
2021年5月24日号 NO.2032
●6月の設立総会に向け協議/鉄骨現場溶接協会
●建設許可業者数が3年連続増加/国土交通省
●コロナへの対応策を最優先/日本鉄塔協会が総会
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答⑰
●鉄構業界団体総会ニュース
●H形鋼の店売り向け販価値上げ/日鉄スチール
●全品種を1万以上値上げ/東京製鉄6月契約
●店売り向けH形鋼を1万円値上げ/日本製鉄
●溶接ヒューム説明会を開催/滋賀県鐵構組合
建築鉄骨(製品・超音波)検査技術者学科試験問題集 正誤表 追加となりました。
2019年度版 建築鉄骨(製品・超音波)検査技術者学科試験問題集に一部訂正が発生いたしました。
申し訳ありませんが再度ダウンロードをお願いいたします。

2021年5月17日号 NO.2031
●S造は24府県で増加/3月都道府県別着工統計
●21年度建設投資は62兆1000億円/建設経済研究所
●渡邊稔氏(宮城)が黄綬褒章/令和3年春の褒章
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答⑯
●「高校生溶接コンクール」開催/東部地区溶接協会連絡会
●夏期一時金方針など決める/全国鉄労協が代表者大会
●大阪市内で進行中の現場を巡る/看板ウオッチングワイド版
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●「特化物作業主任者講習」を開催/茨城県鐵構工協組
需要環境の厳しい状況続く
- 適正価格での受注が焦点に
回復の〝潮目〟は今夏か
建築鉄骨の需要環境は大型物件の『端境期』の長期化に加え、新型コロナ禍による工事の中止・延期など厳しい状況が続いている。実際に20年度の推定鉄骨需要量は412万1487㌧(前年比9・7%減)と、2000年度以降では09年度のリーマン・ショックの約391万㌧に次ぐ低水準となっている。また、ゼネコンの指値や同業者間の受注競争で単価も弱含みで推移、しかも鋼材のほか、溶材やボルトなどの副資材の値上げが昨年末から相次ぎ、ファブの企業運営にとって仕事の確保とともに適正価格での受注が最大の焦点となっているのが現状だ。

2021年5月10日号 NO.2030
●ブロック長ウェブ会議開く/全青会
●推定鉄骨需要量は約38万㌧/国交省3月着工統計
●ウェブ上で支部会開く/全構協・関東支部
●各県の需給状況を報告/東北鉄構工業連合会
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答⑮
●特集/紙上鉄構展
●通常総会を書面開催/全国厚板シヤ工組・大阪支部
●山積み量の地域格差が拡大/全国R・Jグレード部会
●20年度は3万1842㌧/道内溶融亜鉛めっき加工数量
20年度鉄骨需要は約412万㌧
- リーマンに次ぐ低水準
製造業の需要に復調の兆し
国土交通省の建築着工統計から算定した20年度の推定鉄骨需要量は前年度比9・7%減の約412万1000㌧となった。コロナ禍の影響を受けながらも、辛うじて400万㌧台を維持した形だが、2000年以降ではリーマン・ショックで極端な落ち込みをみせた09年の約391万㌧に次ぐ低水準となった。
(写真=20年度はコロナ禍の影響を受けながらも辛うじて400万㌧台を維持)

2021年5月3日号 NO.2029
●藤澤正義氏(千代田興業社長)が旭日小綬章/春の叙勲
●金子和英氏(金子技建社長)に黄綬褒章/春の褒章
●業界の課題について共有/全青会「3地区会長ウェブ会議」
●新社長登場/カネケン(大阪)・兼本定幸氏
●コロナ下の組織運営⑫
●都内で進行中の現場を巡る/看板ウオッチングワイド版
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答⑭
●4月期定例役員会を開催/東北鉄構工業連合会
●新年度役員人事などを協議/ 全国ビルトH工業会・西日本支部
リモート活用し、総会を開催
- 全国R・Jグレード部会連絡会
役員会で山積みなど情報交換
全国R・Jグレード部会連絡会(会長=松枝建次・松枝興業社長、会員=1都2府7県)は4月22日、東京・中央区の東京鉄構工業協同組合で「第18回通常総会」を開催した。新型コロナ感染防止策として、当日は組合会議室に東構協のR・Jグレード部会の角鹿勝保会長(角鹿鉄工専務)と事務局が参加、他の各県代表者はリモートで出席する方法で執り行われた。
(写真=リモート併用で「第18回通常総会」を開催)

2021年5月号 VOL.34 NO.396
・[特集] 鉄骨ものづくりのいま。
・[gallery] サンポのいえ
・[論文] 外壁下地鋼材とドリルねじ接合部の耐久性に関する研究
・[鉄のデザイン] サンポのいえ―コールテン鋼パネルで大屋根を覆う
・[Interaction&Collaboration] 那須塩原市図書館みるる
・[News] センクシア 鉄骨梁貫通孔補強工法「ポジリング工法」を発売
・[人HUMAN] 山田 哲さん
400万㌧割れは回避の見込み
- 2020年度の鉄骨需要
ファブ各社の冷静な対応目立つ
鉄骨需要は、東京五輪の開幕を考慮した工事着工の手控えという〝端境期〞にコロナ禍が加わり、低迷が長期化している。実際に2020年1月以降の月間需要量は14カ月連続で40 万㌧を割り込む低水準で推移、今年2月までの年度需要の累計は約374万㌧にとどまっている。
3月期需要量は今月末発表の着工統計で明らかになり、同時に年度需要が判明するが、「かろうじて400万㌧割れを回避できる見通し」とされ、「最終的にリーマン・ショック直後の2010年度の418万㌧を若干下回る水準に落ち着くのではないか」とみる関係者は多い。
(写真=大都市圏を中心とした大型再開発物件は堅調に推移)