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21年度鋼道路橋は20万㌧超か

  • 保全・更新事業は堅調推移
    保全・更新市場の整備が急務

 昨年度は約18万3000㌧まで回復した鋼道路橋。日本橋梁建設協会(会長=髙田和彦・横河ブリッジ社長)による21年度上期の鋼橋受注実績(会員会社31社)は前年同期比7・2%増の8万7075㌧で、道路橋が同4・3%増の8万627㌧となった。
 通期では年末に成立した21年度補正予算による「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」の推進や、防災・減災、国土強靱化など安全・安心の確保による高規格道路のミッシングリンク解消、4車線化などを積極的に進めることから20万㌧を超えるとする声が多い。
(写真=「大栃橋」(写真提供:横河ブリッジ))

2022年1月3日号 NO.2064

●22年の鉄骨業界を展望/『鋼材問題』が今後の大きな焦点
●《寅年》年男登場
●新春インタビュー/鉄骨建設業協会・田中進会長
●新春インタビュー/全国鐵構工業協会・米森昭夫会長
●22年新春インタビュー/深井 敦夫、 海野 令…、緑川 光正、山田 丈富、髙田 和彦、吉田 秀喜、面)池田 和隆、村上 行夫、粟飯原 周二、常木 康弘、藤野 陽三、黒川 剛志、阪上 隆英、山口 種美、松下 眞治、早野 裕次郎、安藤 純二、甲津 功夫、犬伏 昭、梅田 夏吉、小室 節夫、染矢 利幸、
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鉄骨業界の2022年展望

  • 需要は〝端境期〟から〝回復傾向〟に
    『鋼材問題』が今後の大きな焦点

 需要は〝端境期〞から〝回復傾向〞に転じていることを意味し、22年も昨年並みの水準の需要が見込める。しかし、先行きに依然強い不透明感も漂っている。特に鋼材や副資材の価格高騰や納期の長期化が大きな課題となっており、ファブ各社の経営は厳しい環境に置かれているのが現状だ。一方で「工事の中止や順延のほか、RC造等への構造変更などの深刻な問題も浮上、波乱含みの年明けになった」とする関係者は多い。

都内で対面委員会開く

  • 鋼材需給などで情報を交換
    全構協・関東支部運営委

 全国鐵構工業協会・関東支部の運営委員会(委員長=知野浩一・大川スティール部長)は16日、都内中央区の東京鉄構工業協同組合事務局で会合を開き、鋼材の需給環境を中心に情報を交わした。
 各県状況報告では、材料のひっ迫傾向が続き、各県ファブともその納期に細心の注意を払いながら受注活動に臨んでいる状況が明らかになった。
(写真=鋼材の需給環境を中心に情報)

2022年1月号 VOL.35 NO.404

・[特集] 二〇二二年の建築・鉄構業界
・[特集] :再開発プロジェクト二〇二二 壱
・[gallery] トマム雲海ゴンドラ山頂駅 カフェ棟
・[鉄のデザイン] 雲海テラスのデッキテラス
・[News] アマダマシナリー 「LC-VALSTER-AJ」シリーズを発売
・[News] 構造システム 「構造モデラー +Revit Op.」発売
・[News] センクシア 「スマートフィット工法® 」をリファイン

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2021年12月27日号 NO.2063

●BCPの調達難に危機感/全構協近畿支部・鉄骨商社
●県建築構造設計事務所協会と懇談会/栃木県鉄構工業会
●H形鋼は10万9000円/物調12月資材価格調査
●新社長登場/近藤鉄工建設(大阪)・伊藤准一氏
●鋼材手配難が受注に影響/2021年重大ニュース
●2カ月連続で全品種据え置き/東京製鉄1月契約
●角田副社長が社長就任へ/ジャスト(神奈川)
●鋼材ゆく年くる年/市況展望ワイド版
●栃木第二工場にバンドソーを新規導入/東群鋼材(群馬)
●賀詞交歓会の開催内容を審議/東京鉄構工業協同組合
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2021年12月20日号 NO.2062

●需要動向や課題について情報交換/全構協九州支部・H部会
●後藤鉄工所(三重)で工場見学/三重・奈良青年部が交流会
●次期役員人事を協議/全構協・関東支部
●新年賀詞交歓会の開催を決議/神奈川県鉄構業協同組合
●県内の鋼材流通動向を調査/鹿児島県鉄構工業会
●来年2月に組合安全大会/埼玉県鉄構業協組
●新年互礼会は規模縮小で開催/山梨県鉄構溶接協会
●原博之会長に聞く/鉄骨現場溶接協会の事業展開
●シリーズ「女性活躍」/テクノスチールダイシン(栃木)
●溶接ヒュームの研修会を実施/佐賀県鉄構工業会
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国交省と経産省に要望書提出

  • 全国鐵構工業協会
    鋼材価格高騰・入手難の対応

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は10日、国土交通省と経済産業省を訪れ、それぞれ大臣宛ての「鉄骨材料価格高騰・入手難への対応についてお願い」の要望書を提出した。
 両省を訪れたのは米森会長、小貫武専務理事、大橋利勝常務理事らで、国土交通省不動産・建設経済局建設市場整備課の西山茂樹課長、大臣官房官庁営繕部計画課の佐藤由美課長らに建築向け鋼材の価格高騰と納期の長期化の現状を訴え、建設業界や不動産業界への周知・指導項目や公共物件の積算に鋼材価格を適正に反映させることなど斉藤鉄夫大臣宛ての要望書を手渡した。引き続き一行は経済産業省を訪れ、製造産業局金属課の佐藤俊輔課長補佐らに元請・下請取引の適正化を定めたガイドラインの順守に向けて国交省と連携した業者指導と鉄鋼メーカーに対する適切な指導を求めて萩生田光一大臣への要望書を提出した。
(写真=国土交通省=西山課長(左から2番目)、佐藤課長(左)(左)、経済産業省=佐藤課長補佐(中央)(右))

『鋼材問題』を抱えて年越し

  • 〝鋼材調達難〟で緊迫感も
    需要は緩やかな回復基調に

 鋼材や副資材の納期長期化と価格の高騰について改善の見通しが得られず、業界の大きな課題を抱えたまま年越しとなりそうだ。
 受注営業で鋼材の調達が建方工程に間に合わず、「結果的に仕事が流れる」という声も、特に工事のサイクルが短い中小ファブから聞かれ始めた。「与信の関係で、鋼材が手配できない事態がいずれ来るのでは」とする意見もあり、緊迫感が強まっている。

2021年12月13日号 NO.2061

●「関西鉄骨探究会」が発足/全構協近畿支部・次世代指導者の会
●鉄骨需要は28都道府県で増加/10月都道府県別着工統計
●「登録規程改定案の承認」など審議/鉄骨技術者教育センター
●コアピープル/円谷哲・アイ・テック常務東京支社長
●創立記念式典を挙行/福岡(福井)
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●一次加工体制を拡充/小野建・福岡支店
●今後の事業内容を協議/全国ビルトH工業会・西日本支部
●23年5月に創立50周年記念事業/静岡県鐵構工協組
●2年ぶりに「会員事務局連絡会」/鉄骨技術者教育センター
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