホットに対する超音波探傷試験条件の検討
・[Topics] 母屋・胴縁類の取り付けに使用する六角ボルト・ナットについて
・[人HUMAN] 奥出 久人さん

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2018年2月26日号 NO.1863

●工程ズレなどゼネコンへ改善要求/近畿H会
●資格運営機関設立準備会開く/鉄建協と全構協
●入熱・パス間温度の勉強会/全国ビルトH西日本支部
●H形鋼は8万2千円/2月物価調査会価格調査
●日本非破壊検査協会へ文書/CIW検査業協会
●年間生産高調査を継続へ/全構協・関東支部運営委
●連載・鉄骨技術F⑰/頭付スタッド溶接とショートビード
●鋼製階段専業で世界一目指す/石垣鐵工(秋田)
●談話室)
●四国版
●九州版
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全構協・東北支部が意見交換会

  • 東北地整へ要望事項
    工期平準化と地元企業の機会拡大

 東北鉄構工業連合会(会長=村山功・ムラヤマ社長)は19日、宮城県仙台市のホテル白萩で「2月期定例役員会」と「国土交通省東北地方整備局との意見交換会」を開いた。役員会では全国鐵構工業協会の理事会報告を小山田周右・東北支部長(小山田工業所会長)が行うとともに、各委員会の活動報告が行われた。平成29年度決算見通し、30 年度の講習会や事務局研修会などについて協議、了承された。

 意見交換会は全構協東北支部として開催し、東北地整からは二橋宏樹・建政部長ら9名が出席した。東北地整からは情報提供として「建設業における働き方改革」など4項目について説明があった。
(写真=小山田支部長が座長を務め意見交換会を開催(上)あいさつする二橋建政部長(中央)(下))
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2018年2月19日号 NO.1862

●今年はさらなる繁忙期へ/17暦年鉄骨需要分析
●年頭安全大会を開く/阪和・SKE安全協力会
●6月に全国5カ所で開催/溶接管理技術者評価試験
●新社長登場/奉仕機材(佐賀)竹谷達成氏
●CIWへ回答文書/日本非破壊検査協会
●連載・鉄骨技術F⑯/柱・梁に取付く仕上げ下地PLの溶接
●新社長登場/髙山製作所(長野)髙山佳和氏
●特集/システム建築
●関東版
●中部版
●ビルトH認定でAA昇格/玉造(札幌)恵庭工場
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関連資格の共同運営を確認

  • 鉄建協・全構協が正副会長懇談会
    円滑な現場搬送でも意見交換

 鉄骨建設業協会(会長=田中進・駒井ハルテック社長)と全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は8日、東京都港区の品川プリンスホテルで正副会長懇談会を開き、業界が抱える諸課題とその解決に向けた施策などについて意見交換を行った。 懇談会には鉄建協から田中会長のほか、深沢隆副会長(巴コーポレーション社長)、川田忠裕理事(川田工業社長)、岡田達夫運営委員長(日本ファブテック専務)、浜野芳照専務理事が、全構協は米森会長のほか、玉木信介副会長(中央鉄骨社長)、村山功副会長(ムラヤマ社長)、大橋利勝理事らが出席した。
(写真=懇談会のようす)
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2018年2月12日号 NO.1861

●25都道府県前年より増加/17暦年都道府県別鉄骨需要
●S造は20県で増加/12月の都道府県別着工統計
●国交、経産両省に報告書提出/全構協・品質管理検討委
●地元小学生が取手工場見学/日本ファブテック
●初の技能者向け講習会を開催/日本溶接協会
●17年度前期適合工場/全国鉄骨評価機構
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●連載・鉄骨技術フォーラム⑮/デッキプレートの溶接方法
●近畿版
●中国版
●厚板を2月から5000円値上げ/新日鉄住金
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地域や規模に関わらず出件へ

  • 大半のファブが繁忙期に
    一部工事で「混乱」も表面化

 国土交通省の建築着工統計をベースとした17暦年の鉄骨推定需要量は約520万㌧(対前年比3・5%増)となり、数値的にも堅調な伸びを示した。全国的に地域や物件規模に関わらず出件され、大半のファブが繁忙期を迎えている。需要拡大が著しい首都圏では再開発案件や東京五輪関連、宿泊施設、事務所ビル、付帯金物など潤沢な案件が出そろっている。特に大型物件は﹁今年から来年にピークを迎える﹂と指摘する関係者は多い。すでに一部工事で混乱の現場も取り沙汰されているだけに、今後の動向に大きな関心が寄せられている。
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極めて明るい年の幕開けに

  • 全国の鉄構組合が賀詞交歓会
    「団結と結束力」を呼びかけ

 建築鉄骨ファブ業界は、これまで特に都心を中心とした東京五輪関連施設、大型再開発プロジェクト、物流・倉庫や店舗などの出件が目立ったが、昨秋以降、地域や物件規模に関係なく需要の喚起がみられ、「業界環境にやや変化が生じている」とする関係者の指摘は多い。全国的な底堅い需要に支えられた展開を示すかのように、全国の主要ファブ各社の手持ち量もさらに増大、工場稼働率も高水準で推移している。1月中旬から一斉に開催された全国の各鉄構組合の賀詞交歓会でも、「今年は業界にとって極めて明るい幕開けとなった」との声が各地で聞かれた。
(写真=群馬県鐵構業協同組合が賀詞交歓会を開催)
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