鉄骨需要の増加は来秋か
近畿地区のHグレード鉄骨製作工場有志で組織する近畿H会(世話人=元古典雄・元古鉄工副会長)は11月29日、大阪市の料亭・河久で会合を開き、参加会員から現況を聴取した。その結果、仕事量が再び盛り上がるのは来年秋以降になるだろうとの予測が大勢を占めた。また、ゼネコン団体が注目しているフロントローディングについて取り上げ、生産の効率化を実現する取り組みの一つとして歓迎する意向を示した。
(写真=現状で引き合いが薄いところも来秋以降は増加傾向に)

2019年12月9日号 NO.1956
●講習会に約150人参集/群馬県建築鉄骨品質適正化協議会
●19年度上期受注は約5万9000㌧/日本橋梁建設協会
●推定鉄骨需要量は約37万3千㌧/国交省10月着工統計
●意匠・構造設計の両者で意見交換/JSCA九州支部
●資格試験の運用変更点6項目発表/日本非破壊検査協会
●「会員事務局連絡会」を開催/鉄骨技術者教育センター
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載⑤
●日本製鉄の星川氏、馬場氏ら受賞/「北海道産業貢献賞」
●特集/日本溶接協会設立70周年
●近畿版
●四国版
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「鋼構造シンポジウム2019」
日本鋼構造協会(略称・JSSC、会長=藤野陽三・横浜国立大学上席特別教授)は11月21、22の両日、東京都江東区有明の東京ファッションタウンビル東館で「鋼構造シンポジウム2019/最先端の鋼構造技術で明日を拓く」を開いた。同シンポジウムにはファブ、メーカー、学術関係者ら延べ880人が参加、2日間を通じて業績表彰・受賞記念講演、特別セッション、アカデミーセッション、委員会活動報告など多彩な行事が行われた。
(写真=あいさつを述べる藤野会長(左)、業績賞・論文賞の受賞記念講(右))

2019年12月2日号 NO.1955
●「第14期安全総会」を開催/アイ・テック安全協力会
●高力ボルトの需給ひっ迫状況が緩和/国交省10月調査
●賀詞交歓会の内容など報告/全構協が理事会
●「免震・制振」テーマにシンポ/建築学会・近畿支部
●3月期第2四半期決算/上場大手ファブ9社
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載④
●特集/建材流通と部材加工
●関東版
●北陸版
●新社長登場/並田工建(石川)・並田忠政氏
●岡部工場(埼玉)で『改善大会』を開催/横森製作所
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2019年12月号 VOL.32 NO.379
・[特集] コンピュテーションと建築の現在(いま)―今後の展望とは
・[gallery] 有明体操競技場
・[News] センクシア 鋼板タイプの「スマートダイアⅡ工法」発売
・[News] 三菱地所設計 「高効率芯棒制振システム」で特許取得
・[Event] 鉄骨建設業協会 第11回「技術発表会」を開催
・[Event] SASST 「鉄骨技術フォーラム 2019」を開催
・[人HUMAN] 山田 達也さん
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太田工業とヤマイチを見学
- TNBが岡山、香川で例会
生産の効率化など意見交換
胴縁など鉄骨二次部材を製作する企業で構成される鉄骨二次部材加工グループ(略称・TNB、会長=福岡賢・福岡社長)は15日、香川県高松市で第24回例会を開いた。例会前には恒例となっている会員企業の工場見学会も実施し、岡山県の太田工業(岡山市、太田大介社長)と香川県のヤマイチ(さぬき市、山本賢太郎社長)の2社を訪問した。
この工場見学会は会員相互で自社ノウハウをオープンにし、会全体、業界全体の発展・向上を目指すという同会方針を具体化した行事の一つ。従業員教育の場としても活用されており、今回は会員12社中、9社約20人が参加した。
(写真=移動中の瀬戸大橋・与島パーキングにて(左)、ヤマイチでは短納期対応のノウハウを学ぶ(右))

2019年11月25日号 NO.1954
●高力ボルトの需給状況を調査/全青会役員がメーカー視察
●H形鋼は続落の8万2千円/11月物価調査会価格調査
●手数料規程改定など承認/鉄骨技術者教育センター
●福岡で「エンドタブ講習会」/日本エンドタブ協会
●人と話題/髙田機工・髙橋裕社長
●2年連続で『県庁オープンデー』出展/埼玉県鉄構業協組
●新社長登場/小池鉄工(群馬)・小池和敏氏
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載③
●特集/建築用鋼材の現状
●北海道版
●東北版
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全国鉄構企業総覧 2019年版 販売しております
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2019年11月18日号 NO.1953
●鉄構建材商社会と合同協議会/関東Hグレード協議会
●旭イノベックス(北海道)を視察訪問/兵庫県鉄建組合
●首都圏は20・2%減の8万㌧/9月都道府県別着工統計
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載②
●「みかんプロジェクト」を展開中/橋建協
●「ユースエール」に認定/東栄工業所(大分)
●高力ボルト拡大孔実験など/広島県鉄構工業会が中間報告
●特集/露出柱脚工法
●関東版
●近畿版
●鹿児島と宮崎に視察研修/静岡県鐵構工協組
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海外研修でインドネシア訪問
- 現地大手ファブ、鉄鋼メーカーなど視察
建築鉄骨構造技術支援協会
建築鉄骨構造技術支援協会(略称・SASST、理事長=稲田達夫・元福岡大学教授)は7~11日の日程でインドネシアを訪問。現地大手ファブや鉄鋼メーカー、鉄骨系プロジェクトの建設現場などを視察した。稲田理事長はじめ商社、ファブ、資材メーカー関係者ら16人が参加した。
SASSTでは、アジア圏を中心とする諸外国の鉄骨事情の把握を目的に12年から毎年海外研修を実施している。今回訪問したインドネシアは安定した経済成長を受けて不動産開発が活発化しており、首都ジャカルタを中心に超高層建築も増えている。その多くはRC造だが、現地関係者によると近年は鉄骨系構造の採用物件が増加傾向にあり、国内には現在、鉄骨ファブが130社以上存在するという。
(写真=ムリンダ社で集合写真(左)、③工場見学(PT CHC社)(右))
