
2025年6月9日号 NO.2243
●推定鉄骨需要量は約38万㌧/国土交通省4月着工統計
●定時株主総会開く/日本鉄骨評価センター
●「逸見賞」受賞者報告と特別講演/CIW検査業協会
●2024年度事業など報告/鉄骨技術者教育センターが理事会
●新検定員向けの研修会/AW検定協会西日本
●新社長登場/本田学氏・加藤製缶(福井県)
●第19回総会・安全大会を開催/カメイ・東京K和会
●松本市の深志神社で総会/アルプス鐵構事業協同組合
●共済事業協力企業1社承認/大阪鉄構組合・運営共済委

2025年6月2日号 NO.2242
●創立50周年記念式典/和歌山県鉄構組合連合会
●H形鋼は11万3000円/物調5月資材価格調査
●業界動向調査など継続実施を報告/全国鐵構工業協会が理事会
●建設業許可業者数は2年連続増加/国土交通省
●新社長登場/長谷部尚氏・利根川鉄工(福井県)
●協力企業2社に感謝状/全青会
●クローズアップ/BIM活用の可能性と課題③
●鉄構安全協力会の総会を開催/JFE商事鉄鋼建材
●総会と競技会表彰式を開催/秋田県溶接協会
創立50周年迎え記念式典挙行
- 愛知、和歌山の2鉄構組合
結束を強固に「次の50年」へ
今年に組合創立50周年を迎える愛知県鉄構工業協同組合(理事長=平沢実・池田工業社長)と和歌山県鉄構工業協同組合連合会(理事長=三宅克之・三宅鐵工建設常務)はいずれも5月22日、地元で創立50周年記念式典・祝賀会を盛大に挙行した。
組合員と賛助会員のほか、行政関係者や関係団体からもお祝いに訪れるなど、両鉄構組合とも100人規模の式典・祝賀会となった。
(写真=和歌山県鉄構工業協同組合連合会の祝賀会、愛知県鉄構工業協同組合)
建築鉄骨検査技術者〈製品・超音波〉学科試験問題と解説集 2025年版 正誤表
『建築鉄骨検査技術者〈製品・超音波〉学科試験問題と解説集 2025年版』に一部訂正が発生いたしました、申し訳ございません。
こちらからダウンロードをお願いします。
全国各鉄構組合の総会スタート
- 団結力で苦境克服の姿勢目立つ
課題はかつてないほど山積状態
4月25日の島根県鐵構工業会を皮切りに全国各鉄構組合の「2025年度通常総会」が一斉にスタートした。
2024年度の鉄骨需要が前年比6・5%減の約366万㌧と2年連続で400万㌧を割り込み、極めて厳しい需要環境が続いている中で行われた今年の総会では、団結力や協調でこの苦境を乗り越えようとする姿勢が目立った。
(写真=総会のようす)

2025年5月26日号 NO.2241
●受験増対策、本格検討へ/AW検定西日本総会
●事業方針「原点に返り業務遂行」/日本鉄塔協会が総会
●新社長登場/岡田圭司氏・富士製作所(東京)
●クローズアップ/BIM活用の可能性と課題②
●45・3%の企業が収益「減少」/浦安鉄鋼団地4月景況調査
●新支店長/安藤毅氏・日本製鉄北海道
●総会と70周年記念祝賀会を開催/東京鉄鋼販売業連合会
●全品種の価格据え置き/東京製鉄の6月契約
●7カ月連続で価格据え置き/日本製鉄のH形鋼販売

2025年6月号 VOL.38 NO.445
・[特集] BIMによる建築確認の現在地
・[gallery] 文化堂ビル
・[鉄のデザイン] 文化堂ビル
・[鉄のデザイン] ホーバーターミナルおおいた HOV.OTA
・[News] 神戸製鋼所「2025年度 神溶会全国総会」を開催
・[News] 清水建設 半自動化した耐火被覆吹付ロボ「Robo-SprayⅡ」開発
・[人HUMAN] 武居 秀樹さん
手持ち量、稼働率の低下が継続
- 各社とも懸命に採算維持に努力
関係者の多くが「今が大底」
24年度の鉄骨需要量は前年比6・5%減の約366万㌧と2年連続で400万㌧を割り込んだ。リーマン・ショック直後の09年度実績(約391万㌧)をも下回る数値となり、極めて厳しい需要環境が続いている。鉄骨ファブ各社も企業規模を問わず全体的に手持ち量、稼働率の低下傾向が継続している。
先行きは国内の景気によるところが大きいが、労働人口の低下などで低迷の長期化が予想される。

2025年5月19日号 NO.2240
●24年度実績は3万9064㌧/鉄塔需要
●17期2年目の活動スタート/全青会がウェブ理事会
●新会長に妙中隆之氏/日本溶接材料工業会が総会
●25年夏期一時金方針など決める/全国鉄労協が代表者大会
●鉄骨技術フォーラム24⑬/めっき端部のはつり・回し溶接
●クローズアップ/BIM活用の可能性と課題①
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●鉄骨需要量を新たな視点で検証/鉄連・需給調査委
●総会議案書の内容を審議/神奈川県鉄構業協組
24年度鉄骨需要は全規模で減少
- 大型の事務所、工場分野が後退
年後半の回復に期待も不透明
国土交通省の建築着工統計による24年度の推定鉄骨需要量は前年比6・5%減の365万5321㌧で2年連続の400万㌧割れとなった。1960年代半ばのいわゆるわが国の高度成長期までさかのぼる記録的な水準であり、極めて厳しい需要局面を迎えた。
今後の需要展望に関しては、「今が大底で年後半以降に大型再開発が再稼働する」との見方は多い。ただ、国内外の経済情勢が不透明で、動向を注視する必要がある。
(写真=24年度の推定鉄骨需要量は2年連続の400万㌧割れに(規模・使途別推移))