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20年度鋼道路橋は回復基調

  • 保全事業の工事比率が高まる
    保全のビジネスモデル構築が急務

 日本橋梁建設協会(会長=満岡次郎・IHI会長、会員31社)による20年度上期の鋼橋受注実績は前年同期比38・2%増の8万1257㌧となった。中でも道路橋が7万7293㌧となり、同62・9%増の伸びを示した。
 道路橋の受注件数は前年比5件減少の155件となり、1件当たりの発注量が大きくなっている。受注金額ベースでみると、道路橋全体では同103・9%増の1828億7494万円で、新設工事が同53・2%増の832億6008万円、保全工事が同181・8%増の996億1486万円。
(写真=「スリランカ・ケラニ河新橋建設工事 高架橋」(写真提供:JFEエンジニアリング))

2021年1月11日号 NO.2013

●鋼橋業界の展望/20年度需要は20万㌧前後
●推定鉄骨需要量は約31万㌧/国土交通省11月着工統計
●《丑年》年男登場
●「SF―エコ」大阪で生産開始/日鉄建材
●21年課題と方針を聞く/山本 明、沖 健、白井 清広、橋本 伸一郎、菊川 美仁、松﨑 博彦、稲田 達夫、松村 康人、石原 慶明、松﨑 博彦、吉村 康嗣、三好 榮二、箕村 理、天雲 博樹、阪上 正章、福岡 賢
●特集企画/わが社の新型コロナ対策
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鉄骨業界の2021年を展望

  • 需要、市況とも先行きに不透明感
    コロナ禍の早期収束が大きな鍵に
    鉄骨業界の2021年を展望

 20暦年の鉄骨需要量は、このままのペースで推移すれば「400万㌧台前半、あるいは400万㌧割れの公算も」とされ、当初期待された秋口以降の回復も見られないまま現状に至る。指摘された需要の〝端境期〞が業界の想定以上に長期化していることを意味するが、コロナ禍の影響も加わり、先行きに強い不透明感が漂っているのが実態だ。首都圏を中心とした大型物件では工程や計画に大きな変化はみられないもの、中小物件や地方では着工延期などの動きも散見される。ここにきてゼネコンの受注競争の激化、そして鋼材価格の上昇傾向もあり、ファブ各社の経営は厳しい環境に置かれている。
(写真=写真と本文は関係ありません)

2021年1月4日号 NO.2012

●21年の鉄骨業界を展望/需要、市況とも先行きに不透明感
●《丑年》年男登場
●新春インタビュー/鉄骨建設業協会・田中進会長
●新春インタビュー/全国鐵構工業協会・米森昭夫会長
●21年新春インタビュー/深井 敦夫、海野 令、緑川 光正、山田 丈富、満岡 次郎、𠮷田 秀喜、池田 和隆、村上 行夫、粟飯原 周二、常木 康弘、藤野 陽三、黒川 剛志、坂上 隆英、山口 種美、松下 眞治、早野 裕次郎、逸見 俊一、甲津 功夫、犬伏 昭、岡田 直矢、小室 節夫、染矢 利幸
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2020年12月28日号 NO.2011

●今後1年間の稼働率をアンケート調査/近畿H会
●H形鋼は7万4000円/物調12月資材価格調査
●ウェブ上で委員会開催/全構協・関東支部運営委
●12月期定例役員会を開催/東北鉄構工業連合会
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答②
●1月契約で1万円値上げ/新関西製鐵
●ウェブで第11回理事会開く/全青会
●本紙紙面から振り返る2020年
●鋼材相場ゆく年くる年/市況展望ワイド版
●全品種1万円の大幅値上げ/東京製鉄1月契約
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2021年1月号 VOL.34 NO.392

・[特集] 2021年の建築・鉄構業界
・[特集] 再開発プロジェクト2021 Part.1
・[gallery] 変わる都市空間:東京・八重洲口、日本橋
・[鉄のデザイン] 十六銀行天白支店 -アングルの組柱によるファサード
・[News] 清水建設 耐火木鋼梁「シミズ ハイウッド ビーム」開発
・[News] 鹿島建設・清水建設・竹中工務店 ロボット施工・IoT分野における技術連携に合意
・[人HUMAN] 新谷 耕平さん

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改正労働安全法など意見交換

  • ウェブと対面を併用して開催
    全構協・九州支部

 新型コロナの感染防止で、多くの会合が中止や縮小を余儀なくされている中、新たな環境に合わせた会合の実施方法を模索している全国鐵構工業協会・九州支部(支部長=神崎隆一・大分県鉄構工業会理事長)は17日、福岡市のオリエンタルホテルでウェブと対面の2方式を併用した理事会を開催した。
 ウェブと対面併用の会合は鉄構関連団体ですでに実施されており、ここにきて一般的になりつつある。参加方式を各自で選択できるようにすることで、より安心して出席でき、事業そのものの円滑化などが図られる利点がある。
(写真=ウェブと対面を併用して理事会を開催)

「溶接ヒューム」の講習会相次ぐ

  • 特化物指定の対応進む
    さまざまな問題も浮き彫りに

 全国の各鉄構組合で『溶接ヒュームの特定化学物質への指定(規制改正)』をテーマにした講習会の開催が相次いでいる。企画段階の鉄構組合も多く、年明け以降も各地で行われる予定だ。
 同改正は金属アーク作業に係る全産業に関係するため、関連業界の裾野は幅広いものがある。鉄構業界も例外ではなく、講習会では多数の参加者を集めている。ただ、全国的に周知が進む一方で、さまざまな問題が浮き彫りとなっているのが実情だ。
(写真=千葉県鐵骨工業会(左)、静岡県鐵構工業協同組合(右))

2020年12月21日号 NO.2010

●全構協技術委の成果物説明会/全構協・関東、近畿支部
●「固形タブ検定」合否判定会議開く/全国Mグレード部会
●OMテック(福岡)に感謝状贈呈/ドッドウエルBMS
●地元の小学生が工場見学/林鉄工所(愛知)
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答①
●扇田工場(秋田)が竣工/市川スチールエンジニアリング
●「特化則改定」テーマに講習会/山梨県鉄構溶接協会
●『見積条件書』等の勉強会を検討/埼玉県鉄構業協組
●中野盛行氏への感謝伝える/福岡県鉄構工業会
●H形鋼店売り販価を値上げ/日本製鉄
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2020年12月14日号 NO.2009

●全国8会場で「検査技術者試験」/鉄骨技術者教育センター
●「溶接ヒューム勉強会」を開催/山形県鉄構工業組合
●S造は13都府県で増加/10月都道府県別着工統計
●清水一彦前会長が県政功績者表彰/山梨県鉄構溶接協会
●組合員ら約40人を集めて忘年会/高知県鉄骨構造協組
●吊り上げ総荷重は3613㌧/新町川橋(徳島)の最終桁架設
●新社長登場/井上工作所(大阪)・井上貴雄氏
●柱大組立溶接ロボット新設/木下工業(福井)
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●「第5回品質管理状況調査」を実施/鉄連ボックスコラム委
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