toshin のすべての投稿

2019年1月14日号 NO.1909

●19年度建築用鋼材展望/供給能力の上限近い水準
●推定鉄骨需要は約42万㌧/国交省11月着工統計
●西日本の19年鉄骨需要/大型物件は「旺盛」な展開
●「次世代のための非破壊検査セミナー」/CIW検査業協会
●新春インタビュー/19年わが社の方針/里 嘉郎、那須 七信、西村 悟、村上 信行、川畑 篤敬、今村 清志、田邉 孝治、田邊 寛隆、柴田 孝司、遠藤 善哉、得田 儀生、山本 卓司、南村 重人、廣澤 浩一
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賀詞交歓会に450人参集

  • 鉄骨建設業協会
    業界の地位向上など積極推進

 鉄骨建設業協会(会長=田中進・駒井ハルテック社長)は9日、東京都千代田区のホテル グランドアーク半蔵門に会員や賛助会員、来賓ら業界関係者約450人を集め、新年賀詞交歓会を開催した。
 冒頭のあいさつで田中会長は、わが国の経済情勢、鉄骨業界の需要動向などを説明した後、「建設労働人口の減少による人手の不足や後継者問題、労務・資材・輸送費の高騰、調達納期の長期化などの経営課題が深刻化している」と述べ、これらの課題を踏まえ、①鉄骨業界の地位の向上②生産性向上および働き方改革③安全と品質の確保――の3つの重点活動テーマに積極的に取り組む姿勢を示した。
(写真=会員や賛助会員、来賓ら業界関係者約450人が出席)
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18年度鋼道路橋は22万㌧

  • 海外事業も積極展開へ
    引き続き鋼橋の魅力をアピール

 昨年度、再び20万㌧の大台を回復した鋼道路橋。関係者はひと安心といった橋梁業界。18年度は、上期の時点では道路橋が前年度同期比31・7%増の約14万㌧。東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路の3社が大幅増加となったことによるもの。下期は、高速道路暫定開業区間の4車線化工事などをはじめ、大規模更新事業が堅調に出件すると見込まれ、昨年度より微増の22万㌧と予測。ただ、新設橋梁の需要は目立つ大型プロジェクトもなく、依然、厳しい状況が続くとしている。
(写真=今回完成した天城橋(左)、天門橋(右)。発注者・熊本県(写真提供:横河ブリッジ))
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2019年1月7日号 NO.1908

●「ボルト需給ひっ迫問題」措置第二弾/国交省・経産省
●新春特集企画「要求品質」私はこう思う
●19年課題と方針を聞く/白井 清広、橋本 伸一郎、横山 丈夫、早野 裕次郎、宇山 孝貴、稲田 達夫、松村 康人、逸見 俊一、石原 慶明、寺門 均、犬伏 昭、大迫 敏也、大川 英行、箕村 理、天雲 博樹、阪上 正章、福岡 賢
●新春特集企画「需給ひっ迫に立ち向かう」
●《亥年》年男登場
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2019年1月1日号 NO.1907

●19年の鉄骨業界を展望/今年も高水準の需要が継続
●新春インタビュー/鉄骨建設業協会・田中進会長
●新春インタビュー/全国鐵構工業協会・米森昭夫会長
●19年新春インタビュー 淡野 博久、大熊 久理子、緑川 光正、田中 剛、坂本 眞、深沢 隆、中原 稔、一戸 康生、粟飯原 周二、森高 英夫、藤野 陽三、黒川 剛志、緒方 隆昌、妙中 隆之、沖 健、山口 種美、松下 眞治、岡田 直矢、小室 節夫、染矢 利幸
●《亥年》年男登場
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2019年の鉄骨業界を展望

  • 今年も高水準の需要が継続
    中期展望では極めて重要な年に

 18暦年の鉄骨需要は、このペースで進めば530万㌧前後の数値となる見込みだ。「上期需要が下期にずれ込んだ影響もあり、全国的にファブの工場稼働率が高止まりしている状況にある」(関係者)とされる。今春から夏場まで大型物件の端境期とする指摘もあるが、工場・物流倉庫など大型物件の全国的な出件に加え、地方でも都市部を中心に再開発が具体化、高水準で継続するものと予想される。ただ、建設業全体の対応能力などの問題もあり、今年も530万㌧前後とする意見が大勢を占める。「今年は東京五輪閉幕後の需要増大に伴う問題が露呈する年。ファブ業界が抱える多くの課題と併せて今以上に緊張感が高まる可能性もある」(関係者)の声も聞かれる。中期展望からは極めて重要な年となりそうだ。

2019年1月号 VOL.32 NO.368

・[特集1] 再開発プロジェクト2019 Part.1
・[特集2] 2019年のコンピュテーションと建築の現在を知る
・[gallery] 新国立競技場
・[News] 大林組 「北海道ボールパーク(仮称)建設工事」受注
・[News] 鹿島建設 「鹿島スマート生産ビジョン」を策定
・[News] 大林組 複雑な曲面を熱負荷計算する「ParaLoad」を開発

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災害時の相互支援協定で協議

  • 派遣者保険費用は支部負担に
    全構協・関東支部

 全国鐵構工業協会・関東支部(支部長=大竹良明・群馬県鐵構業協同組合理事長)は18日、都内中央区の鉄鋼会館で今年最後の支部会を開催。支部として締結している﹃大規模災害発生時における相互支援協定﹄の運用詳細を協議・決定し、全国で自然災害が相次いだ2018年の活動を締めくくった。
 関東支部では、支部所属の全10組合参加のもと、昨年10 月に﹃大規模災害発生時における相互支援協定﹄を締結。大規模天災でファブが被災し、当該組合内での応援が困難な場合に、他県組合員が必要人員の派遣や必要資機材を提供することを決めている。
(写真=『大規模災害発生時における相互支援協定』の運用詳細を決定)
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2018年12月24日号 NO.1906

●30度開先基準化を推進/山梨県鉄構溶接協会
●「木更津鋼橋専門学校」を開校/橋建協など3団体
●18年度諮問委員会を開催/日本非破壊検査協会
●女性社員のための講演会開く/新潟県鉄骨工業組合・女性部
●「溶接実務者懇談会」を開催/札幌溶接協会
●期ずれの常態化鮮明に/2018年重大ニュース
●安全意識を一層喚起/出雲テック協力会総会
●2カ月ぶりに全品種据え置き/東京製鉄1月契約
●関東版
●近畿版
●市況展望ワイド版/鋼材相場ゆく年くる年
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需要は全国的に堅調な展開

  • ボルト調達難が深刻な問題に
    「適正な納期と価格」が焦点

 全国の鉄骨需要は、地域で若干の格差はあるものの、鉄骨ファブ全体の稼働水準は高く、各社とも来年以降の仕事量を確保するなど、需要面では堅調な展開をみせている。
 東京五輪開幕をまたぐ首都圏の超大型工事も本格的に始動し始めており、「今後4、5年は量的な心配はない」(Sグレードファブ)の声も聞かれる。
 順調な需要環境下にあるが、今夏に表面化したハイテンションボルトの調達難・納期長期化が極めて深刻な問題として浮上。全国的にファブの規模を問わず、「受注したくてもボルトがなく、工事を受けられない」や「ボルトの納期に合わせた製作を客先に了承してもらっている」など前例のない対応に追われているのが実態だ。従来の図面承認の遅れによる期ずれ、協力業者、運送や鳶、溶接業者などの業者の手配難などの課題と併せ、関係者にとって頭の痛い問題に発展している。
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