19暦年は8.8%減の472万㌧
- 7年ぶりに500万㌧割れ
20暦年の需要量も流動的に
国土交通省の建築着工統計をベースとした19暦年の鉄骨需要は472万3123㌧(前年比8・8%減)となった。500万㌧割れは7年ぶりとなる。月ごとの需要推移は12月を除き前年同月比減となり、月平均は39万㌧と厳しい展開となった。
規模別内訳では全ての規模で減少。また、使途別でも病院・診療所(前年比9・4%増)を除き、ほぼ全ての分野で減少した。これまで大きな変動がみられなかった店舗が同20・4%減、3年連続で増加していた工場も13・6%減と2桁の大幅な減少となり、これまで堅調だった倉庫も同8・3%減となった。「米中貿易摩擦など世界的な経済の不透明感、これに伴う国内の消費や設備投資などの低迷が影響した」(関係者)とする見方は少なくない。
(写真=19暦年の規模・使途別鉄骨需要)

2020年2月10日号 NO.1965
●11府県で前年より増加に/19暦年都道府県別鉄骨需要
●推定鉄骨需要量は約40万8千㌧/国交省12月着工統計
●19年度建設投資は62兆1400億円/建設経済研究所が予測
●UTレベル1基礎講座が終了/全国鐵構工業協会
●検査技術者実技試験の結果を公表/鉄骨技術者教育センター
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載⑩
●NC印字専用機などを導入/玉造恵庭工場(北海道)
●顧問県議・行政との懇談会開く/長野県鐵構事業協同組合
●近畿版
●中国版
●事故リスク排して無事故達成へ/ 阪和・SKE安全協力会
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創立50周年記念式典を挙行
鹿児島県鉄構工業会(理事長=濵﨑巌・ハマサキスチール社長)は1月24日、鹿児島市内の鹿児島サンロイヤルホテルで創立50周年の記念式典を執り行った。三反園訓・鹿児島県知事や米森昭夫・全国鐵構工業協会会長、建築行政担当者、九州各県の工業会理事長らが出席して50年の歩みを祝福した。
濵﨑理事長は「昭和45 年1月24日、今日と同じ日に104社が団結して連合会を発足させた。オイルショックやバブル崩壊など困難な時代を乗り越え、今日を迎えられたのは諸先輩方と歴代理事長の努力の賜物と感謝申し上げたい。これからも地域経済の振興に貢献できるよう努力を重ねたい」と謝辞を述べた。
(写真=謝辞を述べる濵﨑理事長(左)、組合員一同で記念撮影(右))

2020年2月3日号 NO.1964
●栃木県鉄構工業会との交流会/全国R・Jグレード部会
●労働時間上限規制の施行迫る/中小ファブでは大きな課題
●賀詞交歓会と基調講演/あんしん協
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載⑨
●19年度前期適合141工場を公表/全鉄評
●「安全大会」で無事故への意識強調/ 阪和・SKE安全協力会
●働き方改革テーマに勉強会/山形県鉄構組合
●支部長代行に岡田直矢氏/全国ビルトH西日本支部
●関東版
●北陸版
●新年互礼会、表彰式を挙行/山梨県鉄構溶接協会
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2020年2月号 VOL.33 NO.381
・[特集1] 鉄骨造建築の基礎
・[特集2] 再開発プロジェクト展望 Part.2
・[gallery] 国立競技場
・[論文] 福島ロボットテストフィールド研究棟
・[Topics] 鉄骨製作管理技術者 2019年度 試験問題1級・2級と解答
・[News] ニチアス 薄肉型巻付け耐火被覆材「マキベエ高密度仕様」
・[人HUMAN] 与那嶺 仁志さん
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220人が集い、賀詞交歓会
全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は17日、東京・中央区の鉄鋼会館で会員、来賓関係者ら約220人を集め、2020年新年賀詞交歓会を開催した。
米森会長は冒頭のあいさつで「協会は現在、①品質管理体制の強化②人材育成と教育③需要増への的確な対応④中期課題への取り組み――の4つの柱を重点的に取り組んでいる」と述べた後、それぞれの具体的な事業内容を説明した。また、「関係団体や賛助会員ら業界関係者が一致団結しないと物事がなかなか前進しないことが多い。業界全体の発展のため、互いに共通認識を持ち、心をひとつに課題解決に向けて取り組む姿勢が大切」と協力を求めた。
(写真=あいさつを述べる米森会長(賀詞交歓会)(左)、賀詞交歓会のもよう③当日は理事長会も開催(右))

2020年1月27日号 NO.1963
●法人化30周年記念事業が全て終了/JSCA
●H形鋼は横ばいの8万2000円/1月物価調査会価格調査
●米森昭夫会長を次期会長として推薦/全構協・理事会
●第3回「建築BIM環境整備部会」を開催/国土交通省
●特別企画「発生から25年 阪神淡路大震災」
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載⑧
●DAI・DUNG(ベトナム)と業務提携/COLABO(東京)
●Hグレード工場ルポ/DAI・DUNG(ベトナム)
●鐵好人の声/日本エンドタブ協会会員からの寄稿①
●北海道版
●東北版
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2020年1月20日号 NO.1962
●五輪、技術を世界へ発信する機会に/免震構造協会
●S造は15県で増加/11月都道府県別着工統計
●POSCO E&Cなど適合工場に/鉄骨評価センター
●「鋼構造の30年後に夢を持って」/日本鋼構造協会
●一次加工ラインを更新/タカハシ建鉄(群馬)
●新春・トップが語る20年わが社の方針 山本明、妙中隆之、濱本康司、森本慶樹、徳田宏、田所雅彦、竹田雄一、杉本真一、宇佐美雄一朗、児玉克、古里龍平、近藤勝彦、馬場誠一郎、波田邦宏、市野登、播磨裕敏、近藤健司、小林茂、関和典、小林正、デビッド・キルバーン
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新年交礼会に530人が集う
- 日本橋梁建設協会
改正品確法『受注者の責務』を遂行
日本橋梁建設協会(会長=満岡次郎・IHI社長)は9日、東京・平河町の都市センターホテルで新年交礼会を開き、会員をはじめ官公庁、関連団体などから約530人が参集した。
あいさつに立った満岡会長は「橋梁業界が取り組むべき方向性については、改正品確法の中の『受注者の責務、第8条』に集約されている」と指摘。具体的には、▽高いコンプライアンス意識による安全で優れた品質の橋梁建設▽労働条件や労働環境、請負代金の適正性を確保し、橋梁業界全体で高い信頼性に裏打ちされたより近代的な関係の維持・構築▽ICT技術の橋梁架設現場への広範囲かつ強力な展開と徹底した事故防止――を掲げた
(写真=新年交礼会のもよう。円内は満岡会長)

2020年1月13日号 NO.1961
●20年度建築用鋼材展望/足元の鋼材需要は伸び悩み
●推定鉄骨需要量は約35万6千㌧/国交省11月着工統計
●H形鋼は横ばいの8万2千円/12月物価調査会価格調査
●西日本の20年鉄骨需要/大型物件は秋以降に本格化
●新春・トップが語る20年わが社の方針 里 嘉郎、関谷 慶宣、木本 和彦、村上 信行、川畑 篤敬、今村 清志、田邉 孝治、田邊 寛隆、柴田 孝司、遠藤 善哉、得田 儀生、山本 卓司、滝田 憲、廣澤 浩一
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