toshin のすべての投稿

BCP策定推進の機運高まる

  • 鉄構組合の講習会企画が増加
    全構協は講師派遣も

 大規模地震の予測、近年の大雨による水害の多発、コロナ禍による生産停止などで、BCP(事業継続計画)策定に対する機運が高まっている。全国鐵構工業協会ではワーキンググループで構成員向けの様式を作成した。要望に応じて講習会へ講師を派遣するなど、普及に取り組んでいる。
 ファブ業界ではこれまでも策定を推進してきたが、その重要性に対する認識が充分でなかったこともあり、普及が進んでいなかった。しかし、全構協がBCP様式を示したのを機に、各鉄構組合でも普及に乗り出している。
(写真=岡山県鉄構工業会では、理事会終了後にBCP講習会を開催し、全構協様式を学んだ)

2022年9月5日号 NO.2099

●5年以内に30件以上/都内の4面ボックスを伴う超高層物件
●推定鉄骨需要量は約45万㌧/国土交通省7月着工統計
●「鉄骨技術審議会」を開催/全国鐵構工業協会
●新社長登場/オーエス鐵工(高知)・大野升裕氏
●京都、大阪で大型物件の建方進む/看板Wワイド版
●大手ファブトップ/横河ブリッジ・吉田昭仁社長
●特集/免震・制振構造2022
●収益「減少」が3割超える/浦安鉄鋼団地7月景況調査
●『事業継続計画』講習会開催/群馬県鐵構業協組
●今後の事業計画を協議/京都府鉄構工協組が理事会
続きを読む

今年度事業の詳細を協議

  • 商社との懇談会など準備
    全構協・九州支部

 全国鐵構工業協会・九州支部(支部長=岩永洋尚・岩永工業社長)は24日、福岡市博多区のオリエンタルホテル福岡でウェブ会議を併用して定例会を開き、今年度事業について詳細内容を協議した。
 今年度は感染防止対策として昨年に中止した商社との懇談会を10月、中国支部(支部長=妹尾一人・サンベルコ社長)と四国支部(支部長=登尾昌弘・登尾鉄工社長)との3支部合同理事長会を3月に実施することを決め、開催場所や会議のテーマなどを話し合った。商社との懇談会では、出席を依頼する商社に開催趣旨についての理解を求めていくこととした。
(写真=ウェブ併用で定例会を開催)

2022年8月29日号 NO.2098

●小学生らが東鉄工業など見学/大分市工業連合会・青年部会
●第2回合同企業説明会を開催/福井県鉄工協組
●H形鋼は12万2000円/物調8月資材価格調査
●第4回ウェブ理事会開く/全青会
●伊藤學賞は長井正嗣氏/日本橋梁建設協会
●全構協青年部会中国ブロック新会長/光村圭介氏
●シリーズ「女性活躍」/事例に学ぶ⑬松山鋼材(千葉)
●特集/鉄骨製作・施工の省力化
●公募採択企業決まる/中小企業庁「事業再構築補助金」
●9月にBCP勉強会を開催/新潟県鉄骨工業組合
続きを読む

2022年9月号 VOL.35 NO.412

・[特集] 創刊35年記念号「建築・鉄構業界の未来」
・[鉄のデザイン] 追手門学院大学(ACADEMIC-ARK)施工編
・[Topics] フェーズドアレイ超音波探傷法による溶接部の検査法確立の探求(その3)
・[News] 日鉄溶接工業 柱-柱継手用の可搬式溶接ロボット開発
・[News] FMシステム 新バージョン「Croscope 2」をリリース
・[Event] 日本建築学会 第17回「学生サマーセミナー 2022」

続きを読む

2つのテーマで技術勉強会

  • BIMや接合工法を学ぶ
    福岡県建築鉄骨協議会

 福岡県建築鉄骨協議会(会長=堺純一・福岡大学教授)はこのほど、福岡市博多区のTKPガーデンシティ博多でBIM活用と鉄骨製作の最新技術の2テーマで勉強会を開催した。
 同会はファブや行政の技術担当者、大学教授など産官学の関係者が最新技術を学ぶことを目的としている。当日は「鉄骨構造とBIM」をテーマに岩永将信・九州第一工業社長、「反転スカラップ工法」をテーマに板谷俊臣・永井製作所品質管理部部長と佐々木正道・日本製鉄大阪支社建築建材技術課主幹が講演した。
(写真=産官学の関係者が最新技術を学ぶ)

2022年8月22日号 NO.2097

●10地区中6地区で需要増に/22暦年上半期県別鉄骨需要
●鉄骨需要量は25府県で増加/6月の都道府県別着工統計
●人と話題/永井毅氏・全国鐵構工業協会会長に就任
●東北のJR鉄橋2橋が崩落/3日から発生した豪雨で
●日本鋼構造協会新会長/緑川光正氏
●新社長登場/横森製作所(東京)・有明威氏
●堺工場内に塗装工場が完成/IHIインフラシステム
●新社長登場/ウエハラ(静岡)・白井基之氏
●「ハイブリッド型」会議形式を採用/神奈川県鉄構業協組が理事会
●『県庁オープンデー』に出展方針/埼玉県鉄構業協組が理事会
続きを読む

2022年8月15日号 NO.2096

●3年ぶりに「安全協力会」を開催/アイ・テック
●次世代育成のセミナー開催/CIW検査業協会
●特別委員会の活動を開始/全国鐵構工業協会
●日建連表彰2022を決定/日本建設業連合会
●鉄骨技術者教育センター新理事長/河野昭彦氏
●静岡県鐵構工業協同組合新理事長/柏原正明氏
●関係者招き第3工場の竣工式挙行/オカモト鐵工(福井)
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●今後の事業計画を協議/香川県鋼構造協組が理事会
●技術関連事業について協議/岡山県鉄構工業会
続きを読む

物件の大型化傾向より顕著に

  • 受注単価は厳しい状況下続く
    値上げに各社とも対応に苦慮

 22暦年上期(1~6月)の鉄骨需要量は前年同期比1・4%増の226万㌧となった。需要は前年実績とほぼ横ばいで推移し、大きな変化はみられないものの、「全体的に物件の大型化傾向がより顕著になっている」(関係者)の声は少なくない。また、肝心の受注単価は鋼材価格の上昇分の転嫁が十分ではなく、しかも副資材や輸送費等も高騰、厳しい状況下が続いている。

ウェブ併用で第2回支部会開く

  • 「適正な受注単価維持を」
    全構協・北陸支部

 全国鐵構工業協会の北陸支部(支部長=寺田健信・寺田鉄工建設社長)は7月26日、石川県金沢市のANAクラウンプラザホテル金沢で今年度第2回支部会を開き、仕事量の確保と適正な受注単価の維持の重要性を指摘。今年度の各県の組合活動などで情報交換した。新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえて、初めてウェブ併用のハイブリッド形式で開催した。
(写真=各県組合の体制が新しくなってから初の顔合わせの場に)