需要好調で各社とも繁忙継続
- 27年ぶり全国「晴れ」マーク
「加工のピークは来年」の声
鉄骨需要は、首都圏の大型物件を中心とした展開が継続、特に年度明け以降は地方も宿泊施設や工場施設、公共関連施設などの案件が目立ち始めており、全国的に極めて順調な推移をみせている。本紙調査の景況天気図でも全国11地区で「晴れ」マークを示した。全地区で「晴れ」となったのは1991年以来、実に27年ぶりとなる。
需要の堅調な展開を受けて鋼材商社や同業他社など加工協力の確保に奔走する動きも活発化、企業規模や地域に関係なく、鉄骨ファブ各社の工場稼働率も高水準で推移している状況にある。

2018年8月13日号 NO.1887
●日綜産業創立50周年記念大会/社員ら約800人参加
●豪雨災害の現状を報告/全構協・中国支部
●超高圧電子顕微鏡など見学/日本非破壊検査協会・関西支部
●フェーズドアレイ講習会/日本非破壊検査工業会
●「北海道地区競技会」表彰式/北海道溶接協会
●特集/日本溶接構造専門学校
●中国版
●九州版
●多彩な「人財」が活躍/コンドーテック鉄構営業部
●BCP生産はフル稼働状態/セイケイ(栃木)
●「IoT健康管理システム」を開発/川田工業・ミツフジ
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会員3社の工場を見学
兵庫県内のMグレードファブの有志で組織する兵庫県Mグレード部会(会長=齋藤孝敏・テッケンサイトウ社長)は3日、工場見学を行った。会員相互の生産能力と特徴を知り、仕事を依頼しやすい関係を構築するために毎年行っているもの。今年は阿野建設(朝来市和田山町、阿野真由美社長)と新免製作所(豊岡市日高町久斗、新免勝社長)、そしてビークス(豊岡市倉見、美藤泰雄社長)の会員3社の工場を見学。続いて豊岡駅前のグリーンホテルモーリスで納涼例会を開き、仕事量や協力関係等について協議した。
(写真=参加者一同(阿野建設にて))

2018年8月6日号 NO.1886
●18暦年上半期の鉄骨需要/前年比1・1%減の256万㌧
●6月の鉄骨需要量は約47万㌧/国土交通省着工統計
●大阪北部地震被害速報会/建築学会・近畿支部
●ベトナム工場が本格稼働/十一屋工業(愛知)
●床スラブ付き鉄骨小梁の接合部を改良/川田工業
●新理事長/飯島正博氏(長野県鐵構事業協同組合)
●特集企画/課題山積の「働き方改革」
●特別企画「人材確保」/鉄構ファブの生命線
●関東版
●北陸版
●新支部長/猿渡保氏(日本非破壊検査工業会・機材支部)
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上期需要は前年同期比横ばい
- ファブ業界「繁忙期」が継続
生産効率鈍化を指摘する声も
国土交通省の建築着工統計をベースとした18暦年上期(1~6月)の鉄骨需要は前年同期比1・1減の約256万㌧の展開を示した。ほぼ横ばいのペースで推移したことになるが、規模別では1万平方㍍以上が同9・3%増(75万㌧)、2999平方㍍以下は同6・8%減(135万㌧)となり、物件の大型化が顕著となった。また、用途別では事務所が同20・1%増(29万㌧)、工場が同10・0%増(46万㌧)、倉庫が11・8%増(40万㌧)といずれも2桁の伸びを示した。
(写真=都内で建設が進む大型物件(写真と本文は関係ありません))

2018年7月30日号 NO.1885
●「最近の技術情報」で技術連絡会/NSSB鉄構会
●i-Construction大賞/国交省が民間まで拡大し募集
●新たな鉄骨基礎工法を開発/竹中工務店
●新社長/セイケイ(栃木県)・得田儀生氏
●最初に声かけられるファブに/八鍬鉄工所(宮城)
●特集/首都圏の大型再開発と全国のプロジェクト動向
●看板ウォッチングワイド版/東京
●墜落制止用器具のルール/厚労省がガイドライン公表
●全構協正会員(鉄構組合)/18年度役員名簿
●中部版
●近畿版
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大竹体制移行後初の支部会
全国鐵構工業協会・関東支部は24日、大竹良明氏(群馬県鐵構業協同組合理事長)を支部長とする新体制移行後初の支部会を東京都中央区の鉄鋼会館で開催した。
冒頭、大竹支部長は「基本的にこれまでの活動を踏襲し、岸部前支部長が4年間やってこられたことをけがすことがないよう、皆さんのご協力のもと精一杯頑張っていきたい」と抱負を述べた。
支部会では、全構協から協力依頼のあった『中小企業等担い手育成支援事業』の対応について協議した。この事業は、厚生労働省が中小企業等で働く正規雇用(正社員)および有期雇用者を対象に、技能習得に向けた支援(技能資格の取得に要した訓練費用の助成)を行い、人材育成と正規雇用化を目指すもの。
(写真=新体制移行後初の支部会を開催)

2018年8月号 VOL.31 NO.363
・[特集] 空間構造はいま―。―テンション構造とオリンピック競技場をめぐって
・[gallery] 三木山総合公園総合体育館
・[論文] 三木山総合公園総合体育館
・[Topics] 建築空間構造講演会 in 長崎―美しい張弦梁のはなし
・[News Up] 清水建設 施工中の高層ホテルでロボット施工を導入
・[News Up] 建築ピボット 「DRA-CAD 10万本ありがとうキャンペーン」実施
・[News Up] 大林組 スマートビルマネジメントシステム「WellnessBOX」開発
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鉄建協/全構協
- 今年度の共同陳情をスタート
契約時工期の厳守など求める
鉄骨建設業協会(会長=田中進・駒井ハルテック社長)と全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)の両団体は、大手設計事務所、ゼネコン、ミルメーカーを対象とした今年度の陳情活動・意見交換をこのほどスタートさせた。鉄骨需要が堅調に推移するなかでファブ各社の経営・工場運営に多大な悪影響を及ぼしている『契約工期・工程のずれ』の改善・解消に向けた対応などを各訪問先に求めていく。
この陳情は、ファブ業界が直面する諸問題の解決・改善を目的として鉄骨2団体が毎年共同で実施しているもの。
(写真=17日久米設計を訪問)

2018年7月23日号 NO.1884
●材料の入手難が顕著/コラム、BHなどの需給ひっ迫
●新国立競技場/工事現場をメディアに公開
●3工場に確認書交付/高規格材鉄骨製作支援制度
●第14期体制が札幌で本格始動/全青会
●鋼製桟道橋用部材の構造物に対応/相良製作所(鹿児島)
●17年度後期適合工場を公表/全国鉄骨評価機構
●西日本豪雨の被害状況/間接被害の影響大きく
●新専務理事/塙晴行氏(日本非破壊検査工業会)
●関東版
●四国版
●全国7会場で検査技術者試験/全構協と鉄建協
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